チョット頑張って、富良野〜摩周湖を見に行ってきました


 ホテルで夕食のような朝食を済ませて・・・(^_^;) お腹が苦しい〜。
今から摩周湖に向けて出発いたします。
フロントのマネージャー曰く、「摩周湖までは片道で四時間半で行けますよ」
・・・おいおい本当かよ〜、と思いつつ、ココは途中のサービスエリアです。

 でっ、この男性が見ているのは、壁に無数にへばり付いている「蛾(ガ)」を
見つめております。
あまりの多さと言うか、半端ではない数の「ガ」さんがウヨウヨいます。
思わず親父もビックリで見つめているのです。(おまいも親父だろ)

 さてと。富良野から摩周湖までのルートですが・・・。
複合の国道38+237号線を南下、そのまま走ると国道38号線となります。
途中の「おちあい」の交差点を右折、県道136号線に入り、ほぼ対向車のな
い道路を全開で走ります。

 すぐに道東自動車道路の案内があり「トマムIN」から高速に入ります。
あとはひたすらアクセルを回せば、前に前にと進みます。

 でっ、ここは途中の「長流枝パーキングエリア」です。
こんなん・・・一匹でも走っている時に、ヘルメットのバイザーに直撃したら、
視界不良で止まらなければなりませんよ。(^_^;)
もうこの壁でもビッシリと言うことは・・・。
そうなんですよ!
駐車場のアスファルトにも何千?、何万?という「ガ」がおりました。




 道東自動車道路を走行中、途中の「本別ジャンクション」で足寄方面へ。
方向修正を行いまして、ひたすら走ります。
また午前中の影響なのか、こんな道路お金を出して走るのはバカらしいと思
われているのか、どこでもそうですが相変わらずクルマが居ませんでした。

クルマが居ないのは嬉しいのですが、残念なのは殆ど一車線であること。
見ての通りなんにも無いこと。
ただ左側の風景と言いますか、山並みと、時折牧場やら古びた納屋やら。
雪の重みでつぶれた民家が哀愁を漂わせています。

富良野から摩周湖への最短コースでありますから、本当に北海道の情緒を
楽しみたいのであれば、お勧めではありませんが。




 快調にスッ飛ばしていたら・・・前方にミニパトが走っています。

残念ながらスピードダウンです。(>_<) 残念!
追い越してブッチしても良いのですが、あと少しで足寄の出口ですからね〜。
ここは大人しく追走して、ノンビリと風景でも楽しみましょう。

 さて、このミニパトにしても・・・。
パトライトの間にレーダーを装備しています。(^_^;)
ま〜測定されても軽く逃げられるとは思いますが、そこはアレですよ。
大人のライダーと申しますか、ゴールド免許保持者としては、ムリに追い越し
てトラブルは避けたい所です。
「北海道そんなに急いでどこへ行く」、摩周湖へ行くんだい〜!




 足寄インターから降りて少し走ると、国道241号線方面は右折の表示が
ありまして、山間部をひたすら阿寒湖に向かって走ります。
殆どクルマも走っていなくて、山間部を流れるように走れます。
時折、ライダーさんとサインを交わして、あっという間に阿寒湖に到着。

 そのまま国道241号線をひた走り、「摩周温泉」・「ましゅう」の交差点から
県道52号線に入り、登り道を走り摩周湖を目指します。
あと少しだね。(^_^)
そのまま走ると第一展望台に到着、ワンサカのクルマが駐車しているなかに
数台のバイクも駐車していました。
但しココは有料駐車場なので、お土産を買いたい方は別にして、そうでない
方はそのまま走ると、第三展望台に到着します。コチラは無料ですよって。

 そして!霧の摩周湖に到着しました〜ってどこが霧なんだろう?
去年もバッチリ見えていたし、たぱるさんもバッチリ見たと言っていたな〜。
因みに・・・「摩周湖の中島がハッキリ見えたら婚期が遅れる」そうです。




 昨年同様の写真ですが、摩周湖の道路の反対側の風景です。
摩周湖自体がかなり高い位置にあることがよく分かります。
しかし天気が良いぞ!
どうしてみんな簡単に摩周湖を見ることが出来ないのか?
もう毎回、簡単に見られるのに・・・。
あー!、簡単に見られるということは・・・マジで婚期が遅れるってことか?

フッフフフフ、わたくしには婚期なんて関係ないよね〜ホッホホホホホ!

