摂食障害 専門サポート NPO法人 心ざわざわ

摂食障害の苦しみを理解してほしいとは思いません。ただ、知識として知ってもらえたら十分です。
癌の痛みは分からなくても癌が痛い病気だと皆が知っているように、
摂食障害の苦しみは理解できなくても、苦しい病気だと、意識だけで治るものではないと。
ただ知ってほしいです。

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ただ知ってほしいです
周りの人は「食べれば治る病気でしょ」と思うかもしれません。でも「食べる」ということが摂食障害で悩んでいる人には一番難しいこと。外出すると、周りの人に、初めて見る動物を見るような目で見られます。慣れましたが、悲しいです。涙が出そうになったこともあります。動物園のオリに入れられているような気にもなります。病気になってから笑顔が消えました。笑ったこともありません。幸せを感じたこともありません。辛さを理解して下さいとは言いません。でも多くの人に、少しでもいいから、こういう病気があることを知ってほしい。「食べる」ことは、動物の生まれもった行為。生きるには、決して欠かすことのできない行動。飽食の時代。食べたいものは、何でも手に入る。これから摂食障害で苦しむ人は、増えると思います。お母さんのように摂食障害について勉強し、まるで自分のことのうように苦しみを理解してくれる人はいます。でも、やはりこの辛さは、実際に病気で苦しんだ人にしか分かりません。見た目で分かりますが、友達にさえ摂食障害という言葉を口にしたことはありません。過食嘔吐を繰り返す自分を愛していますが、そういう自分を周りには知られたくないのです。私もいつかリカさんのように、病気の真実を伝えられたらと思います。私に本当の笑顔が戻ったとき、きっとお母さんの笑顔も本物になる。親不幸な娘ができる親孝行は病気を治すこと。
私はよく映画やドラマを見ますが、最近、摂食障害がよく出てくるのに驚きます。昔は、摂食障害イコール拒食症でガリガリなイメージでしたが、最近の映画では、リアルに食べて吐くシーンがあります。過食症のドキュメントや過食症が嘔吐物を不法投棄して逮捕された事件など。患者が増え続けている事実。摂食障害は、ずんずんと身近な物に迫っているので、嫌でも世間に知れ渡る事になるんじゃないでしょうか。りかさんの受けた以前の取材で、その内容があまりに理解されておらずびっくりしましたが、これは世間に浸透する第一歩とも言えると思います。最初はみんな興味本位とか理解できない視線を向ける。でも、そこで専門家を訪ねて正しい知識が少しずつ広まる。だから、とっかかりは何にしても、やはり最初は注目される事が始まりですよね。勘違いや的外れな色々な目で見られて本当大変だと思いますけど、チャンスです。150人がりかさんの背中をグイグイ押しています。いけぇ〜!ね〜さん頑張って!そこをもう一押し!なんて言いながら、皆で応援しています。先入観があるし、私も以前そうでしたが説明聞いても自ら食べて吐くなんて?じゃ食べなきゃいいだけじゃんって思うのが普通なので、手強いです。だからコツコツですよね。摂食障害の苦しみを、理解してほしいとは思いません。ただ、知識として知ってもらえたら十分です。癌の痛みは分からなくても、癌が痛い病気だと皆が知っているように、摂食障害の苦しみは、理解できなくても、苦しい病気だと、自分の意識だけで治るものではないと。ただ知ってほしいです。
こういう病気があるということ、心の病気だということ、自分でコントロールができないこと、辛くてどうしようもないこと、どうしたらいいのかわからないこと。知ってほしい、病気だということ、それだけです。ただそれだけです。
りかさんの言葉ってマジック
りかさんの話や摂食を克服した方の話を聞いていると「私って今すごい経験してる?」「普通の人が経験できないことしてる?」と、ふと思いました。卑屈になって投げ出したり、逃げたり、嘘ついたり、楽な方へと流れるまま流れてたら結局自分を見失った。仮面が当たり前になってしまった。こんなこと言ってる自分は、まだまだだなぁって感じるんですが、自分ってこんな人間なんだって、胸張って言えれば、OKなのかなって。
メール療法で一番初め、自分の長所を何でもいいから探してメールしてって、りかさんが言っていた意味が、どうしてそれが大事なのかがやっと、今わかってきた気がします。ノートに50個、自分の長所を書いて来てって言われて、私はその時、何も考えず、「あっ、自分の長所を50個か。宿題だな」程度しか思っていませんでした。自分探しのために、バラバラになったパズルを集めるための課題なんだってどうしてわからなかったんだろう?りかさんはどうして答を教えてくれなくて、自分で考えてって言ってメールを終わらせて しまうんだろう。私はその時は「わかりました。がんばって答を見付けます」とか、そんなメ ールしか送ってなかったんじゃないかな?そして少し悩んで、わからないままほったらかしてました。第3者の目から見ると(視点を変える)怠け心が、見え見えのような気がします。これから私、立ち止まった時、第3者的な立場に立って、自分を見つめてみようかなと思います。だって自分ってまだわからないんだもの。
今少しだけ、りかさんマジックのタネがわかりかけてるのかなぁ?(笑)本当に、りかさんの言葉ってマジックですよ。初期の頃の人にとっては。頭が食べることばかりで回らないから、自分で考えることの大切さなんてわからないですもの。今だから言えますけど、出会って初めての時ってりかさんって?ハテナ?ハテナの人ですよ。りかさんは、私たちに魔法をかけて、それを解くのは、それぞれの自分なんだって思います。だから十人十色で回復期間や過程が違うんだよなーって。
人との関わり
@摂食障害との付き合いの中で、一番「生き辛い」と感じることは?
