旨いもん食うぞ! 2005北海道ツーリング

この夏も、行ってきました、北海道。
温泉と旨いものを楽しみに、道南〜道東〜道央を走ってきました。
天気には恵まれなかったけど、やっぱ北海道はええわ〜(^_^)v。

 いつものように金曜日の仕事を終えてから、舞鶴のフェリー乗り場へ。
去年から舞鶴1:00発、小樽21:00着となり、フェリーの所要時間は大幅に短縮されたものの、夜の9時に着かれても、
すぐにどこかで泊まるしかない。出航時刻も到着時刻も、もう少し早ければええのにねぇ。

さらば日常! これから1週間の自由時間じゃー!

新日本海フェリーの高速船「はまなす」。
時速60km。速くないかい〜?
舞鶴〜小樽を20時間で結ぶ。
KTMに乗る牧ちゃん。シャツもバイクもオレンジ。でも、飲んでるのは北海道限定発泡酒!

小樽のライダーハウスで、なんと、5月に四国
ツーリングを一緒に走った長野県のライダー
と再会!・・・これぞ北海道マジックか?


<7月24日>
 上陸2日目は、朝から晴れ! 今日は道南を回って、温泉に入って、なんぞ適当に旨いもん食うて、支笏湖まで行くつもり。
 ライダーハウス「だはんこき舎」で知りあった、京都のエリミネーター乗り、Nさんと「富良野で会おう。」と約束して出発。

「だはんこき」って、地元の言葉で「駄々っ子」ってことらしい。 「びわきゅう」って、何?

小樽のライダーハウス「だはんこき舎」前で、
長野の牧ちゃん、京都のNさんと出発前の記念撮影。
ココから見る日本海はとても綺麗です。

余市〜岩内を通って、弁慶岬へ。
弁慶を慕って地元の娘が身を投げたというところ。
弁慶がココまで来たの?
このあたりの海岸線、奇岩・奇石がたくさんあります。

R229沿いで見つけた「親子熊岩」。
小熊(左側)が海に落ちかかっているのを親熊(右側)
が助けようとしているところだとか。・・・分かる?
プールやないで。温泉はフリチンで入らんかい!

熊石町、平田内温泉・熊の湯。
川沿いの天然の岩のくぼみに湯を引き込んでます。
まさに野趣溢れる露天風呂!
 ・・・にしても、地元の子供ら、海パンは堪忍や(^_^;)

 小樽市内を抜け、余市の「かきざき商店」でいくら丼でも食いたいなーと思ったけど、朝が早すぎてまだ開店前。がっくし。
 ホクレンを見つけて北海道初給油。道央版・黄色のホクレンフラッグをゲット。レギュラー1リットル118円
+消費税(=123.9円)。←税の二重取り!

 平田内温泉「熊の湯」は、R229とR277の交差点の北500mほどの入り口から5kmほど山に入ったところ。駐車場から
150mほど歩くと、道の下に岩のくぼみの温泉が見えてくる。しかし、そこには!・・・なんと地元の子供たちが、海パン履いて
遊んでるではないの(-_-;)。

 でも、そんなことぐらいで温泉を諦めるわけにはイカン! 男女別になっている脱衣所でそそくさと服を脱ぎ、パンツ一丁に
トレッキングシューズというなんとも変な出で立ちで湯船へ。

 子供たちの付き添いらしい兄ちゃんに、「ここ、海パン必要ないですよねー?」 と一応確認してから、おもむろにパンツを脱ぎ、
「ごめんやっしゃ、おくれやっしゃ」と子供たちを押しのけて湯船へ。引き込まれている源泉はけっこう熱いが、子供らが水を入れて
いたおかげで、ちょうどええ湯加減。
あーこりゃエエ! ついでに、付き添いの兄ちゃんにカメラのシャッターを押してもらい、記念撮影。

 子供らが出たあと、しばしのんびり寛いでいたら、別の兄ちゃんが入ってきた。函館から温泉めぐりに来たという兄ちゃんは、
上の源泉で玉子を茹でているという。・・・「あ〜! 忘れてた!!」 そうや、ココに来る前には玉子を買うておいて、源泉で
温泉玉子を作るべし、と聞いてたんやった!
 平田内温泉「熊の湯」へ行くライダーの皆さん、くれぐれも玉子を忘れないように!

