Lute 製作工程 [2]
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(5)表板のバスバー接着 バスバーは竹のバネを利用して接着します。
(6)ペグボックス、ネックの製作 楓を使って作ります。 ちなみに、リュートの材料はヴァイオリンと同じで表板はドイツ松、裏横その他は楓を使います。
(7)表板の胴体部への接着 胴体が丸いので、私はこのように紙テープを使ってつけます。 もっと何か冶具を作って強く接着すればよさそうに思うのですが、私の考えでは表板のエッジはきつく接着するより、少し柔らかい接着のほうが音には良いと考えていますのでこのような接着方法を取っています。 古楽器は、全般的にライニングといわれる接着の補助のコーナー材はモダンの楽器に比べてとても小さいのですが、リュートにはこのライニングはありません。 小さなものでもつけると音が出ません。ガンバもライニングのかわりに羊皮紙で補強された楽器が沢山残っています。
(8)指板の接着 これは、ゴムと紙テープで付けます。
(9)胴体の完成 後は、塗装と仕上げです。
(10)リュートの完成
(11)ローズの完成 私が最初に作ったバロックリュートのローズです。(約30年前です)