人間ではないような行動そのものが、辛い。症状を知った周りの人に、まるで極悪人か狂人のように扱われること。
世間に知られないようにびくびくすること。そして、それゆえに余計に自信をなくしてしまい悪化したり助長されてしまうこと。
人と親密な関係が築けないところ。
仕事でも遊びでも他人と時間を共有するということは「食」が欠かせないものとなる。その中で自分は普通の人が何も考えずに食べている物が食べられないことが多い。それを指摘されること、言葉には出されなくても、どう思われているかということを考えると罪悪感を感じる。
毎日食に振り回されること。自分の意思で食がコントロールできないこと。食べ物が溢れる町に出るのが怖いこと。
人目を避けるように、会食やお付き合いを断って、どんどん孤立していく。
コントロールできない自分が信じられないこと。信じるということが分からない。
人との距離が保てなくて、極端な付き合いしかできない故に、寂しさが募っていく。
嫌われるのが怖いので、誰にでも良い顔してしまう。後で自分がしんどくなるのに。
体にもすごく負担がかかって、お金もすごく費やして生きているのが辛くなるくらい追いやられたりするのに症状を止めることができないこと。
居心地のよさが人と違うこと。普通の人が感じる幸せを素直に受け入れられないことですね。あーお腹いっぱい。おいしかったごちそうさま。ができない。もっともっと。これは何に対してもですが、人からほめられたい。1回ほめてもらえたらもっともっと。過食嘔吐が習慣化するように、人に求めすぎる、期待しすぎてしまうことも習慣化してしまいます。当然心がしんどいですし、答が返ってこなければ不安になり、え?どうして?と、不安になります。こんなにがんばってるんだよ。もっと私を見て。そうした自分があらゆる面でチラチラ顔をだします。いつも注目していてもらいたいんですね。かまってもらいたいんです。自己愛が強い。着飾る自分が辛いです。自然に生きることほど居心地がいいことはないです。
食べたいと思うのに、それを言葉に出来なくて、食べられない時。母が愛情込めて作ってくれた料理を見た時に、過呼吸を起こしてしまった時。道を歩いてて、変な目で見られる時。
好きで食べているわけではないのに、誰もわかってくれない。


A世の方々に、摂食障害は、本当はこうなんだよと伝えたいことは?