長万部は「かにめし」が有名。

長万部のR5沿いのドライブインで食べた
「かにいくら丼」、1500円。けっこう旨い!
ホタテの味噌汁がエエ味出してた!
前に見えるのは昭和新山ではありませんので…あしからず。

洞爺湖にも寄ってみた。
昭和新山は霞んでいてよく見えず。残念。
地球岬の語源は、「断崖」を意味するアイヌ語の「チキウ」から。地球の果てが・・・見えそうで見えない?

室蘭の地球岬。空気が澄んでいたら、水平線が丸く見える
はずやけど・・・。 隣にある灯台は、「チキウ岬灯台」。
風呂上りに飲むのは、ギウニウ・・・。
支笏湖の透明度は抜群! 水が澄みすぎて魚が少ないとか。

夕方、たどり着いたのは支笏湖畔のモーラップ樽前荘。
この日の走行距離、約500km。 あー、堪能した。

 この日の宿は、苫小牧市営のライダーハウス「樽前荘」。1泊1000円。とても綺麗なライダーハウスです。
しかも、この時は比較的空いていたので、4畳半ほどの個室に一人。なんか旅館に泊まったみたい(^_^)v。

 夕食は、樽前荘で1000円のジンギスカン(発泡酒1本付き)をいただきました。
外の屋根つきコンロで焼いて食べるジンギスカンは、旨くない訳がない!
 しかも、群馬県からやってきた2人組の若い女性ライダーと一緒。
 発泡酒が入ると、どんどん舌が滑らかになっていくおやじライダー・・・(^_^)v。

 そこに遅れてやってきたのは、ゼファー750に乗るいくちゃん。いくちゃんも入って、4人での楽しい夕食でした(#^.^#)。
 食べ終わったころ、さらに遅れてやってきたのは、ST250のじゅんちゃん。
夕食後は、他のライダーも一緒になって、ライダーハウスならではの楽しい夜が過ぎていきました・・・。
あー、疲れた、よう食うた、よう飲んだ・・・オヤスミ。

<7月25日>
 上陸3日目。本日のコースは、帯広の六花亭で「さくさくパイ」その他、美味しいものを食おう、ほんでもってキャンプをしよう!
・・・というコースでございます。

 まずは、モーラップキャンプ場でテントを張っていたまこりんに挨拶。で、樽前荘に帰ってみると・・・すでにいくちゃんたちは出発済み。
・・・まあ、よかよか。どーせ今日は、帯広までは別コース。ワシは襟裳近くをぐるっと回って行くのだ。

樽前荘はよかとこじゃー。

樽前荘で、出発前の記念撮影。
左端は、島根のハーレー乗りさん。
青空やったら、もっと絵になるのになぁ。

更別あたりで見つけたひまわり畑。曇り空が残念。
The sky is glay and white and cloudy・・・

 苫小牧から鵡川、門別、新冠、静内、三石とR235を南下。浦河でR236に乗り換えて北上。
途中、雨雲が山を覆い、いやな天気になったけど、野塚トンネルを越えたら晴れてきた。

 なんで、こんなに大回りをして走ってきたかというと・・・行きのフェリーで出会った、姫路のGSX乗り、Aさんが教えてくれた
「ある物」が食いたかったから。
・・・その「ある物」とは、R236沿い、道の駅「大樹」の向かいにある食堂「龍月」の牛トロ丼。
何度も北海道を旅しているというAさんの話によると、有名な豚丼なんかより、ずっと旨いという。
その牛トロ丼を食うために、苫小牧から襟裳周りでやって来ました、「龍月」。
道の駅のまん前にあったので、すぐに分かった。店の中は、勤め人や学生さんなどで結構混んでいる。
地元で繁盛している店は旨い証拠。

