Bryan Ferryといえば過剰なまでの欧州浪漫主義といったイメージがあるが、このツアーもそのイメージを体現したショウになっていた。Roxy Music解散後、2枚のソロアルバムを出した後のツアーであるが、ソロだけでなくRoxyの曲も結構、演奏していた気がする。「Avalon」に参加していたN. Hubbard(g)やA. Newmark(ds.)がツアー・メンバーだったので演奏は悪くなかったと思う。ところでBryanの声って細いのでバックの音に埋もれがちなんだけど、そのせいかショウの音量が全体的に控えめだった。会場を出てから全く耳鳴りしなかったのを覚えている。