薬で症状は消せても病気は治せない

現代医療は、検査漬け、薬漬けなどとよく言われます。 病院に行くたびに飲みきれない程の薬をもらい、皆さん言われたとおりに飲み続けています。
 また当たり前のように、薬は病気を治してくれるものと信じておられます。
 医者でもない私がこんなことを言うと怒られるかもしれませんが、
 ・症状を消す薬はあっても、病気を治せる薬はない。
 ・薬には必ず副作用がある。

 この2点は是非とも認識しておいて頂きたいと思います。
 繰り返しますが、薬で熱を下げたり痛みなどの症状を消すことはできます。しかし、 これは肉体の感覚を一時的に麻痺させているだけで、決して病気を治している訳ではありません。 薬によっては、自分本来の自然治癒力を低下させるだけでなく、 人工透析など取り返しのつかない状態に移行するリスクさえ考えられます。
 成人病(生活習慣病)は、食生活など日頃の生活習慣の乱れが原因と言われますが、 私は、最近の成人病の大半は、薬の乱用により作られた病気ではないかと思っています。
 これは薬の成分の多くが化学合成物質や毒物を原料としていることでも分かります。 長年難病を患い、私の所に相談に来られる方のお腹を見ると、一様に肝臓や腎臓、脾臓が腫れ、 また体全体にむくみが見られます。 これは、薬の多用による肝臓や腎臓、脾臓への過剰負担の結果、即ち薬害ではないかと考えています。
 「症状は、快復のための一里塚」「症状即療法」参照)と考えて、 安易な薬依存はできるだけ避けるように努力しましょう。