路線バスに乗ってミズリーナ湖へ、ここでバスを乗り換えてドライチンネへ向かいます。 コルチナダンペツオの中心街かって1956年冬季オリンピックで猪谷千春選手がアルペン競技で銀メダルを獲得した土地でもあります。 前方に出発地となるアウロンツォ小屋が見えてきました。
カーブの多い山岳道路を上がっていきますと美しい景色が広がってきました。 更に上ると、バスを乗り換えた、ミズリーナ湖も眼下に望めます。 歩き出すと路線バスの駐車場が見えました。
前方に見える小屋はラバレード小屋
ドライチンネの山を左手に仰ぎながら小屋から平坦な道を周回します。 更に進むと礼拝堂と、このドライチンネの山を登った人の顕彰碑をガイドのマヌエラが説明してくれました。
アウロンツォ小屋から少し歩くと、恐竜の化石がありました。 ラバレード小屋前からの景観、山腹にもややきつい登山道があります。 顕彰碑とドライチンネの山群(ここから見ると4つの山に見えます)
小屋から少し上るとラバレード峠
小屋前の案内板(緑の線が私たちが歩いたコース) ロカッテリ小屋前
峠から次のロカッテリ(ドライチンネ)小屋に向けて、緩やかな道を下ります。 ラバレード小屋に到着ここで約1時間30分の長い休憩になりました 小屋前からのドライチンネの全容が見られました。
昼食後、周回で元の小屋に戻るため、一旦谷を下ります。
ここで昼食をいただきましたが、料理の多さにみなびっくりで食べ切れませんでした。 坂を登り、少し行くと次の小屋が見え、ここから出発地まで約40分とのことです。
谷を下り、そこから、このコースで2回目の登り道を歩いてゆきます。 小屋前の案内板 最後のドライチンネを望みます。
前方にバス停と出発地のアウロンツオ小屋が見えてきました。
最後の峠からの下り 案内してもらったガイドのマヌエラさんと記念写真を映す
小屋前で休憩をして、路線バスに乗りホテルへ

チロル&ドロミーティー10日間ハイキング

第6日目

(2013/07/04)

 いよいよ、ハイライトのドロミーティーハイキング 朝街の中央まで行き、午前8時40分の路線バスに乗って、美しいミズリーナ湖畔で乗り換えて約30分でアウロンツォ小屋の近くのバス発着場に到着して、小屋からハイキングの開始となりました。周回は左回りで平坦な道をラバレード小屋に向けて歩ました。少し行くとガイドのマニエラさんが恐竜の足跡の化石や礼拝堂、第1次世界大戦の戦地のことなど案内してくれました。こんな美しい場所でも人間の醜い争いの場になったのかと思うと一抹の悲しさが沸いてきました。そんなことを考えている直に次の小屋ラバレード小屋の前に出ましたが,寄らずにラバレード峠を目指しました。前方山の中腹にトラバースの登山道がありますが、高齢者ツアーのため、比較的歩きやすい道を峠に上がりました。峠まで来ると大きな山塊が迫ってきてその迫力に圧倒され、皆さん写真撮影に一生懸命でした。峠の分岐から右手に下ると前方の高台にロカッテリ小屋(ドライチンネ)小屋が望めここでお昼の予定で歩き出しました。この小屋付近の北側からが、ドライチンネのもっとも美しい風景で左からチマ・ビッコラ(2856m)チマ・グランデ(2999m)チマ・オスベスト(2973m)の奇峰が見え、色々な写真で見た姿でした。ラバレード小屋で約1時間30分とゆっくりとした食事の後、小屋を降りて一旦谷を下り、更に緩やかな上りを1時間とゆっくり登りタール・シュールス小屋前から出発地のアウロン小屋を目指して歩き約5時間半のハイキングを終え、16時初の路線バスでホテルに帰りました。