摂食障害は、行動の病なのですね。摂食の病ではなく、繊細な心の奥の戸惑いなのです。ご本人の一部に摂食障害がくっついているだけで、ご本人と摂食障害は分けて考えてくださいね。素晴らしい個性を持つ一人の人間なのです。自分を探そうとして、自己愛的、倒錯的、嗜癖的そして反社会的なパーソナリティが顔を出しています。大人になろうとして、もがき始めた証拠なのです。 |
症状も回復過程も、それぞれ個性的です回復のラインは、パーソナリティ・スタイルを作り、心が大人になることです。@ 時間が必要 A 体得していくこと B コミュニケーションの工夫 今を見て、今できることをしていきましょう。そのために、まず、今を知ってください。ご自分の感情を知ってください。 心の奥の感情を知ることが、まず一歩です。感情に浸ることも大事です。@ アイメッセージと独り言 A できないことはできないと素直になる B ひとりで抱え込まない C 闘わないで、共存する、今の自分と手を繋ぐ 心の扉をノックする心の事実を知っていき、同時に外界の事実も知っていくこと。 視野を広げるために、同じ悩みを持つ方と語る時間とそうではない方と語る時間をバランスよく持つことは、大事ですね。@ 当たり前は何もないよ。意識生活をしていこう。 A 私は私。あなたはあなた。親は親。 自分の足元の豆を拾う@比較しない余裕。焦らなくていい、諦めないで、ゆっくり、そのままがいい。A捨てる勇気。妙なプライドが、回復過程を邪魔するの。 B期待はいらない、言い訳は勿体無い、人のせいより、自分に嘘をつかないことね。 今、自分が、どうしたいか?を感じること感情に間違いというものはありません。どんな感情を抱いてもいいのです。その感情を抱き、たっぷりと感じて、放置する。そして、行動すること。すっきりしない曇り心やモヤモヤ心を抱えて歩くのが円熟した人間なのです。○親御さんの立場で・・・ ○ご本人の立場で・・・ |