2005.5.17

神崎川支谷

イワカガミ

シャクナゲ

銀竜草

拾った鹿の角

タニウツギ

五月の渓流はブナなど新緑と檜、杉、翌檜などの濃緑がモザイク状にはめ込まれた山々が美しい。さらにヤマツツジ、タニウツギ、シャクナゲ、イワカガミ、イワウチワ等が咲き乱れ年間を通じて最も華やかである。 最近の株の動きが低調、ここ何日も地合が悪く張り合いが無い。気分転換に愛知川上流の神崎川へ渓流釣りに出掛ける事にした。
本流に降り立ったが、渓の砂地には鹿などの獣の足跡に混じって先行釣り人の足跡が砂地にくっきりと残っている。
どうも複数の先行者がいるようなので途中から支谷に入ることにした。
この支谷は全く道が無く、渓通しで遡行しなけねばならない谷である。
5m程の滝に遭遇し仕方なく巻く、何とか雑木を掻き分けて獣道を背を屈めながら登ると、途中で写真の鹿の角を見つける。
釣りを忘れてもう一方が落ちていないだろかと思い、付近を丹念に探すがそんなに旨くはいかないものであった。
もう一方の角は見つからないが、木陰にひっそりと咲く銀竜草を見つける。 何とラッキーなことだろうか・・・。

本流で小さなアマゴ、支谷で岩魚が釣れたが何れもリリースする。 最近は生し魚篭を背負うのも大変なので、リリースするのが常となった。

まあ、シャクナゲも銀竜草もイワカガミの群落も見たし満足である。

タニウツギがやっと咲き始めたところである。 ますます渓は華やかになるな・・・

あまごと岩魚と翌檜
愛知川源流釣り記録