しかしお腹が空いたぞ。
富良野をAM8:30くらいに出発して、ただいまの時間は午後の12:40分
くらいか?、帰りにどこぞでゴハンを食べて帰るとしましょう。




 ココが第三展望台です。(^_^)

数十台が停車できる駐車場が、左手にあるのが目印です。
ほいで向かいの階段を数十段上りましたら・・・どーん!と摩周湖の湖全体が
視界に入ってきます。
あ〜摩周湖・・・見飽きたよ〜。

とっ、贅沢な思いを残しつつ、そろそろ戻らないといけません。
夕食のディナーに間に合わなくなるからです。

 こうして摩周湖の見学は一瞬で終わり、またまた一路富良野を目指して走
るのでした。




 もうこんな道路ばかりです。
いつ鹿や熊が出てきても不思議ではない道路です。
誰かに聞いた話ですが(誰だったっけ?)鹿なんかはクルマを見てもバイクを
見ても逃げないらしく、衝突する事故が多いので注意とのこと。

しかしながら・・・今回は鹿もキツネもまだ見ていません。
ましてや熊にも遭遇していません。

もし・・・熊に遭遇していたら・・・この日記は書けていないだろうな〜(^_^;)

こうして摩周湖に別れを告げまして、あっ!
お昼がまだだったので、帰り道の寂れた阿寒湖で食事をしましょうか。




 右にも左も牧草地が広がっています。時折モーモーさんがいました。
道も真っ直ぐで・・・本当にタイヤの真ん中だけが減りそうです。(^_^;)
また、相変わらず道の先が見えません。
コーナーが無いのです。困りました。

 摩周湖から阿寒湖へは数十分の距離でして。(速度による)
相変わらずヘルメットのバイザーには、虫がビシバシと当たります。
もう殆ど視界が遮られてしまい、休憩の都度「フクピカ」で拭いています。
やはり「フクピカ」が簡単で、虫もよく取れるので便利です。

色々なケミカル剤も試してみましたが、やはり「フクピカ」が最強です。
つまり簡単にフキフキして、楽チンってことですから。(^_^)




 阿寒湖に到着しました・・・きっとお金が無いのでしょう。
貧乏な観光地です。
どうしてそんな風に感じるかと申しますと、レンガのメインの道路がガタガタの
状態でした。
修復するにはレンガを一旦取り除いて、砂を引き直してから改めてレンガを置
く作業が必要なので、結構お金がかかるのです。
だからと言ってアスファルトを引くのも大変でしょう。

こんな所にも不況と申しますか、昔に比べると活気がありません。
ある種仕方のない事かもしれませんが、メインのお土産である「マリモ」にし
ても、湖に漂っている藻を、手でクルクルとこねてマリモが完成!
さらに地元で生産しているのではなく、札幌に専門の業者がいるらしい。
天然記念物の「マリモ」だけでは、今時観光客は集まらないのでしょうか。




 何てったっけ?「ピート」かな「ビート」かな?、まあいいや。
こんな感じのトラックが走りまくっていました。

 相変わらず対向車線のバイクは手を振ってくれます。(^_^)
でっ、またまた前方から白いバイクがやって来ました。
今までのバイクと違い恐ろしいほどの速度で走ってきます。

いつものように手を挙げてサインを送ろうと思いましたが・・・。
うん?、何か変?
よく見ると赤いパトライトが回転しており、白いヘルメットに青い制服でした。
(^_^;) オイオイ、白バイですがな〜。
しかも急いでおりました。きっとウ○コしたかったのでしょう。(^_^)




 片道で約278キロくらいの距離でした。
帰りは少しだけ時間の余裕があったので、「狩勝峠」を通って帰ることにしま
しょうか。

 高速を降りて国道38号線へ、狩勝峠を経由して富良野に戻ります。
峠に差し掛かり下りの道路となりました。
おや?、何となくイヤな予感が・・・。
するとバイクに装着しているレーダーの警告音が、イヤホンを伝って警告音を
発しています。とっさに急ブレーキ、急減速!
少しの間だけ法定速度で走っていたら・・・居ました居ました、パトカーが。
反対車線から、これでもかー!てな位レーダー波を浴びせてくれていました。
オイオイ、体に悪いのではなかろうか?

 でっ、そのパトカー対向車線からUターンして追尾してきました。
僕のバイクと追尾してきたパトカーの間に、女性が運転しているクルマが1台
おりまして、未だパトカーはレーダー波を照射し続けています。

オイオイ、だから体に悪そうだから止めてくれー!
そうこうしていると、後ろを走っていた女性の車が捕まりました。
セコイ!、あまりの素晴らしいセコさに感動いたしました。
もっと危なそうなクルマを逮捕してください。

そんなこんなで今日も1日、無事故無違反で富良野のホテルに戻りました。
(^_^)