函館からニセコ経由で苫小牧へ

 函館を出発して、国道5号線を北上しています。

事前の天気予報では曇り、降水確率は40%なので、所によっては雨が降る
かもしれません。
そして、ご覧のような天気です。

 時折バイザーに水滴が付いていますが、あまり気にせず前進です。
天気予報では苫小牧の方は晴れているとの事なので、ここらでカッパを着る
なんて時間が勿体ないのです。

しかも・・・函館からの国道5号線って・・・全然楽しくない道ですから。
それを考えると函館って、北海道の観光地から離れていると申しますか。
他の観光地から離れているから、函館は函館だけの観光、てな感じです。




 シューベルトのヘルメットなんですが・・・。
どうしても眼鏡をかけている理由で、信号待ちでは眼鏡が曇ります。
(シューベルトの二重構造のバイザーは曇らない、偉い!)

しかし眼鏡が曇るので、信号待ちではバイザーを少し開けてしまいます。
すると雨粒が入ってきます。
雨粒が入ると内部が汚れて見えにくくなります。
ついでにスライドで下ろす、内部のバイザーも汚れて視界が悪くなります。

結論としては、眼鏡を使用しているバイカーは、シューベルトはお勧めでは
ないという結論です。(または雨の降りそうな日はブーです)
良いヘルメットなんだけどな〜。




 ともかく国道5号線をまっすぐに北上いたします。

右に行けば大沼公園の表示、つまり大きな湖と言いますか池ですね。
何があるかて・・・晴れた日には駒ヶ岳がキレイに見えます。
あとSLも期間限定で走っていたと思います。
お〜キャンプ場もありますね〜。
モチロン、お土産屋さんもありますが、後の阿寒湖同様に、アマリパッとして
はいませんが。

 そういう意味では北海道はデッカイかもしれませんが、ソフト面つまりゴミが
捨てられる場所が無いとか、本当にお金が無いんだとヒシヒシと感じます。
昔の大らかさって無くなったのか、広さだけは大らかですが・・・。(^_^;)




 長万部のだいぶん手前の風景です。

本当に何もありませんから、トットト移動してしまうのが賢明です。
右の海が内浦湾(噴火湾)で、左手にはポツリポツリと漁師さんのお家など
があるだけです。

 ほとんど追い越し禁止区間が多く、結構ストレスが貯まってしまいます。
ま〜我慢、ガマン、長万部からニセコ方面に方向修正するまでは、ず〜っと
ガマンなのです。
あ〜前方に遅いワンボックスカーが走っています。
アウト〜!ガッカリです。
えっ?、追い越せばいいじゃん?、そうですね〜追い越せば良いのですが〜
追い越しても追い越しても、その先に遅いクルマは居ますから。
国家警察に追いかけられても逃げる自信はありますが、バカらしい。




 長万部まであと少し!

函館から国道5号線というのは複合国道で、長万部からニセコ方面に向かう
道が国道5号線になり、そのまま苫小牧方面へ走ると国道37号線の表示に
なります。

当然、国道5号線を走りニセコ方面に向かいます。
だってこのまま、ず〜っと湾を見ながら直線的な道を走ってもつまらないし、
タイヤも減りますからね〜。

そうこう言っているうちに長万部に到着、一路ニセコに向かいます。




 長万部を左に曲がりニセコに向かっています。
風景も右見ても左見ても山というか、畑がポツリポツリと見えてきます。
道の向こうの空も、だんだんと明るくなっているように思えます。
きっとニセコ方面は良い天気なのでしょう。(^_^)

 お〜っと!、前方からバイクが走ってきたのでカメラをパチリ!
残念、チョット早すぎてあまりハッキリ見えていませんでした。
前方からやってくるバイクは・・・。
このルートからして、室蘭・苫小牧方面に行くはずが無いので、恐らくは函館
方面に向かうのでしょうか。
それとも大沼公園か?、いやいやフェリーで内地に帰るかもしれません。

(※北海道の人たちは本州のことを「内地」と言います)




 すっかり天気は青空です。(^_^)

