回転ムラについて


皆様からメールや掲示板で頂いたムラについての貴重なご意見です。(本当にありがとうございます)。

私にはまとめる能力がないので(爆)ご意見をそのまま載せさせてもらいます。


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タケオミさんより

はじめまして。いつも楽しく読ませていただいております。私は設計事務所を友人と2人で経営している33才の男です。
不景気の影響で、月々の収入はまちまち。収入の足しにと、デジパチの回転数を数え始めて1年以上がたちました。

さて、回転むらについてですが私の考えを述べさせていただきたいと思います。
隣の台が大当時に回転むらが発生するのは各島に流れる補給用の川と各台への連結されている補給ホースに原因があるのではないでしょうか。
大当時は大当たりした台だけに大量の玉が補給されるために川とホースの中をかなりの重量の玉が移動します。その度に島の台の置かれている環境は変化します。

島の表と裏あわせて、約40台の一日の大当たり回数は約600回。
1回の大当たり出玉を2000発とすると、大当たり時だけで1日120万個の玉が移動するわけです。通常時は1分間に100個/台×40台=4000個。ベースが20回、賞球が6個だとすると、払い出し賞球は1分間に48個/台×40台=1920個。
通常時、差し引き4000-1920=2080個/分。大当たり時は120万÷780分=15384.61個/分。
通常時の払い出し個数を1とすると、大当たり時は通常時の約7.39倍の重量の移動がある訳です。
建築の世界でいうと、1日という短いサイクルの中でこれだけ重量の変化がおきる建築物はパチンコ店の島しか考えられません。又、建造物の精度の観点からいうと、建物は重量の変化や地震による変化等を考慮して、それなりの遊びを持った寸法精度で設計されます。島を力いっぱい揺すってみると分かると思いますが、かなりアバウトにたてつけてあります。
そのアバウトな部分が重量の変化を吸収し、各台に分散します。
力は基本的に大きい方から小さい方へ流れます。すなわち、最も影響を受けるのは重量的に変化の少ない通常時の台へと分散されるのです。よって、寝かせが変化したり、台のたてつけが変化するのは当たり前で、ベースの回転数が変化するのは仕方のない事だと思います。これは数学の世界でいうカオス理論に通ずるものがあると思います。

などと、偉そうなことを言いましたが、私もベースが変化する度にイライラするのは同じです。そういう時に上記したような戯言をいつも考えているのです。

これからもパチンコ日記を頑張って続けて頂きたく思います。


松沢さんより

こんにちは。ぱちんかー松沢です。日記についての感想です(ムラについて)。

> 問題は、「同じ釘であるかどうかで悩む」ということになるのですが、残念なことに私には数十ミクロンの違いは分かりません

私の釘読み能力は未熟ですが、以下、「私流」を書きます。おそらく今の私が釘の変化を読み取れる単位は、0.3mm〜0.5mm以上だと、自分では思います。しかし、コンマ1mm以下のオーダーで釘調整されていたとするならば?それに対する私の対処法は、次の通りです。
・それほどの微妙な変化ならば、影響は少ない。
・私のレベルでも判別出来る程度で調整をされていた場合、変化はかなり大きいということ。だから、それがマイナス調整ならば手
  を出さない。
と、考えます。つまり、すごくアバウトな釘読みなんです(笑)。
さて、
> 「近くの台が大当たりとかした時にやはり自分の台にも影響が出る事が多い」
についてですが、私も最近そう思うようになりました。これは良く分からないのですが、確かにあると思います。
隣の台の「裏側の蓄積状況(?)」や「払い出し中」などの状態が、こちらの台に影響を及ぼす、ということはあるのでしょうか?私も気になります。
また、その時の精神状態が、「ムラ」に影響する事もあるかな?と思います。一時的に回りが悪くなった時、ストロークを変えるかどうか、私は悩みます。この際の判断とか、選択するストロークは、精神的に追い込まれている時ほど悪い方を選んでしまいます。
そして、さらに回りが低下して、自爆モードに突入と...(笑)。
> そして、一発台で「あの台が当たったらこの台が出る」ということを頭ごなしに否定できますか?
これはいわゆる「連鎖反応」ですね!オカルト的かもしれませんが、これは、「意志の力」とでも言いますか...、「よし、隣が当たったから次はオレだ!」みたいな強く思い込む気持ちが時として奇跡を生む、ということもあるのではないかな?なんて、今思いました。
...さすがにこの意見はちょっと強引ですか?(笑)
いずれにせよ、「デジタル派」は、こういった偶然では片づけられないような出来事があることにさえ気付かない、のかもしれませんね!「アナログ派」ならではのこういう楽しみ...。
あー、やっぱり僕は「アナログ派」宣言しといて良かったです(笑)。