ダイエットがエスカレートしてなる、と言われます。もっと深く苦しい心の病気だと分かって欲しい。そしてあなたのすぐ側でパックリと待ち受けている病気なのだと。
「病気」であること。がん患者に「醜い」という目を向けますか? 同じ「病気」であるということ。
自分の意識で症状を止める事が不可能な事。
過食の本当の怖さ、恐ろしさ、辛さをわかってほしい。甘えじゃない、弱いからじゃない心を満たすことが上手くできないだけ手助けは悪いことなんかじゃない。いつでもいつでも助けてって叫んでいるってわかってほしい。
我慢しないから、意思が弱いから、贅沢だから、わがままだから、と言われてきました。食べたくないのか、食べたいのか、それも分からない、空腹も満腹も感じない。ただただ寂しくて怖くて、自分でも分からないんです。
確かに意志が弱いのかもしれないけど、病気だと認識して治す為に一生懸命な人もいるということ。ホントに怖い病気だということ。
寂しがり屋な人が多いと思います。かまってほしい。見ていて欲しい。自立できない人が強がってギリギリの所で踏ん張っている感じがします。もろくて繊細な心に針をつけて(飾る)かっこつけてる。パッと見た感じは、普通以上に強い人間、または一人でも生きて行けるような力を持ってるように見えるかもしれません。しかしそれとは裏腹に誰よりも頼りたくて、寂しがり屋で、傷付きやすくて、はかない人なのかもしれません。
無理しているのです、いろいろと。
食べたいのに食べるのが怖い。食べた後に恐怖心が出てくる。食べたくないのに無理やり詰め込んじゃう。吐いてまた食べる・・不安定な気持ち。本当は皆と一緒に食事がしたい。
食べたい、でも食べたくない、本当は食べることが大好き、でも食べ物が敵に見えます。


Bこういう場所がほしい、こういう企画がほしい。
あなたやあなたの大切な人が、ある日突然症状がでるかもしれない。この病気になって十年、環境のせいにしたことはなかった。私の意志の弱いのが悪い、私の考え方が悪い。でももっと、失敗に寛容な社会だったら!もっと個性を大切にしてくれる社会だったら!と思います。この国に自殺が多いこととも無関係ではないと思います。私の体験が少しでも病気の理解に繋がれば嬉しく思います。
地域の自治体や生協などでも、講習会などをして取り上げてほしい。そうすることで、少しでもより世の中に受け入れてもらえる、知ってもらえることで、患者さんが自信をもって治療に取り組みやすい、受け入れてもらえる環境になっていってほしい。
経験、回復をした患者・家族と摂食障害と診断されて間もない患者・家族との交流の場。世の中の人々に、より理解が広まっていくことを願っています。
病院で治せるようになってほしいです。より多くの方が回復に向かって歩んでいける、一人で抱えずに助け合える環境になっていきますように。
情報をくれるところ。きちんと説明をしてくれるところ。
治療や相談にお金がかからない機関がほしいです。お金のかかる病気ですし、長い期間、治療にかかるには、負担が大きすぎます。過食代もかかるし、気持ちも焦るばかりです。
経済を考えると、早くなんとかしたいのに、どうしたらいいのか、どこで相談をしたらいいのか、わからないので、専門機関がもっと増えてほしい。堂々と相談や治療を受けられる場所が増えてほしい。
摂食障害治療専門の場所が欲しい。みんなで話し合える場所が近くにあってほしい。
世の中には人の弱さを利用した悪徳な面会やカウンセリングを開いて、お金を儲けたりする所も少なからずあるということ。治したいって気持ちを包みこんで手助けしてくれる暖かい場所があるとぃいなと思います。
同じ摂食障害の人とおしゃべりしたり、病気の事・家族との関わりなどを話したいです。
逃げ場所。気持ちを全部吐き出せる。辛い時、私とても寂しいですって、素直になれる場所が欲しいです。
頼ることができるところ、いつもそこに居てくださるという実感が持てるところがほしい。
皆さんは、ご両親とどういう会話をしているのかな?
グループとかは、人目が気になるので、個人で話を聴いてもらえる場所がほしい。
皆様からいただく言葉
◇目の前にそれが見えていなくても、自分の心が通っていれば、怖がらなくてもいいんだ。それでいいんだ。もう、これ以上がんばらなくていいんだよね。
◇とにかくやってみようという言葉が、印象に残りました。私、とにかく今日一日、自分を生きてみようと思っています。
◇何でも完璧にしようと、頑張っている自分がいる。自分の計画がちょっとでも狂うと、イライラする。いつも時間に追われている。のんびりいこうと思うけれど、不安にもなるけど、しゃーないとやっていくしかない。
◇自分の家で、家族にどうやって自分を表現していいのか、分からない。笑ったり、話したり、抵抗がある。何かしようと思っても、いいのかなって迷う。
