***インドでのシャルマ博士の一日***
私、日下部が大阪アーユルヴェーダ研究所にお邪魔してシャルマ博士にインタビュー
させていただきましたので、紹介致します。インドでのシャルマ博士の一日
について伺いました。
ハリ・シャンカラ・シャルマ博士とイナムラ先生(大阪アーユルヴェーダ研究所で)
◎朝の生活
だいたい4時半から5時の間に起きて、まずベッドを降り10分程お祈りを
します。そして、歯、口の中を洗浄しその時、水を飲み、その後、アーユルヴェーダ
の薬草をペースト状にしたものを喉に入れうがいを何回も(40回位)し、
次に鼻のケアとしてそれを鼻孔から、吸い込みます。
インドはピッタ優勢である土地なので、眼のケア(眼はピッタの常在部位)
が必要ですので、朝の排泄後は、眼を洗います。その後はヨガや朝の散歩をして
身体を動かした後で入浴し、その時にアビヤンガを行います。瞑想後、お祈りの
言葉を捧げた後、朝食は、牛乳やヨーグルトなど、あるものは何でも、感謝と
共にいただきます。そして、仕事に取りかかります。
◎昼の生活
昼食は、お腹がすいたと感じたとき(アーユルヴェーダでは、空腹が起こったときに摂取
するべきとされている)に適量、何でも食べます。但し、牛肉だけは、食べません。
ちなみに、好みとしては、私は甘い物がとても好きで、酸っぱいものは苦手ですが
・・・・・・。私は世界中、色々な国を旅行しましたが、どの土地に行っても
、牛肉の他は何でもおいしく食べます。もちろん、お寿司もOK!
そして、昼食後は、昼寝をします。
◎夕方から夜にかけての生活
夕食も空腹を感じたときに軽く頂きます。その後、散歩をします。私は散歩が
好きなので、ゆっくりと時には一時間半ほどするときもあります。自然を感じて
散歩をしながら、神様の祈りの歌を歌ったりします。神様のことは、常に忘れる
事はないので、その時々で色々な祈りの歌を歌います。お祈りと共に10時半
から11時の間に床につきます。
時には、身振り手振りを交えての博士とのインタビュー
はとても楽しいものでした。日本の人達の為に、博士は最近イナムラ先生と”お祈りの歌”
をつくられたそうで、その歌もハリのある良いお声で」歌って下さいました。
覚えやすく、思わず私も歌ってしまいました。(皆様にお聞かせできないのが残念です
・・・・。)
シャルマ博士の生活ぶりを伺って感じるのは、一日がとてもゆったりとしていて、
一日一日を感謝し楽しんでいることです。特に日本人の生活と違うのは、
朝の生活をとても大切にしていることです。忙しい日本人にとってはすべてを取り入れるのは
困難かもしれませんが、夜中心の生活から少しでも改善する事が賢明と思われます。
余談ですが、9月9日は、イナムラ先生の誕生日だったのですが、今年は特に1999年
9月9日と9が5つも並ぶ記念すべき日?と言うこともないのでしょうが、
忙しい中、お二人で琵琶湖へお出かけになり、近くを散策され、とても楽しかったご様子。「
「比叡山にも登りました。」と満面笑みのシャルマ博士に、ニコニコ顔の
イナムラ先生でした。