すみません、長々と書いてしまった割には、明確な解答でなくて...。
では、失礼します。


将棋キチさんより

Ken 様
 勝つパチンコを目指している人々の最大の問題・課題だと思います。(台の本性を知る事。)

 Kenさんもご存知の事とは思いますが、昔の手打ちのパチンコでは出玉がアナログ的に増えていきました。当時、プロの打つ様子を良く観察していたのですが、彼らは下皿にある程度玉を詰めて打っていたのです。当然少しずつ玉が下皿に落ちていくわけですが落ちた分だけドル箱に入れていたのを覚えています。下皿に玉を詰める事によって台の重心を下げて追加の玉が台に与える影響を最小限に抑える工夫ではなかったかと想像されます。なぜ、そうなのか将棋キチにはわかりませんが、当時のプロの釘の状態をなるべく変化させない経験則だったのでしょう。
 いずれにしろ、隣の台の状態が変化すれば自分の台に影響がある事は将棋キチも経験しています。対策がわからないので将棋キチの場合は上記の下皿の玉詰方法を採用していますがベースが極端に下がった場合、基本的には、休息をとって回復を待つ事にしています。不思議な事に台に休息を与えると全く回らなくなった台が息を吹き返す事が多々あります。


カーチャンさんより

こんばんは、Kenさん。
回転ムラについては、いつも「どうしてなの?」と思ってみても、はっきりとした答えが分からずに「回転ムラは避けられないもの」として処理してしまっていますが、私は未だに納得のいく答えとは巡り会っていません(笑)。
以前、回転ムラについての質問がきたのですが、その時は以下の内容で答えました。
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(1)回転ムラについて

物理学で不確定性理論というものがあります。簡単に言うと、初期値のわずかなばらつきで、結果が大きく異なり初期値から結果を予測することは不可能というものです。
D=A/(B−C)という式で
  A=100、B=100、C=99の場合、D=100となります
これが
  A=100、B=100、C=98の場合、D=50となります
つまりCがわずか1変化しただけで、結果は50違うというものです。

パチンコの場合は、玉の速度や最初の釘に当る位置は、ストロークをほぼ一定にしていても毎回微妙に異なります。玉が最終的にチャッカーに入るためには、何本もの釘に当るので最初のばらつきがほんのわずかでも、チャッカー入賞率が変化してきます。何本もの釘に当ってチャッカー入賞するパチンコでは入賞率の変化が回転ムラという言葉で表現しているのでしょう。
"回転ムラ"が多い台は、一般的には次の3つの場合と考えられます。

1:初期値のばらつきが大きい(玉の速度や最初の釘に当る位置がばらつく)
 ・これはバネの性能によって決まります。 バネの性能はパチンコ台、メーカー間の差が大きく、平和、三共は比較的安定していますが、その他のメーカーはバラツキが大きいです。
2、チャッカー入賞までの経路が複雑
 ・大きなデジタル表示の場合、チャッカー入賞までの距離が長いので入賞率のばらつきは大きくなります。
 ・ステージがある台は、チャッカー入賞までの経路が複雑になるのとネカセなどの影響で入賞率のばらつきは大きくなります。
3、賞球が少ない台(投資スピードが早い)
 
以上の理由が複雑に絡むと、釘だけで解決できない、人の目に見えないに微妙な変化=入賞率の増減が生じると思われます。これが回転ムラの原因(?)と思っています。
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その時は私達夫婦もこのように解釈していましたが「それだけではない!」となんとなく思っていました。Kenさんの日記を読んで >それは「近くの台が大当たりとかした時にやはり自分の台にも影響が出る事が多い」
ということが書かれていて「そうなんだよね」と同感して、JOY報ポストに一気に思っていることを書いたのですが、後々なぜか恥ずかしくなって消してしまいました(苦笑)

私もKenさんと同様に、回転数/千円はかなり気にする方で少しでも回転率が落ちたと感じてしまうと、焦ってしまってストロークを頻繁に調整してしまうのですが結構疲れますよね。

私が回転率が露骨にダウンしたと感じる時は、疲れていて(主に寝不足が原因)、集中力が持続出来ない時、隣で打っている人の状況が絶好調になったりする時です。落ち着いて打っている時は1箱打ち込めば大体の場合回転率は落ち着くので、やはり精神的な部分でのストロークに及ぼすダメージってあると思っています。また隣が大当りしたときに限って、自分がハマリ気味だったりする時は特に動揺してガチガチになったりしますよ(笑)。その時は、ハンドルを握る手に妙に力が入ったり、隣の様子が気になって気になって(確変ならどこまで続くかな?とか・・・)集中力が気付かぬうちに無くなっています。
 ちなみにトーチャンは持玉が飲まれそうな展開になると、「もう、ダメだー」でストロークがメチャクチャになり回転率がダウンすると言っていました。
また、反対に回転率がアップする時は、ある程度の持玉を確保したりしてイケイケムードになったりすると、「あらっ不思議」と回りだします。 物理的なこと(釘調整など)は抜きにしても精神的部分で多少なり回転率がアップします。

