襟裳岬に行ってきました。

この岬に来るのは30年以上ぶりです。
えっ、そうなんですよね。
あれから30年以上も経過してしまったんですね。

でっ、30年前は何しに来たのかと言いますと・・・。
サーフィンで来たのです。

そうです。
僕は昔、スケボー小僧とサーファーだったのです。(^_^)

 いゃ〜来てます来てます、ライダーさん。

そして写真の奥に見えるのがお土産屋さんです。
これからは、襟裳岬は何にもない、ではありません。
また地元の人にも怒られるので気をつけて下さい。

しかし、どこでもそうですが・・・。
お土産屋さんに入る気がしないのですが・・・。

僕の願いですが、昔のように何もない方が良いのですが・・・。
30年も経過したら、世情も変わってしまうのですね。

 ある種、とっても有名な「風の館」です。

国の補助金で作られたのでしょうか。
補助金っていくら出してもらえるのかは不明ですが、8割くらいですか?
あとは地元が2割ほど出すパターンですかね〜?
そりゃ〜2割で、それ以上の建物が出来るので嬉しいかもしれませんが。
よく考えて下さい。
年間の維持費−入場料の料金=大赤字ですよね。(^_^)

スイマセン、ついつい経営のことを考えてしまいます。
僕が見てもスゴイ電気代と人件費がかかっていると思いました。。

 風の館から見た景色です。

別に風の館から見なくても、上の岬から同じ風景が見えます。
ただガラス張りなので寒くはなく、ベンチもありました。
また双眼鏡があって、その先には「銭形アザラシ」が見えました。
見えたというのは、望遠鏡で見ても、あまり詳しく見えないというか、単に
ゴロゴロしているだけなので、とてもツマライ、これが実情です。

もっと岬の先端に高性能テレビカメラでも付けて、リアルタイムで100インチ
程度のプラズマテレビで見せればいいのに。
施設っていうのは建ててからの維持というか、アイデアが勝負なのにね〜。

 これは昔から変わっていなかったような。(^_^)

そんな特別な施設を作らずとも、これで十分だと僕は思います。

この灯台と「襟裳岬」の看板があるだけでいいのにね〜。
あっ、それは宗谷岬にもいえることかな。


 昔の活気はありませんでした。

時間が時間だったからなのかもしれません。
でも昔は昆布漁というか、人のにぎわいがありました。
曇っているせいかもしれませんが、何だか寂しいです。

う〜ん、人がいないから寂しい。いいえ。
曇っているから寂しい。いいえ。

僕の気持ちが荒廃していることが寂しい原因かもしれません。
僕自身の旅は昔の思い出を見つめ直す旅だったのかもしれません。

 自転車野郎も来ていました。

いゃ〜スゴイですよ。
クルマやバイクでは気が付きませんが、ここの襟裳岬に来るまでは
すごい坂道があるのです。
それをフル装備の荷物をかかえて走ってくるのですか、恐れ入ります。

どうかこの後もお気を付けて。
しかし可哀想というか、申し訳ないのですが・・・。
僕が申し訳なく思っても仕方がないことですが、この後も天気が良く
ならなかったから辛い旅だったのかもしれません。

 苫小牧〜襟裳岬を目指して走りました。
出発をしたのは午前10時くらいで、襟裳岬に到着したのは午後の1時くらいです。
とにかく遠いのです。
関西で言うなら、和歌山市内から潮岬に行くような感じです。
道路は一本しかないし、他の場所へ抜ける道も限られています。

だから北海道というか、苫小牧の人たちはこう言います。
「え〜襟裳岬に行ってきたの?疲れたっしょ?」そうですね疲れました。

でも僕の思い出の地の一つだから。
これで満足しました。
いゃ〜バイクで走っていると咳き込んで咳き込んで。
意識が無くなりそうでした。
一度バイクを停車させて道路へかがんでしまいました。_| ̄|○

贅沢な悩みかもしれませんが、息苦しさで亡くなりたくはないと思いました。
そしたらどんなのが理想なのって言われそうですが・・・。

えへへへへ。(*^_^*)
好きだった女の人に、心臓刺されて苦しまないパターンか、バイクで意識が飛んで
そのまま外壁にぶつかって、気が付いたら天国ってのがいいと思いますが・・・。

きっと無理だと思います。(^_^;)

どうもスミマセン。<(_ _)>