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諸々の執着を捨てて、今を自分の足で歩くこと、全てを知ること、それが自立ですね。心が大人になる喜びとは、精神的な成長の段階で、健康的な自己愛を育てるのですね。認めなくていい、受け入れなくていい、知ることが、まず一歩。今を知ることです。今の自分を知ることです。

◇NPO法人 心ざわざわ Top<心が大人になる喜び

今を見つめてごらん
○今、この瞬間を、今大事にすること。
○今、できることを、今始めること。
○今、できたことを、今褒めること。
○今、感じたことを、今言葉にすること。
○今、目の前の自分を、今知ること。
○そして、
 今のそのまんまを、すべて受け入れること。
あなたって、本当に素晴らしいんですもの。
心が大人になる喜び
自立とは、諸々の執着心を捨てることから始まりますね。 身体は発達したので、今度は心の成長の時期ね。ちょっと真面目だったので、ひとつずつなのよ。そう考えながら、歩き始めた頃に、生きるのが楽になったように思います。食べることは生きるための基本的な行動ですね。息をすることと同じで、無意識に行なっています。食べるという行為が、本来の目的と違う方法で習慣になってしまうと、無意識にその行動が生じますね。食べることで悩み続けていると、その行為ばかりにとらわれてしまいます。過食などの行為は、その方のある一部の症状であり、自己治療ともなっている場合もありますので、本当に大切なことに目を向けていく必要があります。過食の儀式というか習慣になっているものは、自分で思い込みを作ってしまうので、まず本来の目的と本来の感覚を、一から学ぶことです。無意識の行動を、意識してみることです。やがて本来の習慣が身に付くと、過食は止まります。もちろん時間はかかります。そこで無意識に返してあげるのですね。
また、過食という状態が、日常生活でのストレス発散の代償行為となっていることが多くあります。自分で自分を治療しているのですね。私は、初めから過食を無理に止める必要はないと考えるタイプです。まず、ストレスを発散しているのならば、そのストレスの原因をみつけ、ストレスを軽減する方法を考えます。その後、その代償行為を、他のもので探してみる方法が自然だとも感じています。あるがままということを、まず考えてみると、過食やその他の行動は、自分が行動をしていることであり、しんどい、不安だ、嫌だという感情は、自然な流れで感じるものであると理解ができます。今、何に対して不安なのか?を考えてみると、「食べるのをやめたい、痩せたい」との言葉よりも、もっと大事なものが浮かんできますよ。コントロールをしないでいいものを探してみましょうか。理想ではなく、現実の中で、何かを手にしましょうか。
「何かわからないけれど、不安です」とおっしゃる方は、その不安を通して外界を認知してしまうことがあります。すべてか無か(all or nothing)の性格は、劣等感やネガティブ心性から、破壊的行動にでることがありますね。健康的な自己愛が育っていないと、現実感がわかりにくく、しがみつきと見捨てられ不安があると、拒絶されないように、人間関係を作らないように自ら調整してしまいますね。依存しやすいと、相手に100%を求めてしまい、100%でないと攻撃をしてしまうという状況もみられます。心を閉じると、心は萎縮してしまいますので、無気力・無感動となったり、 忍耐力・耐久力・持続性も低下してしまいますね。とっても繊細な心の動き。心って素晴らしく透明で、美しく感じます。あなたの心も素晴らしい輝きを秘めているのですね。
ここで大事なのは、だからどうする?なのですね。「相談したい」とメールをいただいた時が、まず一歩ですね。そこで、「治るでしょうか?」ではなく「治したいので、アドバイスをください」とおっしゃてくださる方がほとんどです。私が『心には自ら癒す力がある』で語っていますように、過食のサイクルから抜け出せない方は、自ら自然治癒力があるのに、上手く利用ができないのですね。そこで、セルフコントロールができるように、羅針盤が必要となります。ただ、症状が出る前は、セルフコントロールが完璧過ぎるほどできていましたね。その状態が過酷だったと体が心が覚えています。ここからは、まったく方向を変えて気軽に、コントロールしなくてもいいものを増やしながら、過去にとらわれずに、これからどうするか、今どうするかを考えていく習慣をつけていきましょう。表現は硬いですが、その方向性を指示して、遂行していく者の存在、私は、これをフィードバック係りと呼んでいます。その存在により、その自然な力を引き出して、精神的な成長の段階を体験して、リフレーミング効果で、前向きな生活へと、自らを進めていくことが必要ですね。