 実は、なーんとなく覚えてた店の名前と料理の名前。
道の駅・大樹の前で、「龍月」の看板を見て、「あ、そーいやこんな名前を云うてたなぁ。」と店に入り、「えーっと、旨いのは
何やったっけ?」とメニューをながめて・・・「そーそー、これやった!」と注文したのが牛トロ丼。
周りの地元の人たちは、ラーメンやら焼きそばやら○○定食やらを注文してたなぁ。全部旨そうやったでぇ。

 で、出てきた牛トロ丼、ご飯の上に牛トロとネギを混ぜた冷たいのが載ってて、その上に熱々の目玉焼き。
見た目にも旨そうやんか! ヨダレを溜めつつ、割り箸を垂直に差し込んで、目玉焼きとネギトロとご飯を一気に口に入れる。
目玉焼きの熱さと牛トロのほろ甘さと、ご飯の食感が、口の中でない交ぜになって・・・うみゃい!! 一気にわしわし食うてしまう。
あとで唇をやけどしてるのに気ぃ付いた。熱々の目玉焼きのせい?
 牛トロ丼、735円。大満足でした。 ここ「龍月」はオススメです。大樹町に行かれた際は、寄ってみて損はなし。

うみゃいピザとパイに大満足!

六花亭本店で集合。さくさくパイと
ピザとパフェを食う。どれもうみゃい!
キャンプ場の宴会は最高!

オサルシナイキャンプ場。北海道限定ビール!
と思いきや、おーい、発泡酒に焼酎でつか(^_^;)?

 うみゃい昼メシを食うて満足したあとは、一路、帯広を目指す。
帯広の六花亭本店には、約束の午後2時ジャストに到着。約束に遅れないのは、オトコマエの条件なのだ。
・・・が、しかし、べっぴんが来ない。・・・べっぴんが遅れるのを許すのもオトコマエの条件なのだ(>_<)。

 遅れること数十分、べっぴんと、声をかけられたら嬉しいタイプのお兄ちゃん・フカヒロが到着。
とるものもとりあえず、六花亭2階の喫茶室へ。
 早速、賞味期限○十分という、さくさくパイとピザとパフェやおしるこやソフトクリームをちうもん。
さくさくパイは、さくさくしててとろける美味さ。
ピザは、牛トロ丼で大満足やったゆえ、一切れしか食われんかったけど、チーズが濃厚でこれもうみゃい!
<ビールのあてにしたい!
 パフェももちろん、甘くてイチゴが適度にすっぱくて・・・あぁ、シヤワセ(*^_^*)。
 そこに遅れてやってきた、まこりんとカズさん。総勢6人。今日はどこに泊まるか打ち合わせ。

 みんな満足な顔で店を出て、とりやーず、無料のバンガローがあるというオサルシナイキャンプ場を目指す。
オサルシカイナイ山の中、しかもそこに行くまではダート4km?・・・おいおい、みんなロードバイクばっかりでっせ。
・・・そやけど、無料のバンガローに泊まるために、ガンバロー!!

 てなことで、免許を取って1年チョイ、バイクに乗り始めて1年足らずのゼファー乗り、いくちゃんのダート初体験に
気を遣いながらも、めでたく到着しました、オサルシナイキャンプ場。
荷物を置いて、再びダートを走り、十勝川温泉で温泉に入って・・・今夜の食事は、再びジンギスカン!!
 国道まで出て、スーパーで食材と酒と、北海道限定、128円のジンギスカンプレートを購入。
このジンギスカンプレート、使い捨てやけど、ちゃんとジンギスカン鍋の形をしているスグレモノ。
ひっくり返せば鍋としても使えました。パチパチ。

 まこりんとカズさんも合流し、夜の宴会の始まり始まり〜!
 まこりんが買うてきた花咲ガニが出てきたりして、うみゃいうみゃい、ガハハハ、寺尾聡はルビーの指輪を歌うとき、
お腹の前で手を回すんやー、わはは、やってみー、とか、楽しく夜は過ぎていきました。

<つづく>
旨いもん食うぞ! 2005北海道ツーリング 其の弐
旨いもん食うぞ! 2005北海道ツーリング 其の弐

ツーリングのトップに戻る
トップへ
トップへ
戻る
戻る