木本ゼミってどんなゼミ?

<2009年度3年生ゼミ(締切済)のテーマ>

  ビジネスプランと会計

<3年生研究演習>

 3年生の研究演習Tでは、ビジネスプラン作成とそれを通じた会計の理解を目指します。
 具体的には、KGビジネスプランコンテスト、大学コンソーシアムひょうご神戸「学生プロジェクトコンペ」のコンテストに応募するプランを考察し、その中で、会計の仕組み、利用、意義などを体得します。その他、2009年度に全国で開催されるビジネスプランコンテストに応募します。2008年度は関西大学ビジネスプランコンテストにも応募しました。
 2006年度のKGビジネスプランコンテストでは、本ゼミから応募したプランが入賞し、プラン作成プロセスで会計的要素をきちんと考察した成果であると考えています。
 今年2008年は、関大ビジネスプランコンテスト(優勝賞金20万円)には応募489作品中、第一次選考通過作品が22作品でしたが、そのうち4作品は本ゼミから応募した作品でした。最終選考通過作品は5作品ですが、本ゼミから8期生 馬場淳子さんの作品が最終選考に残り、10月4日のプレゼン選考会で準優勝(優勝賞金10万円)に選ばれました。
 また大学コンソーシアムひょうご神戸「学生プロジェクトコンペ」(優勝賞金10万円)の第一次選考通過作品は8作品ですが、そのうち2作品は本ゼミから応募した作品です。最終選考日は10月24日でしたが、最終選考でその2作品が優勝(8期生 岡田晃宜君・苅田拓也君グループ)と準優勝(8期生 小松あゆむ・萩本紗織グループ)で、ワン・ツー・フィニッシュを果たしました。
 また8期生 三宅遼介君のプランがKGビジネスプランコンテストで入賞に、白川貴士君のプランおよび萩本紗織さんのプランがKGビジネスプランコンテストで特別賞に選ばれました。
 ビジネスプラン作成には、商学部での各専門知識を利用し考察することが必要になります。そのため、研究演習Tにおいてビジネスプラン作成に取り組み、その中で会計の意義を考えることは、会計学と他の商学専門分野との有機的な関係を考察することであるともいえます。
 プラン作成に際しては、ブレーンストーミング、ディベート、プレゼンテーション、ディスカッションといったプロセスを経ることとしています。昨今、大学卒業生に必要とされる社会人基礎力養成の場としても有効であると考えています。
 また、プラン作成の他、実在企業の財務諸表についてパソコンを使った財務諸表分析を企業比較、業界などについて行い、会計学の基礎知識を固めます。

<4年生研究演習>

 4年生の研究演習Uでは、各自が選択したテーマに従って卒業論文を作成することとなります。テーマの大枠としては、3年生のビジネスプランを継続的に進める内容、会計学全般、企業分析、アジアに関連する事柄などです。個人研究だけではなく、共同研究でもかまいません。演習教室内では、卒業論文の報告・質疑応答・講評という形式で作成指導を進めていきます。

<研究演習に対する担当者の考え方>

 研究演習は、単なる専門科目のひとつではなく、少人数教育のメリットを活かした、ゼミ生間あるいはゼミ生と教員間の交流を通じた人格形成の場と考えています。
 したがって、本ゼミでは、演習教室内だけの交流だけではなく、いわゆるコンパ・合宿なども実施し交流の場の形成に努めるつもりです。本ゼミ志望者は、担当者がそのような考え方を持っていることを理解下さい。

<ゼミの特徴> 

 関西学院大学商学部 木本ゼミは、2000年3月に卒業したゼミ生が1期生で、現役3回生が8期生というまだまだ若いゼミです。 2008年秋に募集するゼミ生は9期生ということになります。

楽しく役立つことを学ぶ」がモットーです。「就職活動時から卒業後の社会人となっても本当に役立つ内容をゼミ生一人一人が修得すること」を目標にして、3年生の時にはディベートとともに、実際の上場企業の財務データベースとパソコンを使って業界分析を行うこともゼミの班単位で行ってきました。
 下記に掲げたゼミ生からのコメントにもあるように、就職活動時にゼミで何をしてきたかについて自信を持って答えることができるという意味で非常に重要だと思っています。研究演習としての目標である卒業論文作成は、実質的には3年生の終わりから始まるということになります。