◇私、よくがんばっているねって、声に出して言ってみた。今日すごく辛かったけど、ちゃんと仕事に行ったね。よく頑張ったねって、声に出したら、ちょっぴり心が喜んだ。まだまだ症状は良くはならないし、たまにとても落ち込むけど、前ほど自分を責めないでいられる。きっと私は良くなる。その方向に向かっている途中だから、ゆっくりでもコツコツと向かっていこう。私はもうひとりぼっちじゃない。直接会えなくても、私と同じ事で悩んだり苦しんでいた、今も苦しんでいる人がいることを知ったから。私を含めてこのサイトに出会えた人達が、皆、この苦しみから解放される日がくることを祈っています。今日一日に感謝します。
◇「お母さんへ」私がこの病気になったのは あなたのせいだとずっと恨んできました。30年もの間、毎日、何度も死ぬ程食べては、吐き続けてきて、死にたいくらい苦しかった。この病気になる前の明るく天真爛漫な自分に戻りたい。今、私も娘と息子の二人の子供を持つ親になり、親の気持ちもわかるようになりました。でも、私はあなたのような親には、絶対なりたくないので子供を尊重し受け入れてあげたい。私は私の家族を守っていくだけです。押し付けの愛はいらない。子供は子供の人生です。自分の好きなようにやらせてあげたい。あなたのお陰で、私はあなたの二の舞を踏まずによかったです。今迄はあなたを恨んでいましたが、あなたに勉強させてもらえた事に感謝します。
◇経過を重ねて、目に見えない想像のつかない結果が生まれるって、知らなかったです。想像しない事もおこるんだ。
◇私の人生もいろいろありました。自殺したいくらい辛い事もありました。でもそのお陰で今の自分があるので感謝しています。
◇ゆっくりゆっくり、コツコツと無理はしない。自分の感情を感じる。やっぱりどうしても完璧主義なところが、まだまだある。岡本さんの全部含めて素敵な自分というメッセージにとても救われました。
◇何かあった時、何故落ち込むんやろ?何故自分を責めるんやろ?そして何故過食してしまうんやろ?時々どうしようもなく落ちてしまう時がある。自己嫌悪。その繰り返し。こんな自分が嫌!早く抜け出したい。どうすればいいんやろ?私一人の力では、克服する事は出来ないんやろか?誰にも言えない。言う人がいない。寂しい。甘えたい。でもそんな人がいない。自分で自分を癒してあげるしかないのかな?自分で自分を癒してあげたい。疲れた。でも元気にならなくちゃ。
◇今まで、ずっと一人ぼっちで、胸にいろんな感情を抱え込んでいた私の緊張の糸が少しほどけた感じがした。私は、一人じゃなかったんだと思えて安心した。それまで自分の事を、野獣のように思っていました。こんな行為をしてしまうのかがわからなくて、自分の感情がわからなくなってしまっていました。今、少しずつだけれど、私も治す力をちゃんと持っているんだよねって、思えるようになりました。別に焦らなくていい。私のペースで、コツコツと毎日を過ごしていけたら本当に素晴らしいと思う。
◇ただうれしいでいいのに、その気持ちを隠そうとしてしまう。恥ずかしい。私は褒められたりするのがとても苦手。こんな時どんな反応をすればよいか、誰か教えてって正直思う。
◇何かあっても、よく考えないようにしていた。それが、プラス思考だと思っていた。違うって気付いた。
◇何で過食症になっちゃうんだろう。何で憂鬱なんだろう。薬を増やしても、何しても治らない。もう引きこもりは嫌なのに、外に出て普通に働いて好きなことしたいのに、幼い頃から変わらない。積極的な自分に変わりたい。
◇やはり、気になる。お母さんが気になって、仕方がない。よくわからないけど。いつも気になる。
◇私は、この病気だとわかり、治したいという気持ちは山々でしたが、一人で精神病院に行くのがとても抵抗があり、誰にも言えずに、20数年もの間ずっと一人で抱えて生きてきました。でも、死ぬまでに絶対治したい。このままで死ぬのは絶対嫌だと思い、初めて人に打ち明けました。その時は、20数年もの間、死にたいくらい辛かったいろんな想いが、一気に込み上げてきて涙で言葉になりませんでした。この病気になった原因だと思っていた母にも打ち明けました。私が一番わかって欲しかった人です。母は、大変厳しく、私を受け入れてくれない人でしたのでずっと言えませんでした。
◇毎日、毎日。動き、感じて、過ごすの繰り返しです。頭の中で考える心配事もあるけど、心、体で感じたことを大切にするように、意識しています。言葉にするのは簡単だけど、この感覚を自分の中で感じ取れるようになってきたのは、最近の事。
◇私は、厳しく育てられたので、人に甘える事が出来ません。甘え方がわからない。彼に甘えてもいいのかな?と聞くと、彼は私に甘えるし、私も彼に甘える。お互い甘えて癒されるんじゃないと言ってくれました。甘えるって事は、素直になる事だと思うと、彼が言った言葉にとても感動しました。理香さんも同じ事を話していましたよね。素直って 人間にとって一番大切な事だと思います。自分にも素直になりたいです。
