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Sammy Hager

Unboxed (MVCG-156)

Sammy Hagerというと僕はやはりVan Halenの2代目vocalistという印象が強い。といってもその前にソロ活動していた時に見た、赤いレザーパンツを履いてギターを弾きながらステージを走り回る、絵に描いたような豪快なロッカーのイメージはそのままであったが。で、このCDは1994年に発表されたgreatest hits集である。
greatest hitsだからまあどれも代表的な曲ということになるのだろうが、実際にどれも最初に書いたようにいかにもアメリカ人の豪快なロックが楽しめて爽快である。個人的には「There's Only One Way to Rock」という曲が好きである。タイトルがいかにもな感じだが、曲もそのイメージを裏切らず、わかりやすい。Van Halenのライブでも演っていたが、このフレーズは誰にでも歌える。日本人でもこれならわかる。したがってコンサートは当然、盛り上がる。しかもギターでこの曲を弾くとリフも簡単であり、だが格好いい。
ロックに何を求めるかは人それぞれだろうが、最近のアメリカでもこういう歌は売れているのだろうか?歌詞に政治的なメッセージがあったり、恋愛の歌や深みのある歌詞がある曲なんかが名曲と言われることが多いけど、でもロックはまずこういう歌がなければ。「There's Only One Way to Rock」って叫んでごらん。ストレスなんてあっという間に吹っ飛ぶから。

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