自然治癒力

医者や薬は自然治癒力を発揮しやすいように手助けするだけで、実際に病気や怪我を治してくれている訳ではありません。
 怪我であればせいぜい、出血を止め、消毒をし、傷口をふさぎ、化膿止めの措置をとるまで。 その後は本人の持つ自然治癒力に委ねるより他ありません。 現に、死人にいくら手当てしても治りませんよね。
 また薬は、自然治癒力を弱めても、高めることは絶対にありません。自然治癒力は日頃の 正しい食生活、正しい生活習慣(適度の運動、規則正しい生活、 プラス思考等)からしか生まれません。 不幸にも病気になった場合は、側面から基本臓器の手当て により支援するだけで、簡単に治ります。

私たちの健康法の基本は、体の持つ自然治癒力を引き出すことが全てです。

私たちの体は約60兆の細胞からできており、毎日約3千億個の細胞が新陳代謝で新しく生まれ変わると言われます。 すなわち、7ヶ月で体全体の細胞が新しく入れ替わる勘定になり、 言い換えれば、7ヶ月正しい生活をすれば体は新しく生まれ変わる、とも言えます。
 私たちの肉体は、生命誕生以来、自然淘汰の中で何億年もの時をかけて築き上げられたものであり、 生き残るための全ての知恵を持っています。
 人間の浅はかな知識や科学・技術など足元にも及ばないものです。

人間の科学技術で、未だに髪の毛1本、皮膚の1枚も作ることができないことを考えれば、 まさに、全ての生命体の中には、「神(=自然治癒力)」が存在する 、と言っても過言ではありませんね。