◇私はひとりじゃないんだな〜って思える感覚がとても嬉しいし、救いになる。私は、子供のころから、自分でもわからないくらい一杯我慢したり、寂しかった事があったんだな〜って感じる。でも、そんな気持ちをどこかで押し殺してきたんだよね。うちは両親共働きで、両親は自分達兄弟のためにすごく頑張って働いているってことが、子供ながらにわかっていたから、あんまり負担をかけちゃいけないって思っいてた。心配かけちゃだめだって思っていた。そう、私両親のことが、本当に大好きだったから、心配かけないようにって、頑張っちゃったんだよね。ただただ、それだけだった。もう自分を責めるのをやめよう。ゆっくりゆっくりコツコツと自分の気持ちに素直に寄り添っていこうね。
◇生きていると言う感覚。知るという事。分からない。
◇最近、毎日ここに自分の気持ちを書くのが、日課になりつつあります。自分の気持ちと、少しずつ向きあえてきているのかな。まずは、心をゆっくりゆっくり癒していこう。この症状の根源は心の傷なのだから、心があまりにも痛くて痛くて、どうしようもなくなって、爆発してしまって、結果として症状が表面化したんだよね。だから、外側ばかりに目を向けてきたけど、その中身が大事だったんだなって、最近わかっていてきたよ。今まで、自分が弱いから治らないんだって、毎日毎日責めてばかりだったよね。辛かったよね。寂しかったね。それでも今まで耐えてきてくれた心と体にありがとう。まだまだ、自分の体を痛める事があるかもしれないけど、前みたいに自分が弱いからなんて思わないよ。今の私には、それしかなかったんだよねって言ってあげよう。私はひとりじゃない、いろんな人達と、ちょっと繋がってるよ。大丈夫だよ。大好きだよ。今日もコツコツとゆっくりいこうね。
◇今まで、逃げていた。ごまかしていた。嘘をついて、自分は悪くないと、必死で自分を守っていたんだ。
◇しんどいです。先が見えないし、すごく不安でたまらない。1人になりたくない。
◇毎日届く色んなメッセージに励まされながら、少しずつだけど、心のモヤモヤや深い絶望が、もしかしたら、私も変われるかも知れないと思うようになっている。岡本さんがおっしゃる通り、この病気は治るまでに少なくても、3年はかかるというのは、ほんとそうだなって思う。だって私は、毎日明日には治るかもって思い続けてもう5年になります。でもなにも変わらなかった。私は表面しか見ていなかった。今は、少しずつ内面を見ている。きっと大丈夫。きっと大丈夫。
◇ありのままのあなたでいい。子供の人生を返してあげて下さい。理香さんの言葉に、涙が出ました。その言葉が、全てだと思います。その言葉を親に言いたい。でも、私の親は何も分かってくれません。口ではそう言ったとしても、行動が伴わないでしょう。いつもそうだから。 ◇親として教えるべき事と同化するのは違う。こうしなさい、ああしなさい、あなたはこうあるべき。それは、アイメッセージではなく、ただの親の意見の押し付けだけです。親は子供の事が心配でしょうが、子供は自分のものではなく、いつまでも子供ではありません。見守ってほしい。動物は早い時期に子離れをします。親が見極めて子供を一人立ちさせます。
◇どうにもならなくなるときがあります。努力もできない時があります。自他共に責めが来て、悪循環に陥ります。それでも、「自分がどうしようもなくなっている」ことがわかっただけ、幸せなのかもしれないと思いました。ただ、それだけです。
◇努力が大切ですね。最後は、自分が気づかないと治らないですよね。穏和に過ごせますように。
◇いつも頑張っているよ。あなたがいいと思うもの、あなたが素直に楽でいられるものを、きちんと選んであげていいのよ。誰の為でもないのよ。自分がいいと思うものを選んでいいのよ。
◇認めてもらいたい、好かれたいって、誰にでもある気持ちなんだ。持っていていいんだ。
◇お母さんを取られたくない。もっと甘えたい、甘えたかった。もっと分かってほしい。どうして分かってくれないの。
母は私を愛してくれている
お母さんに迷惑かけず、頑張るから。また一緒に買い物行こうね。
お母さんさんから、あなたの気持ちが分かっているのに、厳しい事を言ってごめんねって、メールがきました。言われても仕方ないことだし、お母さんも我慢してくれている。それでも見捨てずにいてくれる。気遣ってメールをくれたんだと思う。うれしかった。
母は私を愛してくれている。あまりそれが分からなかった。でも、母は自分が生きてきて、しなくてよい苦労はしないように、反対もしたり。逆に心配だけど、私はやるといったら聞かないから陰でそっと応援したり。でもずっと気にかけていて。一人ぼっちで寂しいってずっと思っていたけど、ずっと見守ってくれていたんだ。初めて母の気持ちがわかった気がします。母に「死んだら、アカン」を渡したら、一気に読めたみたいで、今朝、寂しかったね、ごめんねと抱きしめてくれました。気持ちがすぅっと落ち着きました。やっぱり寂しかった。今も寂しい。この飢餓状態がいっぱいに満たされる必要があるんですね。
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