フィードバックとは、外に向かって与えた情報が、自分に向かって戻ってくることをいいます。もともとは電子工学からきた言葉ですね。そのフィードバックを、上手に使いましょうか。一つは、他の人の価値観や世間一般とよばれるものからのフィードバックですね。これは、情報ですので、自分をみつめる参考書にします。そして、自分からのフィードバックです。これは、もちろん前向きとよばれる言葉と笑顔ですよ。心ざわざわでは、森田療法とリフレーミングで、あなたのフィードバック係りをさせていただきます。悟りを開いたわけではありませんが、自分という存在に興味があり、これも、ここも、あれも、自分が丸ごと大好きで、自分が楽に生きるために、自然に逆らわず、しかも合理的な動きをすることが癖になっているフィードバック係りです。人それぞれですので、それぞれの価値観で、一喜一憂することもありません。楽しいことは多いほど幸せですし、笑顔が一番の自慢です。自分とまっすぐ向き合う時間を重ねるごとに、自分のことが、どんどん好きになっていきます。いろいろな発見があり、感動しますよ。自分って素晴らしい。ガツガツしない生き方を実践していますので、本当に大事なものを掴んでいます。これがあるから、幸せを感じるんだと確信を持っています。とっても大事なものです。すべてに、おかげさまでありがとうなのですよ。
本当に大事な事を
日常生活をきちんと送ること。 小さなことを、毎日コツコツ続けることで、日々の達成感が生まれますね。現実をきちんと生きることですね。宿泊でご一緒くださった方で、お気づきになられた方も多いのですが、私の合理的な動きと考え方は、基本は「自分が楽をするため」であり、コツコツを大切にしています。小物でも何でも、日々使ったものは、使い終わったら、必ず元に戻す。これは、次に使う時に、自分が楽ですね。床に水が落ちたり、水周りが汚れていたら、気がついた時点で掃除をする。これは、長く考えてくださいね。水はカビが生えたり、物が腐ったりしますね。家が傷みます。すると将来修繕にお金がかかりますね。これも自分が楽ですね。今、10分間ある。この時間にこれをしておこう。これは、後ですべてをしようという無茶は避けられますね。今することで、後の時間に余裕が生まれますね。ハプニングがあっても対処ができますし、余裕でゆっくり寛げますね。
内面の美しさ。 ご存知の方もおありでしょうが、我が家は、背もたれの椅子、寛げるソファーや畳の部屋はありません。テレビもありませんので、日常生活での視野は、かなり違いますよ。そして、これらの何気ない行動は、急にかしこまった席に出ましても大いに役に立ちますね。 きれいにお化粧をして、素敵なお洋服を着ていても、品の良さや日々を大事にしている生活が、にじみ出てきますね。ちょっとしたことですが、このちょっとしたことが大切だと思います。古いな〜とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、最低限の礼儀作法は身につけておきたいですね。挨拶の仕方、「手伝いましょうか?」の一言や靴を揃えるなど何気ない仕草が美人度をアップしてくれますよ。外見のスマートだとか美人だとかに拘っていると、内面の美しさが出てきませんよ。今日から、拘ってみませんか?内面のスマートさと心の美人に。
笑顔は何よりのお洒落。 心の底から笑うと、すべてが楽しくそして美しくなりますよ。ほら、視線を伸ばして、視野を拡げていきましょうね。あなたの笑顔、とっても素敵ですよ。
自然体で生きること
「もっともっと」を「これで十分です。おおきに」って思うことができるようになったのは、いつだったかしら? 今、自分が持っている宝物を、しっかり磨くことが幸せだと感じ始めたのは、いつだったかしら? 余裕という言葉と余分という言葉の本当の意味が体得できたのは、いつだったかしら? 当たり前を捨てる智恵がフル活動し始めたのは、いつだったかしら? そして、本当に大事なことが分ったのは、「おかげさまで、ありがとう」の穏やかさが芽生えたからだと思うわ。 今、素直に、「生きている自分がいる」ことに感謝なの。
今日は頑張らなくていいよ。 頑張る=我を張るなんですよね。80%一生懸命が、いちばん美しいと私は感じます。ハードルを低めにして、ゴールを、今、現状の中で決めていくことが大切ですね。誰のために頑張るか?ここです。頑張る経過を大切にね。結果ばかりに目がいくと、達成感も半減しますものね。普通っていうのは、頑張るときも頑張らないときも、怒って、泣いて、笑って、眠って、息をして、食べて・・・ということです。私は、自然体に生きているので、頑張らないし、そのまんまだし、なるようになるさって思っています。何とか生きているからいいかな?って思っています。

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