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《2007/11/15》
最近、VMWare Workstation6(6.0.1)の日本語正式版が発売されたので、5からバージョンア
ップした。超漢字V(Ver.452)の動作だが、今のところ問題ないし、ポインタの手の動きへの
追随やキーのレスポンスがよりスムーズになって、ほとんどストレスを感じなくなった(VM
Ware PlayerのエンジンはWorkstationと同じらしい。Player2ではどうなのだろう)。
ということで、より仕事をしやすくするために、ネイティブ環境の超漢字から超漢字Vへ移行
を決定。ただ、そうするとディスプレイが問題になる。これまでのディスプレイは17インチ。
仕事のメインとなる超漢字はやはり17インチの広さ(解像度1280×1024)がほしい。だからと
いって、超漢字Vをフルスクリーンにしてしまうと、他のウィンドウが隠れてしまう。もっと
大きな、しかもワイド仕様のディスプレイにしたらよいのだろうが、かなり値が張るので無理。
さてどうしたものか。
そこで、思いついたのがデュアルディスプレイ。デュアルディスプレイが可能なビデオカード
を5000円ほどで購入(古いマシンなので、PCIスロットはPCIexpressには対応せず、AGPス
ロット用を探すのにちょっと苦労)。その上で、中古の17インチディスプレイを1万円ちょいで
手に入れた。
結果は上々。ひとつのディスプレイを超漢字V専用としてフルスクリーンモードで起動して、
もうひとつのディスプレイでWindowsアプリを開いて使用している。超漢字といってもWin
dows上なので、パソコン自体の起動と終了にネイティブの超漢字より数倍の時間がかかるの
が大きな欠点だが、Windowsアプリとの直接の文字のコピー&ペーストが可能になったので、
仕事はかなりやりやすくなった。こうした使い方なら、20インチ台のワイド仕様のディスプ
レイを使うより、おそらくずっとよいだろう。
《2007/1/28》
中国古典文学を研究している方がいて、Windowsでは異体字を探したりするのが大変だと
不満を漏らしたところ、超漢字Vの導入を勧められたそうです(私にではありません)。
先日、お会いしたら「超漢字は素晴らしい!!」とおっしゃっていました。少しずつユーザ
が増えていきそうです。そのうちに実身/仮身の良さも……。
「VMWare Workstation」を「5.5.1」から「5.5.3」バージョンアップしたが問題なし。
《2006/11/10》
VNCの派生ソフトに「UltraVNC」というのがあって、Windowsに特化したものらしい。
これの日本語化版を作っている方がいた。試しに入れてみると、矢代さんの「μVNC」と
ちゃんと通信でき、「RealVNC」よりすこし早いようだ。また、「RealVNC」の最新版
にも日本語化版を作っている方がいた。いずれもシフトJISを通してくれる。実に有り難
いことだ。ベクターでたまたま見つけたもの。
《2006/11/08》
試しにWindowsマシンとは別マシンの、これまで使っていた超漢字4を「超漢字V」のシ
ステムCDで上書きしてみた。問題なし。
ポインタ動作はやはりネイティブ環境の方がちょっとキビキビしている。「超漢字V」の
バージョンが上がれば、この差は解消されると思うが。
さて、ネイティブ環境でも、「共有フォルダ参照」やWindowsプリンタは、両マシンが同
時にインターネットに接続していれば使えるはず。
いずれもWindows側のIPアドレスを使って設定してやればよし。Windows側が固定IPア
ドレスでないと、アドレスが変わって繋がらないことがあるが、その時はWindows側の
アドレスを確認して入れ直せばよい。手間はちょっとかかるが、一度繋げば、その間に
アドレスは変わらないだろうから、実際はそんなに手間ではない。
プリンタの方は、Windows側で「超漢字サービス」が起動しているのが条件。「Windows」
というプリンタ名を作って設定してやる。
さすがにクリップボードとトレイの連係まではできないようだ。
さて、VMware上で使うか、サポート対象外を承知でネイティブ環境で使うか。
《2006/11/01》
「超漢字V」が届いた。中国語版Windowsを動かすために「VMWare Workstation」を導入
しているので、「Player」のインストールはパス、「超漢字サービス」をインストールして
から「Workstation」に入れる。問題はないようだ。因みに、「Workstation」のバージョ
ンは「5.5.1」。
クリップボードとトレーを介しての文字列切り貼りは、確かに便利。中国の古典文書の全文
検索ソフトはWindows版しかないと言ってよいので、志に反してWindowsを使わざるを得な
い私には、やはり有り難い機能だ。共有フォルダの機能も同様。
「Windowsにとうとう屈した」なんて言い方も確かに成り立つし、残念にも思えるが、日ご
ろ文書作成に使っている超漢字が尻すぼみになって消滅なんぞしたら、それこそ堪らない。
こういう形でもユーザが増えて、PMCがまた頑張ってくれるのを待ちましょうや、といった
ところ。
ただ困るのは、液晶ディスプレイの最高解像度で超漢字を使っているので、「超漢字V」も同
じ解像度にして使うと、いきなり全画面表示。デスクトップが見えないので、なんとなく不便
のように思える。そこで、少し解像度を落としたが、これもまた手狭になって使いにくく感じ
る。解決策は多分二つ。慣れるか、それとも……。
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超漢字あれこれ
自2001/3/6
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