ゼミの諸活動はゼミ生の自主性に任せる」というのが基本運営方針です。今度募集となる9期生の諸君は、上期生に続いて、活気のある諸君であってほしいと思っています。

 ゼミで知り合った友人同士は卒業後もつきあいが一生続いていくと考えています。オーストラリアから帰国直後のOB会では、多くのOB諸君が集いました。現役ゼミ生諸君とのつきあいも、単なる教場での演習担当者と受講生というつながりに留めたなくないというのが私の考え方です。

 私の業績については担当教員紹介をご参照下さい。これまで多くの共同研究を進めてきましたが、現在、国際会計の領域、国際監査の領域、簿記教育の領域において、共同研究を進めています。またJICAの特別委員会の委員として、東南アジア諸国の市場整備に関する調査・研究・提案を行ってきました。
 昨年度から今年度にかけて、関経連での連携講座や大手上場企業人事部長/課長とのワークショップなどを立ち上げ、運営に携わっています。
 また、産学連携では、関西経済復興に関するプロジェクトを推進しています。

 また、私の人となりを知ってもらうにはオーストラリア留学記中の各月見聞記をご覧いただくのが良いかもしれません。

<6期生および7期生の就職先>

 みずほファイナンシャルグループ、神戸製鋼所、日本生命、昭和電工、ニッセン、伊藤忠商事、サントリー、スタンレー電気、オリックス自動車、野村證券、YKK、関学ビジネススクール(進学)、第一生命保険、三菱東京UFJ銀行、神鋼商事、伊勢丹
 みなと銀行、ジョンソンアンドジョンソン、ソニーサプライチェーンソリューション、神戸製鋼所、ファイザー、メディキット、サカタインクス、大和ハウス工業、川崎倉庫、裁判所事務官、グンゼ、公認会計士試験受験、税理士試験受験

<担当教員の研究以外の社会的活動について>

 昨年度まで、私は、文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(通称:現代GP)の本学採択プログラム「学生による『劇場空間・宝塚』の都市再生」の推進責任者として、2004年度から2006年度まで、宝塚中心市街地活性化の取組に学生諸君とともに対応してきました。そのため、ゼミでは、宝塚における中心市街地活性化の取組をテーマとして演習を進めてきました。採択期間は終了し、推進責任者ではなくなったため、2006年度から研究演習内で一部のゼミ生と進めてきたビジネスプランへの応募をゼミテーマとして掲げることにしています。
 2007年度からは、私は、文部科学省社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラムに採択された「団塊世代が活躍するための地域貢献型社会起業家養成プログラム」の推進担当者として、社会人にはどのような学び直しスキルが必要かについて検討しています。社会人が必要とするスキル=学生諸君が将来必要となるスキルであると思います。
 また、私は、2003年から2008年7月まで関西経済連合会 大阪インテリジェントアレー企画運営委員会座長として、2007年7月から関関同立をはじめとする関西有力24校が加盟している関西社会人大学院連合(NPO法人認証申請中)運営部会長として、関西経済連合会や関西生産性本部といった経済団体あるいは大阪市といった自治体と、ビジネスパーソンスキルにはどのようなものが必要か、大学はそれに対してどのようなものを提供できるかについて交渉し、検討してきました。
 同時期、関西経済同友会「大学・経済人会議」研究委員として、同友会会員企業の役員クラスの方々とも議論を重ねてきました。
 これらの役割を通じて、私は、現役学生は社会に出る前にどのような学びが必要なのかについてずっと考えてきました。ゼミの内容にはその検討結果を反映させたいと考えています。また機会があれば、ゼミ生諸君に、その交渉の現場に来てもらって、直接肌で感じてもらうことも考えたいと思っています。

