━”過去世回帰”個人セッションに参加して━

アーユルヴェーダでは肉体は滅びても、生命の源であるアートマー(魂)は生き続ける。 「死」により肉体を離れたアートマーは、また再び新しい生命をつくると考えます。 インドではほとんどの人が輪廻転生を信じています。
以前、話題になった、アメリカの精神科医、ブライヤン・L・ワイス氏の著書“前世療法”によると、 「私達は何回も地上に生まれ、肉体をまとったり、脱ぎ捨てたりしながら転生を繰り返している。」 また、「人間の本質は魂≠ナ、それぞれが転生で様々な体験をし、学び、魂をみがくために 永遠に生きている存在」のようです。
前世でどんな人生を送っていたのだろうとか、今世で、何をするために生まれてきた のか皆様は知りたいと思いませんか?
色々と迷ったあげく私は思い切ってセッションを受けてみることにしました。 それでは、私の過去世を導いて下さったウィリアム・レーネン氏をご紹介しましょう。

ウィリアム・レーネン氏は全米各地で数々の講演やTV、ラジオを精力的 に行う過去世回帰の第一人者でサイキック能力、オーラ、透視力や直感など さまざまな分野にも精通しています。ポジティブな過去へ繋がることは今の人生を豊かにする と語られています。来日を心待ちにしているファンも多く、
今回で11回目の来日だそうです。

セッションが終わった後でレーネンさんと私

優しく、そして辛抱強く誘導して下さったレーネンさんは愛情豊かで、あたたかく笑顔 が可愛い方でした。機会があれば又是非お逢いしたいものです。
有り難うございました。


笑顔の素敵な通訳の埴原(はいばら)さんとレーネンさん

レーネンさんとの 絶妙のコンビでわかりやすく通訳して下さいました。アーユルヴェーダにも興味をもっていらっしゃる埴原さんと はその後メールでやりとりさせていただいています。
有り難うございました。


誘導瞑想に入る前にレーネンさんから「自分の内側が平和だと感じる時は色にたとえるとどんな色が 浮かぶか直感で答えて下さい。」と質問されました。私は、うすい黄緑色をパッと思い浮かべました。 「今は平和と光と愛だけに包まれています。数を数える間その色を思い浮かべ息を吸う時にその色(私の場合は薄い黄緑色) を吸い込み、平和と調和を自分の中に感じて下さい。」とレーネンさん。

後で聞いたのですが毎日の生活の中で緊張やストレス を感じた時は自分が平和だと感じる色を吸い込むと緊張、ストレスが流れ去っていき、守りや心地よさを感じることが出来るそうです。 皆さんも試してみてはどうですか?
良く似ているものにカラーブリージング(色の呼吸法)というのが昔からあるのですが、色の空気をイメージ して吸入することで若返りや病気の治療にも良いと言います。(例えば、皮膚細胞の若返りにはピンク色、循環器系の病気に効果的 な青緑色、ゴールドは足元から頭の上まで輝かす治療色など)
《興味がおありの方はお問い合わせ下さい。お答えします。》

話が中断しましたが、いよいよです。多少の緊張を 感じました。
私は2つの過去世を見ることが出来ました。天気の良い日に穏やかな海を眺めながら 物思いにふけっている私。バリ島で生きていた20代位の女性です。場面が変わり、植物の蔓のようなもので何かを編んでいる所も見えました。
2つ目は、30代位のイランで生まれた頃の女性で、頭からショールのような物をかぶり、長い服を着て、人が大勢行き交う石畳の坂や階段を水瓶の様な物 を持ち、歩いて行きます。ふと横を見ると3〜4才の男の子がついてきます。(現世でも私の息子として生まれているのです。) 坂を上りきった所で水をくみ、自宅まで帰っていきます。自宅に帰る途中、馬に荷物を積んだ人達が見えます。
慣れてきたのか1つ目よりも2つ目の方がはっきりと見ることが出来ました。2つの人生で共通して言えることは私にとって 自然とかかわることがとても重要だと言うこと。1番目の女性は多少の緊張、フラストレーションを感じていたようだが、2番目 の女性は自然のままに流れにまかせて生きている女性でした。“馬”は直感、霊性、自然のながれを表していて、 “蔓”“水”が象徴するのは、多くの人々の意識の扉を開くことを意味するそうです。レーネンさん曰く、 「あなたにとって、スピリチュアリティーが重要であることがわかります。それは、一つの宗教だけではなく宇宙の普遍的な真理を信じると言うことを 意味します。あなたは一人一人、人間を激励したり、はげます機会を得るとき単なる忠告でなく霊的な観点からみた援助ができ、全く 新しい考え方を相手に伝え相手の意識を広げる扉を開くこと が出来る人です。」嬉しいお言葉を頂きました。また
「実際に多くの人々に触れていくようにしたら充足感が増してくるでしょう。」と助言もいただきました。 幸福感に包まれている私に驚くべき事をレーネンさんは話して下さいました。
「あなたの横にサイババのシンボルが見えました。」「えーー」と私。

