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欲求
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「世間 他者」を断ち切った人が考える世間という中での「しても良い」「してはいけない」の
判断は、『他人の行動自体に関係のないことで、否定されるいわれのないことか』『かか
わることで、否定されることか』というものです。
そのため、たとえこれから起こす行動が「してはいけないこと」と分かっていても
それが「他者にかかわりのないこと」と思えば、行動に移してしまえます。
例えば、飲み干したジュースの缶を捨てようと思い、これを今、道端に捨てても歩いてい
る他者には関係のないことと思えば、捨ててしまえます。
捨てようとしても、ゴミ箱がなければ捨ててはいけない理由は、「そうしないと他者に否定
されるから」「世間に認められないことだから」というものしか考えの中に出てくるものがな
いために、「道端に捨てないで、ゴミ箱を見つけてから捨てよう」という考えは、周りの他人
を意識し、否定を恐れた行動としかなく、無意識の中で否定を恐れる弱者でしかない自分
を見てしまい、自分の存在、感情の安定を失ってしまいます。
そうならないために「かかわりのないこと」と他者の存在を意識の中から消し去ってしま
えば、「道端に捨てないで、ゴミ箱を見つけてから捨てる」という行動の理由も消え、考え
の中に残っているものは「捨てる」というものだけになります。
その「捨てる」という行動を起こすことが、自分の考え、行動を、他者によって失うことも
抑えつけることもない、自分本来のものと信じ、「いけないこと」と知っていても行動に移し
てしまえます。
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