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湖西の松林(日本白砂青松100選)
北は、マキノ町西浜のマキノサニービーチ高木浜から南は、今津町浜分の今津浜に至る5㎞の琵琶湖湖岸には、約2000本を超える黒松が並木となって林立しており、緩やかな曲線を描きながら延々と続く砂浜と相まって、白砂青松の美しい湖岸景観を形づくっている。この松林は、人家や田畑の防風林として、あるいは魚類の浜辺への寄りつきが強い風波による妨げられるのを防止するための魚付き林として、明治末期より地元の人々によって植樹されたもので、人々の生活と密接しながら、厳しい環境の中で育み慈しまれてきたものである。
昭和62年(1987)1月、社団法人日本松の緑を守る会から『21世紀に引き継ぎたい日本の白砂青松百選』に選定された。
マキノ高原のメタセコイヤ並木『新日本街路樹百景』
マキノピックランドを縦貫する町道沢牧野線と同線に続く県道小荒路牧野線には、延長2.4㎞にわたってメタセコイヤが約500本植えられ、マキノ高原(マキノスキー場)へのアプローチ道として、高原らしい景観を形成している。
この並木は昭和56年(1981)に学童農園(マキノ土に学ぶ里)整備事業の一環としてマキノ町果樹生産組合が始まりであるが組合関係者をはじめとする地域の人々の手により慈しまれ、育まれて、その後県道も協調して植栽され、延長が延ばされたことから、現在の雄大な姿になったものである。メタセコイヤは、中国原産、杉科メタセコイヤ属の落葉高木で、和名は、(アケボノスギ)。樹高は、35mに及ぶ。最大樹高が115㍍に及ぶといわれるセコイヤに似ていることから、メタ(変形した)セコイヤと名付けられている。春の芽吹き・新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の裸樹・雪花と四季折々に美しい円錐形のメタセコイヤの並木とまっすぐに伸びる道路が作り出す対称系の整った景観は、遠景となる野坂山地の山々とも調和し、訪れる人々を魅了している。
平成6年(1994)11月、読売新聞社の(新・日本街路樹百景)に設定され、衆目を集めるに至っている。
メタセコイヤ並木の途中にあるマキノピックランドは近畿でも有数の広さを誇る観光果樹園です。空の色が夏から秋に変わる頃広大な敷地に植えられ数万本の栗の木に大木の栗がたわわに実ります。10月半ばになると山々のブナやナラの紅葉が始まります。ふかふかのおちばをふみしめながら、眼下には琵琶湖と日本海。マキノの自然を感じられる季節です。
海津大崎は、「日本の桜名所100選」にも選ばれた景勝地。
湖畔を彩る約6000本のソメイヨシノと深く沈んだ湖面の青が作り出すコントラストが絶妙です。近くには、アズマヒガンザクラの古木「清水の桜」や片栗の花が群生している 「近江片栗の里正眼院」があり、飽くことなく花を満喫していただけることでしょう。花が散る頃に行われる「海津祭り」は長い伝統を誇る神事。近隣の若者が色鮮やかなまわしを締め神興を担いで界隈を練り歩く様は、勇壮の一言に尽きます。
海津大崎の桜 《日本の桜の名所100選》
海津大崎の桜並木は、昭和11年(1936)大崎トンネルが開通したのを記念してマキノ町の前身である海津村が植樹したもので、満々と水をたたえる琵琶湖青と東山連峰の緑の間を可憐なピンクの花びらが帯状に伸びる景観は、奥琵琶湖に春を告げる代表的な風物詩である。例年4月中頃には延長約4㎞にわたって約600本のソメイヨシノが今を盛りと咲き誇り散策する多くの観光客でにぎわう。
平成2年(1990)3月、財団法人日本桜の会から『日本の桜名所100選』に選ばれた。樹齢60年を超えたマキノ町の誇りというべき桜並木を後世に引き継ごうと、平成9年(1997)『美しいマキノ・桜を守の会』が発足し、テング巣病折れ枝の除去、苔取り、施肥、除草、清掃、などの保全作業を年2〜3回実施している。
清水の桜『滋賀県指定自然文化財』
海津の町はずれの墓地の中に大きくそびれる『清水の桜』は、樹齢300年を超えるエドヒガンザクラで、高さ16メートル、幹の周辺6.4㍍と県内最大級を誇り、県の自然記念物に指定されている。作家・水上勉の小説『櫻守』で、主人公の弥吉が海津を訪れる。そこでこの巨櫻に目を奪われ、その下ある軍人たちが眠る共同墓地に思いを馳せた。戦死すればこの櫻の木の下へ戻ってこられることを夢に描いて召されて行った兵士たち。誰も手折ったりしない枝を見て、村人が慈しんで育てる巨櫻もあるのだということを思い、やがて弥吉もこの木下に眠ることになるのだった…。また、この桜は、その昔、加賀藩主前田候が上洛の折に何度も振り返り眺めたことから“見返りの桜”とも呼ばれている。例年海津大崎のの桜より2〜3日早く満開になり.ひときわ濃いピンクが薄緑の山中に映える姿は見事である。
海津大崎の岩礁 『琵琶湖八景』
マキノ町を含む湖西一体の湖岸は、景勝の地とし有名であるが、海津大崎の桜は、その中でも随一の景観を誇っている。青く澄んだ静かな湖面に東山を主峰とする緑濃き山塊がどっしりとそびえる様は、琵琶湖に稀な景観を呈し、神秘的かつ猛々しい雰囲気をかもし出している。琵琶湖には、室町時代の明応9年(1500)近衛政家が中国の瀟湘八景に習って選んだとされる「近江八景」があり、安藤広重の浮世絵に美しく表現され、近世有名になった。近江八景が主に湖南が中心に選ばれているのに対し昭和25年(1950)琵琶湖とその周辺が『琵琶湖国定公園』に指定されたのを契機に選ばれた琵琶湖八景は、近代感覚を下に琵琶湖の広さと変化ある景観を主として選ばれている。
琵琶湖八景『夕陽 瀬田石山の清流』『月明 彦根の古城』『煙雨 比叡の樹林』『涼風 雄松崎の白汀』『春色 安土八幡の水郷』『深緑 竹生島の沈影』『新雪 賎ヶ岳の大観』『暁霧 海津大崎の岩礁』
海津大崎からは竹生島の沈えいと海津大崎の岩礁の2景を同時に望むことができます。
野坂山地の山々が白く染まればウインタースポーツのシーズン到来です。県境に位置する国境スキー場は、安定した積雪と雪質を誇ります。長い歴史を誇るマキノスキー場のなだらかなスローブは初心者からファミリーに大人気。賑やかな山間部とは対照的に湖畔や里ではしんと静まりかえったモノトーンの風景が楽しめます。特にメタセコイヤ並木の雪景色は凛とした空気に包まれ異次元の世界に誘います
マキノの夏は、高原と湖畔のロケーションでアウトドアをお楽しみいただけます。野坂山地の懐深くに抱かれたマキノ高原では登山はもちろん、清流ヨキトギ川での魚つかみや広々とした高原でのオートキャンプ。奥琵琶湖でも屈指の水質を誇るマキノサニービーチは、湖水浴のメッカとして多くの水泳客でにぎわうスポットです。松林の中のテントサイトに清風が吹き抜けとてもい心地がよい空間をかもし出しています。

マキノ町の観光案内