<これまでのゼミ生によるコメント>

 1期生から4期生が木本ゼミをどのように見ていたのかは、各期の幹事長が卒業アルバムに寄せた以下のコメントを読んで いただけるとよくわかると思います。

 「私達は指導教授である木本先生の関学におけるゼミ1期生です。やる気重視の先生の人選が功を奏した(?)のかメンバーは各々非常に個性的で、18人という少人数ながら元気の良いゼミとなりました。研究も遊びもゼミ活動はすべて学生の自主性に任せられていたですが、お調子者の私達は羽目を外しすぎて、よく先生のお叱りを受けました。お世辞にも優秀な1期生にはなれませんでしたが、皆の心には楽しい思い出を残すゼミとなりました。 」(1期生幹事長:寺田礼子(2000年3月卒業))

 「今年の卒業生は2期目であり、木本ゼミは非常に若いゼミです。若いゼミである点と、先生が学生に理解がある点から、ゼミ生は自由に活動してきました。授業については、比較的提出物や課題が多くしんどい部分もあります。3年には各分析報告をまとめて印刷物にした研究報告書の作成がありました。しんどい分充実していますし、就職活動の面接でも堂々とゼミについて語ることができました。これから先も良いゼミであって欲しいと思います。 」(2期生幹事長:真鍋晃平(2001年3月卒業))

 「現在3回生の木本ゼミ3期生は木本先生がオーストラリアへの留学中にメールによる選考により集まりました。そのためか、かなり個性的なそして楽しいメンバーが集まりました。コンパでは飲むことで大変な盛り上がりを見せるゼミメンバーの多い元気のいいゼミです。そして先生の基本方針「ゼミの諸活動はゼミ生の自主性に任せる」に乗り遅れる者もおらず、一体感のある仲の良いゼミでもあります。合宿の写真がゼミホームページにアップされていますが、これを見ればこのことは理解してもらえると思います。これからも木本先生のご指導の下、さらに爆進し続けるゼミにしたいと思っています。」(3期生幹事長:酒井智映子(2004年3月卒業))

 「私達4期生は、先生と3期生の先輩方の面接により決まりました。3期生に続き、4期生も個性的なメンバーの集まりです。木本先生は、ゼミ生の自主性、積極性を求めています。ゼミ生は、積極的に飲み会などに参加し、そして、みんなで楽しく、そして時にはハチャメチャに飲んで騒ぎます。とても楽しいゼミです。先輩と後輩の仲も良く、先輩から教わる事がたくさんあり、飲み会の席でもプラスになる事がたくさんあります。これからも、ゼミ生全員で一致団結し、日々前進して行きたいと思っています。」(4期生幹事長:伊藤友紀(2005年3月卒業))

 担当教員:木本圭一

 ゼミ卒業旅行について

 3期生一覧

 4期生一覧

 5期生一覧

 3期生ゼミコンパ写真集(2001年11月22日)

 3期生夏合宿写真集(ディベートとコンパ)(2002年9月24日〜25日)

 3期生・4期生合同コンパ写真集(2002年10月18日)

 新月祭・木本ゼミ模擬店の一コマ(2002年11月4日)

 学祭打ち上げコンパ写真集(2002年11月5日)

 3期生/4期生冬合宿写真集(城崎温泉)(2002年12月10日〜11日)

 3期生/4期生合同コンパ(忘年会)写真集(2002年12月20日)

 3期生/4期生合同コンパ(新年会)(2003年1月17日)

 3期生/4期生合同コンパ(2003年5月16日)

 3期生/4期生合同夏合宿(ディベート・卒論発表とコンパ)(2003年9月21日〜23日)

 3期生/4期生/5期生合同コンパ(2003年10月17日)

 新月祭03・木本ゼミ模擬店の一コマ(2003年10月31日〜11月3日)

 学祭打ち上げコンパ03(2003年11月4日)

 3期生ゼミ卒業旅行(北海道)(2003年12月10日〜12日)

 4期生/5期生冬合宿写真集(城崎温泉)(2003年12月12日〜13日)

会計研究会OB・OG総会開催(2003.11.2)

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