NPO

『独立行政法人福祉医療機構長寿・子育て・障害者基金助成事業』
平成21年度摂食障害者回復サポート人材育成事業

◇NPO法人 心ざわざわ Top<人材育成事業
平成20年度事業報告
○メール療法、個人面談、家族面談で心のサポートを実施。克服ヒント冊子と関連資料の配布、メールマガジン配信や5〜10名での摂食障害講習会で、心のサポートおよび心のケアに関する情報の提供を実施した。法人事務所を開放して2回親睦会、自助グループを発足支援し、活動をサポート、母親の会を発足、またレンタル室、喫茶店およびカラオケルームで、グループ集会座談会を開催した。
○電話、メールや直接訪問での問い合わせ、無料メールフォーム利用、メール療法(フォロー者含)、無料フォロー面談と初回面談、講習会参加、冊子や資料配布、親睦会とグループ集会での、年間での総数約30,000件。会員、面談利用者と講習会参加者は、メール療法、面談や冊子・資料配布と集会参加は無料。
○会員184名(平成21年3月31日)
○収入726,350円・兵庫県のS様より、寄付金250,000円。支出972,957円。次期繰越収支差額3,343円
平成21年度、事業概要
平成20年度の事業を継続し、新たに、摂食障害回復過程者をサポートし、回復サポート側の人材として育成する。
回復過程者とその家族、潜在者とその家族や心のケアに関わりのある方や一般の方に対して、摂食障害の説明、回復へのサポートと回復者の人材スキルアップの研修を提供する。安心と安価と長期継続を目的に、サポート人材を増やす。窓口を広げて「セミナー」「ヒント冊子や資料の無料配布」。当事者同士、家族間の交流の場を定期的に提供。専門家による「セミナー」「養成講座」を提供。
摂食障害者回復サポート人材育成事業
1 実行委員会の開催
1)設置目的 事業実施にかかる課題の把握、検討および事業の進捗管理
2)委員構成 委員長 特定非営利活動法人心ざわざわ理事 委員 特定非営利活動法人心ざわざわ理事5名 同会員3名
3)委員会開催時期 年12回開催
2 摂食障害セミナーおよび関連の学術会、セミナーについて
1)対象者  @特定非営利活動法人心ざわざわの会員であり、摂食障害回復過程もしくは回復者である。もしくは、その家族であること。 A摂食障害講習会に定期的に参加し、将来、何らかの形で、摂食障害回復サポートに携わっていく意志のある者。 B摂食障害関連の学術会、フェスティバルやグループ集会に参加でき、また自己向上のセミナー参加費一部負担、セミナー会場までの交通費など経済的に無理がない者で、家族または主治医などの許可を得た者。 C特定非営利活動法人心ざわざわの利用規約を承諾している者。
※摂食障害講習会は、摂食障害に関わるすべての方が参加できる。ただし、参加が好ましくない者は、理事長の判断で断ることができるものとする。毎月2回開催、2時間、定員8名まで。
2)摂食障害セミナー開催 @回復サポート側の人材として育成する。 A摂食障害講習会助言者として参加。教材や物品の貸し出し。 B開催日、場所 a大阪カウンセリングサークルワイズ、毎月第1と第3日曜、2時間。 b神戸、6,8,11,2月に開催(平日予定)、3時間。 c毎月第2土曜の自助グループの集会後に1時間。子供同伴参加許可 d毎月第1土曜の家族の会および毎月第3もしくは第4日曜の勉強会後に1時間。 e東京、9、3月に開催、3時間。8月17日芦屋セミナーに変更。
3)摂食障害関連の学術会、フェスティバル、講演会に参加、北陸地方、関東地方の家族の会および自助グループに参加。
4)アートセラピー、箱庭療法や各種セミナーの参加、カウンセラー養成講座の受講を提供する。@カウンセリングサークルワイズの協力を得る(会場、講師、受付) A一般に開催されている各種研修および通信研修を受講。
3 回復サポートと潜在者への働きかけ
1)対象者 全国の会員、家族もしくは摂食障害に関連のある希望者 @冊子「摂食障害回復アドバイザーからの贈り物」、講習会資料やアンケート調査資料の無料配布。1,000部作成。郵送可。 Aメール日記療法、個人面談・家族面談やカウンセリングを提供。 B自助グループおよび家族の会への定期的な参加を提供。
2)摂食障害セミナー教材としての冊子を製作。摂食障害に関連する書籍の貸し出し(自助グループの協力を得る)。郵送可。
4 懇親会、交流会を企画、実施
1)対象者 全国の会員と家族もしくは摂食障害に関連のある希望者 @5月10日、10月11日、12月23日に、イベントを企画。法人事務所もしくはレンタルルームで食事会、情報交換の場を提供。 A第3日曜もしくは第4日曜の摂食障害セミナーと講習会日に、情報交換のための交流会。大阪のレンタルルームで行う。子供同伴参加許可
5 アンケート実施、皆様の声を資料として提供
1)ホームページ、ブログおよびメールマガジンで随時回答を募集。チラシや情報誌で呼びかける。@これだけは言われたくない言葉、言ってほしい言葉 A思ったまま、感じたまま、そのまま言っちゃおう B手紙・あの人に自分に、そのまま伝えたい言葉 C生き辛いと感じること、こういう場所がほしい D次の項目の中から当てはまるものを教えてね(33項目) E自分の喜怒哀楽を知っていますか?
2)定期的に資料としてまとめて、会員や希望者に配布。
6 報告書の作成 事業の成果をとりまとめ、関係者に配布。作成担当者、3名。
7 備品購入
1) 事業の告知、広告および宣伝、受付業務や資料作成用のためにパソコンを購入する。
2) 自己向上および実習指導用に箱庭療法一式を購入する。
平成22年度計画
摂食障害に関わるすべての方を対象に、「繋がり」をテーマに、イベントを平成22年6月もしくは7月に開催予定。

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