平成16年7月8日 23回目の集会
坂口健太郎先生のお話はEBM(根拠に基づいた医療)から更にNBM(語り合う医療)の必要性。
合い性の会う人が職種に関わらず傾聴することの大切さ、死に対するセンスの大切さなど、わかりやすくお話してくださいました。
訪問リハビリのあり方についても、「生活リハビリの必要性」やチームでで生きがいを引き出す必要性なども話し合いました。
産婦人科医で、自然なお産の本もお書きの狩谷 功先生には「生と死」には貧富の差もなく平等であるが、環境等により千差万別であること、自然に付き合う
ことが大切なのは死の場面も生の場面も同じなのではないかと話していただきました。
NPO法人になることで、介護保険制度だけでなく、様々な障害・制度の狭間の人たちへの支援など、ボランティア活動の幅が広がると予測されます。
そこで、今後、この会は第三者評価組織作りや、第三者評価判定基準の研修会の企画・開催。福祉用具体験フェアの開催という主となるボランティア活動の他
に、
知的障害児・者のスペシャルオリンピックスの支援や各種車椅子競技の支援。介護保険が利用できない若年層の在宅支援など、紀北地域を中心とした地域の福
祉全体に目を向ける必要があると思います。
勿論、全てのことに関わって実施をしてゆくのは困難です。組織の欲しい、きちんと自分たちで運営できる団体に協力するという形をとります。事務的なこと
は、時間的に就業困難な介護家族やシルバー人材に
もしも、自分や家族が障害を持った時に困ることの無い地域、自分たちの老後が楽しく過ごせる地域を一緒に作りませんか?
自分たちが住み続ける地域を自分たちの手でよりよいものにしてゆくのは、今福祉の仕事をしている私たちがやるべきことだと思いませんか?
NPO法人の会員登録をしてくださる方は、これらのボランティア活動の中心となり、企画・運営に参加していただける方のみとなります。
研修会のみへの参加は、その都度、参加費を徴収させていただきます。(1回500円です。)
