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その時折に感じるものは、自分が感じるものですので、そのまんま感じてくださいね。摂食障害やもろもろの症状の回復者だからこそできることをコツコツと。あなたをこっそりとじんわりと愛します。

◇NPO法人 心ざわざわ Top<回復者だからこっそりとじんわり愛します
自分と向き合う
コントロールできないこの過食の衝動は、今すぐには止まりませんね。自分自身で過食という行動を意識をすることで、自分自身が自分と向き合ってみて、なぜ過食の衝動が起きたのかな?と、その原因を探して、それを見つめることができます。その中で、どうしたらいいのかと考えることができますし、どうしようかと工夫が生まれます。自分と語り合うことは、自分から逃げないことですね。自分と向き合う、この繰り返しです。考え、工夫、行動、修正、繰り返しながら、自分に心地良い答えを、自分自身で出していくことですね。また、今を生きていない、現実を見ていない方は、過去に執着して、未来を不安に思いますので、どうしても「もっともっと」の気持ちが強くあります。満たされる状態を体感していますか?心も体も脳も飢餓状態では、満たされるラインが分らないままで、いつも不満を抱えてしまいますね。十分ですよって、心が体が脳がOKサインを出してくれないようですね。不安なのでしょう。安心感を体験したことがないのかもしれませんね。安心感が心に溢れると「歩いても大丈夫」の感覚で、余裕が背中を押してくれますね。じゃあどうしたらいいの?そうですよ。今から、自分の心に自分自身で安心感をプレゼントしてあげましょうよ。優しく温かく、どーんとゆったり構えた母親が見守る中で、いろいろな体験を通して、成長していく子供の姿を思い浮かべてください。「大丈夫だよ。そのまんまのあなたで、ほら、やってごらん。初めてなんだからできなくてもいいのよ。お母さんがここで見ているからね」と、「出来たね。がんばったね。えらいよ。素敵よ」って。自分自身と自分の関わりの中で、少しずつ階段を上っていく自分がいます。小さな小さな達成感を味わって、満足のラインを味わってみてくださいね。焦らずに。ゆっくり。少しずつですね。そう、その瞬間瞬間のあなたのまんまで、じっくりとね。
堂々とざわざわ
摂食障害が自分の中から消え、その存在に不安がることがなくなった時から、この摂食障害・過食症の悩み相談心ざわざわの看板を掲げるまで、10年。いろいろな葛藤が渦巻きました。今こうやって、堂々とざわざわとやってられるのは、本当に大切なことが体得でき、捨てるものを捨てて身軽になったからだと感じます。心ざわざわは大きなことはできません。ただ出逢ってくださった方々を、こっそりとじんわりと愛することができると強く思っています。自分が体験したことをベースに、本当に望んでいたことを思い出しながら、少しでもそれらを叶えることができる場所でありたい。これからも小さなことをコツコツと進めていきたいと感じています。
「素」でいること
何かに悩んだとき、ふと立ち止まり、さて?どうしようか?と自分に尋ねてみましょうよ。 自分の一番近くにいつもいてくれるのは、自分ですものね。無理のない解決策も、そのまんまの放置も、どれがいいかは、自分だからこそ、分かるんですよね。その時折に感じるものは、自分が感じるものですので、そのまんま感じてくださいね。そうですね。人って、感情が流れるから、人間になるんですよね。大きく揺れながら、その揺れを楽しむことです。考えるより、流れに任せることで、揺れに逆らわず心地良いリズムが作られるんですね。楽しんでください。そうそう無理はしないこと。心地良さを感じながら。
今の等身大の自分で、今を感じ、今を動くことができると、とっても心地良いですね。あるがまま、そのまんま。それが自分。今日と明日、昨日と明日。自分の感情は変化するものです。変わって、換わって、替わって、当然ですし、一つに執着しないで、幅広く対応ができるようになりますよ。とっても素晴らしいと思いますよ。