そう言えば途中、長万部に行くまでのコンビニで、スーパーカブの男の子が
ビニールのカッパを着ていました。
その時はチョット霧雨だったのですが、今ここのニセコ付近は快晴です。
空もさわやか、道もさわやかなほど真っ直ぐです。
もう直線はいいですから、タイヤ減りますから、頼む〜コーナー作ってくれ〜。

 長万部からニセコへの、国道5号線はお勧めの道路です。
ただし・・・パトカーには注意ですよね。
北海道のパトカーは、パトライトの中央部分からレーダーを発しています。
ですからパトカーを見かけたら減速しましょう。

と言いますか・・・バイクにレーダー付いてないなんて考えられません。
因みにわたくしの愛車にもレーダーは標準装備?、それをイヤホンで聴いて
いるので、時速ふえわキロでもハッキリと警告音は聞こえます。(^_^)




 あちゃ〜羊蹄山は雲のなかでした。ガッカリ。

この季節、羊蹄山は必ず雲がかかっているのでその雄志を拝むことはかなり
難しいようです。
お昼からになると雲も取れるのですが・・・午前中は難しいですよね。

 イタタタ!、たまに左脇腹に激痛が走ります。(>_<)
今日は函館の某旅館から出発したのですが、朝食が無かった?ので食後の
薬を飲んでいませんでした。
どこぞで軽く食事をして薬を飲まないと、イタタタタ〜(>_<)

ちょいと速度を上げてニセコに向かいましょう。




 速度を上げながらも撮影してみました。
(停まっている訳ではありません)
相変わらず道路は真っ直ぐで、対向車線も走ってません。
こりゃ〜あれやわな〜、みんなバイク乗りは違反キップを貰うのも当然か。
どこでも待ち伏せし放題の道路です。

 しかし・・・寂し素限りです。
そう、醒めている自分が走っています。
大型バイクだから?、道を知っているせいだから?。
ワクワクしない自分の心が悲しいです。

本当なら、北海道ー!ってな感じなのに。




 道は果てしなく、果てしなく真っ直ぐって・・・(^_^;)
たまにコーナーはあるけど、かなりの速度で入らないとバイクは傾きません。

ただいま目名峠付近でしょうか、少しアップダウンの道路です。
ここからニセコ付近まで、だいたい30分程度。

あの〜30分程度っていうのは、バイク次第と言いますか、運転している人と
言うべきか、アクセルを回す具合でしょうか。

真っ直ぐに感じる道でも、アクセルを回す次第で、コーナーになりますよね。
なるべくタイヤの真ん中を使わない走り方をいたしましょうか。




 トラクターも走っています。(>_<)
この後ろを走ると、土の固まりが散るので避けたいところです。
今から畑を耕しに行くのでしょうか?

チョット待てー!、お先に行かせてもらいます。

もう、そろそろニセコ付近だと思います。
トラクターが居るから。

さてさて時間の経過と共に、しっかりと晴れてきました。
あとは早いとこ食事をとって薬を飲まなければ。




 羊蹄山のビューポイントです。
多少は雲は少なくなっていますが、やはり頂上は拝めません。
午前中に羊蹄山の全体を見ることは不可能でしょう。
時間が早いためか、雲がかかっているためか、ココのビューポイントに観光の
お客さんもクルマも居ませんでした。

 そう言えば、外人さんをチラリホラリと見かけました。
冬場のニセコはスキーで大にぎわい!、雪質も最高です。
外人さんは長期滞在でスキーを楽しんでいますから。

しかしニセコもあれですわ。
良くも悪くも外国の観光客が増えましたね〜。(>_<)




 道の駅「ニセコビュープラザ」に到着しました。
この時間帯、観光客もチラホラと増えつつあります。
駐車場には数台のバイクもあり、室蘭・札幌・札幌と地元とと言うべきなのか
北海道のバイカーばかりです。

