寺院建築−禅宗様
余談ですが東大寺では「子院」でなく「塔頭(たっちゅう)」、「御影堂」ではなく「開山堂」(か |
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「地蔵堂(正福寺(しょうふくじ))」は東京都で唯一の国宝建造物です。国宝で「地蔵堂」とい |
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「尾垂木(青矢印)」は |
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和様では「組物」は柱上のみで柱と柱の間・柱間には何もないかあるいは間斗束ないし蟇 |
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禅宗様では「頭貫(黒矢印)」の上に「台輪(赤矢印)」が来るので「頭貫木鼻(青矢印)」の上面は平らになります。緑矢印は「台輪木鼻」、紫矢印は「粽」です。 |
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「安楽寺」は長野県別所温泉地にあり家内が長野県岡谷市出身ですので撮影を兼ねた旧婚 |
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「花頭窓」の筈ですが |
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柱間が狭い三重目ま |
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「清白寺」は一面甲府の葡萄畑の中を車がやっと通れるくらいの畦道を200bほど走り右 |
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中央間(分かりやすいように黒色に |
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花頭窓・文様が優れた桟唐戸・木目が美しい柱 |
裳階は一軒の疎垂木です。 |
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「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」は特急停車駅JR高岡駅から徒歩10分という恵まれた環境にあり |
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総門を潜り「山門」への参道の両側は、植え込みも無く玉砂利を敷き詰めた庭園です。参 |
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親柱の頂部に逆蓮(さかばす・ぎゃくれん) |
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山門から西に向かう「閉鎖式回廊」、床は四半敷 |
面白い形をした蟇股と繰型のついた |
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回廊内は緑の芝生庭園で仏殿以外は優美な灯篭がぽつんと建つ珍しい光景でした。東大 |
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国宝の「仏殿」に自由に入れるのはここだけです。 |
つい最近まで、住宅にも縁側、濡れ縁があり、そこで知り合い同士が雑談に花を咲かし、 |
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柱の素材は「桧」ではなく「欅(けやき)」で、「欅」は木目が美しいので装飾材としても使わ |
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「法堂」は古都奈良で言えば「講堂」にあ |
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「安国寺」は人々の注目を浴びております飛騨高山、白川郷の近くにありますが、俗世界か |
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「永保寺(えいほうじ)」は先述の「安国寺」と同じ岐阜県に存在いたしますが南と北に懸け離 |
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国宝の「開山堂」としては貴重な遺構です。鬱蒼とした林に囲まれた聖地に造立されて |
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「善福院(ぜんぷくいん)」は「長保寺」と同じく和歌山県下津町にあり周囲がミカン畑です。 |
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上層の白い部分は木部の白塗ですが裳階 |
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「不動院」は広島市内に位置し
ますが人影も少なく境内は静まりかえって親子連れが砂 |
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「禅宗様」では上層は「扇垂木」、裳階は「平行垂木」が原則であるのが裳階も「扇垂木」です。 |
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軒下の賑やかな装飾彫刻物 |
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「功山寺(こうざんじ)」は先述の「不動院」と同じように改称されたとのことです。奈良で |
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