2002.6.22 神崎川本流

久しぶりに早起きして日の出前に出発した。 梅雨時の中休みとやらで快晴ではないが薄日が時々さす、水量は少なめではあるがそこそこある。  土曜日のことでもありもう林道わきには釣り人の駐車がポツポツ見受けられる。
今日は出来るならば天狗滝の上を釣り上ろうと計画した。 薄暗い渓に降りる道すがら草花を探したが以外に少なく僅かにコアジサイが薄紫に可憐に咲いているだけであった。

七丈淵の少し先にある落差3mの滝

七丈淵は天狗滝とヒロ沢出会いの丁度中間地点にあるが以外に知られていなし本にも紹介が少ないと感じる。 その理由して考えられるのは、神埼川の核心部でゴルジュ帯が続き深いトロがあり水量が多いときは徒渉は困難で一般人には目に触れることが無い。またハイカーは右岸に天狗滝よりのよく踏まれた渓より離れた高巻道を利用せざるを得ないため、そのままヒロ沢出会いまで行ってしまうので素通りするためと思われる。
長い年月をかけて凄い水流が作り出した巨大な白い大理石のオブジュは、偉大な彫刻家の作品を無二にしてしまいそうな迫力と凄さがある。

何時ものように水は清く澄んで冷たい、腰まで水に浸かりながらのへつりを何度か繰り返しながら徒渉は緊張の連続である。
餌はミミズとぶどう虫を準備したが今日はぶどう虫の方がアタリが多い17〜18cm程度と小さいながらアマゴ、イワナを家族頭分釣り上げ納竿した。
後は写真を撮ったり、大岩の上で寝転びウグイスの鳴き声を聞きほれたり、かじかかえるの声に耳をすます。
ひろ沢出会いにてUターンして右岸にある巻き道を登り一気に戻ったが途中で左膝が痛み出した、最後は休み休みとなり殆ど右足のみで引きずるようになる。 歳相応な遡行をしなければと反省をするがもう遅い。 通常元気な若者でも日帰りは天狗滝どまりであるのだが・・・・
休憩、休憩の時に、とある谷の出会いに赤とんぼが群れていた。  一体何時頃から赤とんぼが群れだすだろうか?

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水流により削られた岩壁→

水流により削られた岩壁→

モリアオカエルの卵

020722