「今日は、心の引き出しを一つ一つ整理してみようかな?ぎょーさん引き出しがあんのに、ずーと開けもせんと、ほったらかしやったわ。あ、こんなんあったんやな。ほ〜これいいやんかっ」今、必要か必要でないかをじっくり見つめながら、必要でないものは、捨てようか?それともしまっておこうか?と考えて、新しい空間を作っていくことですね。引き出しの中身は80%くらいで、いつも余裕を20%。何でもどうぞっていう感じですね。余裕があると、いろいろなことを受け入れて対処ができる自分がいます。今の自分にピッタリ合うものがあるんですよね。それは、明日は合わないかもしれないけれど、今はピッタリなのね。
「私って、こういうところもある」って、蓋をあけてみましょう。そうそう「嫌な自分」って必ずあるんです。その「嫌」も自分の感情ですよ。「私って、こういう感情もあるのね、そうか〜」って認めてみる。認めるというのは、嫌である感情を認めるのですね。知ることですよ。蓋をしていると、見ないように触れないようにしていても、それらは目立とうとします。さりげなく共存して認めていると、客観視ができますね。嫌なことは嫌でいいし、したくないことはしたくないでいいんです。とっても正直です。とっても素直です。「素」でいることは、何かの上乗せではなく、本当に必要なものを受け留めることができますね。もちろん、今したいことがないときもありますよ。でも今するべきことはあるんですね。ほら、生きるために、息をしています。素晴らしいですよ。これが原点ですね。自然に生きることですよ。そのままを受け入れると楽ですね。今をみてごらん。今の自分でやってごらん。
自分を確立って?アイディンティティの確立って?とっても難しい言葉ですね。自分を大きく捉えて、その中のいろいろな自分を丸ごと自分だと認めて、それが自分で、他の人とは異なるんだなと分ることですね。自分の丸ごとの中身が、すべて自分の財産で、自分の味方なんですよ。この感覚は、時間が味方してくれて、どっしりと自分が根付くんです。母親とは関係のない、自分の根を自分で付けます。これが自分の確立となりますね。
心地良い季節。心ざわざわと何かを始めたくなりますね。思考が活発になり、それ以上に行動も活発になると、バランスがとれて、自分の心と身体が喧嘩をしなくなります。仲良くしています。自分達。ゆったりとした自分らしさの枠の中で、とっても仲良くしています。笑顔でね。
これぞ人生
自分の瞳で生きていこうね。自然は、ほんの少しのことで満足しているのね。その自然が、うれしい。ありがとうね。
「厳しさ、困難を乗り越えたからこそ」今、それをしようとされているあなた。素晴らしいと思っています。厳しいです。辛いもんです。時間がほしいです。だからこそ、学ぶことがたくさんありました。だからこそ、今があります。ゆっくり進むことです。モヤモヤを抱えて歩くことです。一歩踏み出す。その次の一歩は、その踏み出した後に考えたらいいんですもんね。
あなたはお祭りが好きですか?踊る側?見る側?理屈ぬきで面白いという表現がありますが、人生も同じかもしれませんね。「めっちゃ、しょーもなぁ」と「ええことあらへんかな?」これでは、人生の面白さがわからないでしょう。しょーもないなぁと思っていても、動いてみることですね。踊ってみると、その醍醐味を体験できるかもしれませんね。固定観念を柔らかくしてみてくださいね。決め付けないで、行動してから、自分の感性で判断してみましょうよ。
「毎日春有り」瞬間を感じることが春だと思います。過去に執着して、未来を不安がるよりも、今を感じることが、春なんですよね。あるがままの自分。これこそ春というべき姿でしょう。瞬間を生きている。これぞ人生なのですね。
「朝々日は東より出で夜々月は西に沈む」当たり前の日常。揺るぎない真実なのですね。しっかり当たり前を感じてみてくださいね。答えはそれぞれの心にあるのですね。

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