実は、昨晩、偶然にもサイババに関する本を読んでいたのです。

今年の夏、家族でインドに旅したことを告げると、
「インドの旅は自分の過去世をたどる旅だったのでしょう。」とレーネンさん。

そういえば、インドに着いた当初、緊張している主人と息子を尻目にのびのびと していた私・・・・。インドには、なつかしさを感じたものです。

「少なくとも、あなたは2回インドに生まれています。(一人は女性で一人は男性)」 そして、「あなたは、他の惑星にも人生があったと言うことを 信じられますか?」とレーネンさん。

私は宇宙人だった?!

これも全くの偶然ですが、最近”アミ小さな宇宙人”(徳間書店)を読み その本に書かれている素晴らしいメッセージにとても感動した私は8才になる 息子にも2週間ほど前から毎晩読み聞かせていて、昨晩も読んであげていたのです。 何回読んでも「グッ」ときてしまいます。(まだ読んでいない方是非読んでみて下さい)

「頭の上の方に平らな宇宙船が見えました。」ですって!! なんだか、わくわくしてしまいました。
私にとって大変、意義のある体験が出来たと思います。何しろ初めての体験なので「これは私がかってに 創り出しているものではないか?」という不安もなかった訳ではありませんが・・・。
しかし、終わった後の幸福感はこの体験を通して感じられたと言うことは、まぎれもない 事実なのです。そして一週間たった今でも、幸せに包まれた感じが持続しています。

インドでは輪廻転生が信じられ、次の世では少しでも 良い環境に生まれたいと願い、生きている間に出来るだけ善行を積み寿命を全うしたいと 多くの人に考えられています。大切な事は、「今、この瞬間を精一杯生きる事」だと思います。
心身魂の医学と言われるようにアーユルヴェーダは魂をも扱う医学です。それでは魂を浄化するとはどういうことなのでしょうか? この宇宙の中で、あなたという人間はただ一人しか存在しませんが、アーユルヴェーダでは 「一人一人は皆違った体質、傾向をもって生まれてくる」と言う事を前提として、一人一人の症状 にあう治療法を知ることの出来る医学として発達してきました。 一人一人を認め大切に扱う訳です。そこに大きな愛を感じます。
また、 アーユルヴェーダは自分自身に気づくこと(自己発見)を出発点としています。自分自身に気付き愛することで 他者に対しての信愛の情、尊重、認める気持ちが生まれます。そして、いつしか自分の内側が平和に 満たされている事に気がつくのです。 すべての人々の心が平和や愛に満たされていたら、いたましい事件、戦争や環境問題すら 起こらないでしょう。アーユルヴェーダは地球、いや宇宙を救う?!とも思ってしまいます。
話が少しそれましたが”愛を伴う行動”が魂を磨く事、魂の浄化に繋がる のではないのでしょうか?!

話している最中に時折見せるレーネンさんの無邪気な愛らしい笑顔にとても 親しみを感じました。あの笑顔に以前、どこかで逢った事があるのですが、 いったいどこだったのでしょう?!・・・・・・・・。
セッションを終えた帰りの地下鉄の中でボッーと考えていました。 ある人の笑顔が浮かんできました。「執着、とらわれを捨て去り、すべてのものから自由に なったとき、より高い次元の精神性が得られ、永遠の幸福が得られる」と説く、元クジャラートアーユルヴェーダ大学院長の シャルマ博士です。
良い意味で切れてしまっている人(このような表現しかできない私をお許し下さい)。 超越すると人は無邪気になる!ようです。皆さん!肉体の衣を脱ぎ捨てる日まで、心身魂とも 健康で、自分の寿命を全うしようではありませんか。 最後まで読んで下さって有り難うございました。

ご興味のある方はレーネンさんのホームページにもアクセスしてみたら?!
レーネンさんのホームページ:http://home.att.net/~wmrainen

皆様のご感想、ご質問を心よりお待ちしています。