 相変わらず羊蹄山の山頂は見えませんが、午後になったら雲も取れて綺麗
に見えることでしょう。
さてと、ココで軽めの食事で薬を飲みましょう。
注文したのはホットドックとコーヒーで、サッサと食べて薬を飲みました。
いゃ〜薬ってスゴイですね〜。
飲んで数十分で痛みが和らいできました。
あ〜もう薬無しでは生きていけない自分の体が嫌らしい、変態ですな。(^_^;)




 さてさて、そんなんでニセコの道の駅を出まして、県道66号線を東へ。
途中で国道276号線に乗り換え、一路支笏湖方面を目指します。

美笛峠を通過して、支笏湖の湖面を左に見ながらビュンビュンと快走!
そのまま走るとT路地の信号がありまして、そこを右折して苫小牧へ方向を
修正した後は全開走行です。

いゃ〜相変わらずの直線です。
友人曰く、今年は熊がよく出るから注意した方がいいよ、って。
この速度で熊が出てきたら避けられません。
さらに熊より恐ろしいのが、銀色のクラウンの覆面です。
横の路地に待機していて、ボーっと走っている奴を捕まえるのです。





 対向車線にアメリカンバイク。

もうウンザリするほどの直線です。
支笏湖から苫小牧までにカーブは何カ所あるのかって?
う〜ん、2か3カ所だったような・・・。
要はひたすら直線なんですよ。速度には気をつけて下さいね。

あとは・・・。
くれぐれも支笏湖−苫小牧の国道276号線は注意、注意、注意!
また苫小牧から支笏湖に行く途中、街の外れに「高丘霊園」がありますが、
ココの場所でもレーダーをやっているので注意しましょう。
さらに空にも注意、ヘリコプターが監視していらっしゃいますので。




 やっと到着しましたよ友人のお家です。
でっ、アクセルをブオンブオンと回したら・・・娘が出てきて。(夏休みだよ)

「お兄ちゃんいま家庭教師の先生と勉強してるから」・・・スミマセンでした。

でっ、パパは?
もうすぐ帰ってくるとのことですか?、ではお外でユックリと待つことにいたし
ましょうかいね〜。

しかし朝の函館を出発した時は肌寒かったのに、今は暑いですね〜。
苫小牧にしては久しぶりの快晴!(苫小牧の年間日照率は50日)
いゃ〜雨でなくて良かったですわ〜。




 帰ってきました、コヤツが苫小牧の友人です。

去年だったかな〜、北海道で友人宅にお世話になった時に、僕のことを散々
バチが当たって癌になっただの、日頃の行いが悪いだの・・・。

人のことを散々バカにしていたら・・・本人もガンになりました。(^_^;)

いゃ〜笑い事ではないのだが、彼は悪性リンパ腫の一種らしくて、抗ガン剤
もよく効くらしいから、まだ大丈夫でしょう。
でっ、抗ガン剤の副作用で頭がツルツルでやんの。(^_^)
それって僕と同じ頭ですがな〜、コラー!真似するな〜!してないよ。
さて、僕は今からホテルに移動して、洗濯でもしよかいの〜。

じゃ〜後でホテルまで迎えに来てね。(夜は飲みに行くのです)




 今日は函館からニセコ経由、支笏湖を通って苫小牧に移動しました。

今夜は友人と去年に一緒に飲んだ、友人の奥さんの会社の所長さんと宴会
の後、例のごとくドンキホーテと言う怪しい飲み屋に行くのでした。
ドンキのオネーちゃんとは一年ぶりの再会、雰囲気はちっとも変わっていない
のが、ある種・・・怖い。(^_^;)
おまいら歳とらないの?不老不死か、はたまた照明が暗いからなのか?
ま〜それはどうでもい〜として、あ〜飲み過ぎだな〜。

因みに明日は苫小牧から札幌へ移動して終わりです。
途中でRIDEに掲載されている「ZOO」のお店に立ち寄りまして、その後は、
行きつけの札幌グランドホテルにチェックインして〜。
札幌ススキノ辺りに飲みに行くのです。

ほら〜尼御前で頼まれたフラッグを渡さないといけないし〜。
会うべき人も居るし、歳を重ねると色々な絡みがあるのですよ。(^_^)