2005年6月22日

茶屋川支谷

早朝より灰色の重苦しい雲が空全体を蔽っている。 行くべきか? 行かざるべきか?   梅雨時のこの渓はヒルが山道や木の上で阿波踊りを踊っているだ!

雨が降ったら濡れればいいさ! ヒルにも偶にはご馳走を!  意味不明の言葉を発しながらとりあえず朝もや(小雨が降っている)? の中をスタート

今日は生かし魚篭の中は、氷でなく保冷材が入れてある。 すなわち今日も釣れた魚は、全てリリースするつもりである。 しかし儀式は行う(釣れるごとに缶ビールで祝杯を挙げる)予定である。さて今日は何缶飲めるかな・・・    僅か3缶であったがほろ酔いである。

林道上に張り出した木々の枝に今年もモリアオカエルの綿菓子状の卵の塊が鈴なりである。 が様子が少し変である。 空梅雨で卵が干からびているか、腐っているのだ。 当然下の水溜りはおたまじゃくしは少ない。例年は真黒になるぐらい泳いでいる・・・

ヤマボウシは雪が積もったように見える。      4枚の花弁のように見えるのは総苞であり、その中心に多数の花がつく。花弁は4枚、雄しべは4本である。和名は山法師であり、白い総苞が白いずきんをかぶった山法師を連想することから付けられた。秋には赤いイチゴを連想させるような果実ができ、甘くて食べられるらしい。

今日は珍しく蛇さんに会わないが、ニホンザルと睨み合いをする。 鹿さんとは林道でぱったりと鉢合わせ。 

あまごと岩魚と翌檜
愛知川源流釣り記録