現代医学は、対症療法が基本

現代医学は、病気の原因を究明しそれを取り除くのではなく、解熱剤、痛み止め、痒み止め、外科療法、放射線など、 病気の症状を消す、あるいは病巣を切除するなどの対症療法が基本となっています。

対症療法は、根本治療にはなりえません。一時的に症状が消えても、原因を取り除かない限り再発します。 また、病気の症状は自分を守るため、体自身が出しているものであり、無闇にこれを消すことは体を害することになります。 (症状即療法参照)

現代医療は、症状や部位により数え切れない程の診療科に分かれ、それぞれ専門医が担当しているため、 病院や診療科のたらい回しは日常茶飯事、同時に患者の負担も医療費もウナギのぼりです。
 人間の体は、機械やロボットのように単体の部品を組み合わせたものでなく、体全体が一体となった有機体として機能しています。 一部の臓器だけが多少悪くても他の臓器がカバーしてくれるため症状としては現れません。 症状が現れるのは全体として悪くなった場合です。 人間の体は、一部の部品を交換(修理)して済むものではなく、食生活、生活習慣、生活環境、 さらには心の持ち方までも含めた総合的なケアがあってはじめて健康を維持できるものです。