右側の笛は、尺八と言う楽器です。
尺八の大きさ(長さ)は色々あります。
一番標準的なものは、1尺8寸(54.54cm)と
1尺6寸(48.48cm)の長さの尺八です。
材質は真竹と言う種類の竹です。
日本には、淡竹(破竹)、真竹、孟宗竹の竹が広く
国内に分布しています。なぜ、その中の真竹だけを使うのか、
何故だか解りますか?一度調べてみて下さい。.
最近は、樹脂や木製の物も売られています。
尺八の正面に4孔、後ろに1孔の指孔が明いています。
吹き口は管の上です。吹き口は”歌口”と言います。
歌口には水牛の角などの、水分に強く丈夫なものが
はめ込まれています
江戸時代には、普化宗と言う団体の虚無僧達が
尺八を法器として独占していましたが、明治になってからは、
誰でも吹けるようになりました。