◎インレー湖

  インレー湖では、我々が4人しか乗っていないボートに、地元の人は19人も乗っ
ている。この地方だけ自国通貨のチャットでお土産が購入できる。 

 インレー湖地方では、女性の評価は顔でなく、足元の美しさで決まると言われてい
るのに、夜のショウでの若い女性の履物といえばサンダル、草履などのまちまちで素
朴そのものである。 

  ホテルには自家発電設備を持っているので、停電の心配なしとのことであったが、
夜中に突然の停電があった。懐中電灯・電池を探し、苦労して明かりを得る。しかし
懐中電灯を持たれない方は真っ暗の中、トイレに行くのにも相当苦労されたようである。


 インレー湖の漁法

履きものはサンダル、スリッパ

 


●ファウンドーウーパゴダ
 


13マイルの船旅で到着したパゴダ


  お参りに来た人たちの寄進の
  金箔によって仏像(5体)は球
  体になっている。女人禁制

 


●ガペーチャウン僧院                            


   輪くぐりの猫で有名である。親猫を訓練
 したら、子猫は自然と真似するとの事


 宝冠仏で、王様が即位式に
お祈りするとの事? 


 

●カゥンダインの首長族

金属の首輪をしているのは村でも極少数の人だけとの事

 最後にバガンの遺跡は日本で言えば平安時代の作であり、私みたい奈良の仏教美術
にしか興味を持たない者には少し不満であるが、鎌倉時代よりは古いうえ、日本の国
宝建造物の多くが近世の建造であることから見ると、一般の方なら大いに感動される
事間違いない。

 現在は日本語のパンフレットもなく、日本で発行された書籍を販売している。当然
日本で購入するよりは高い。

 写真はヤンゴン国立博物館でもOKのようにバガンの遺跡でもOK、しかも手に触れる
ことが出来る。これも観光客が多くなれば、日本語のパンフレットも出来る変わりに
手で触れることも、美術作品の総て、しかも細部など好きなように撮影することも出
来なくなるだろう。 それに世界文化遺産に登録申請すれば、時間も置かずに登録さ
れること間違いなしです。そうなれば見学もますます制約されたものとなる。

 私は来年もう一度中国の敦煌石窟は行ってみたいと思っておりますが、敦煌石窟の
ようにカメラの預かり賃を取られた上、カメラ持ち込み禁止となるのは必然です。そ
れだけに仏教美術に興味ある方は今がチャンスだと思います。それと私は1日の滞在
でしたが、せめて2日間はほしいものです。