玉を打ち出してからヘソまで入賞する過程で私達が関与できるのは、玉をどの位置に打ち出してやるかということだけだと思っています。また、どの位置に打ち出せば玉筋が安定してヘソまで玉が届いてくれるか(?)を考えて、ベストだと思う位置に狙うように打ち出して、ハンドルを握る力で微調整していたりしてます。先程書いた台の性能(釘構成・ステージの有無・賞球の有無・ネカセなど)と打ち手のストロークの仕方(微調整含む)次第で、いろいろの事柄が絡みあってはじめてヘソへの入賞率のばらつき=回転ムラが発生するのではないでょうか?だから、「これが原因だ!?」ということは、なかなかはっきりと言えないと考えます。

このメールを書きながらも、「ウーン」と考え込むばかりです。経験豊富のkenさんには、十分承知している事柄ばかりをズラズラと書いたメールとなってしまいましたが、思っていることを書いてみました。

Kenさんのご意見をお聞きしたいと思います。

では、失礼します。 


打ち込み隊長さんより

そうそう僕も僕なりに回転のムラについて考えてみた。
何となく答えが出たような気がするので書きたいのだが、かなり長くなるので今度の機会にします。。。
少し書くと
打ち出された玉は偶然にヘソに入ったのではなく、入るべくして入ったと言うことなのだ!(バカボンのパパ風)
打ち出された勢い、釘にあたる衝撃、その反動、玉どうしの接触、空気抵抗、その他。これらの要因が一致したときにヘソに入る。
これは間違いないと思う。
例1)
が、ここで隣の台が大当たりしたときに回転率が下がることがあるこれは一体どうしたことなのだろうか??
仮説1
それまで隣の台からはごくわずかな振動しか伝わってきてなかったに対して大当たりしたことにより何らなの衝撃が伝わってきたと言うことが考えられる。その衝撃のせいで今までいい感じでヘソに入っていたのに入らなくなったのではないか?ということ。
仮説2(これはかなり強引)
隣の台が大当たりしたことによって自分は嫌な気持ちになる。その嫌な気持ち(いらだち)が何らかの形によって回らせなくしてしまう。で、ここからが本題。
その何らかなのだが、俗に言う超能力である。これは科学的に証明されてないが、今の時点で証明されてないだけに過ぎない。
この先証明されるかもしれない。。。もし証明されることがあれば、超能力というのはアナログ的な要素ではなくなってデジタル的な要素になる。
まあ仮説2はかなり強引で僕個人の想像に過ぎないからあまり本気にならないように。。。
まあ可能性は0%に限りなく近いとは思うが。。。
可能性として一番高いと思われるのは先にあげたヘソに入る要素のうちの一つが今までとは違うように変化したものではないかと
思われる。。。(たぶん)
ここまで書いてきたけど一番肝心なのはムラが出たときに回転が下がるのではなくて上がるようにすればどうしたらいいのか?
と言うことにあると思う。(回転率が上がれば何ら問題はない)
もし仮説1が正しいとして、回転率が下がったとする。そこで何をしなければいけないかというと、自分に出来ることは2つある。
振動を抑えることが出来ないということは振動が無くなるまで待つ。ということ。これが1つ目。
2つ目は唯一自分で変えられる打ち出しの強さ(ストロークの変化)だろう。。。
1つ目の大当たり終了まで待つというのは大当たり前と近い状況に戻る可能性がある。と言う点から安心して行える行動だ。
2つ目のストロークの変化は隣の台の大当たりが終了した地点で前の状況には戻らない可能性がかなり大きい。このことからも危険性が大きいと思われる。

まああくまでも仮説をもとにして書いたので、全く違うことを書いている可能性が高いことは
言うまでもないけど。。。。

結論
回転率が下がったら休憩をとる!(爆)


Gさんより

回りムラを単純なデジタルで評価してみます。
戻りが5発で、平均45/Kあるとしましょう。へそ以外には戻りは無いとします。
へそは入り率は 45/(250+45*5) = 1/10.5555
へそ入賞平均は 2500/10.555 = 236.8

でこれが単なるベルヌーイ試行として考えて、、打ち出し玉数2500発について考えると、
その分散は p*(1-p)*2500 = 214.4
その標準偏差は ルート214.4 = 14.6

その標準偏差2.5の下限においては、へそ入賞数は
236.8 - 14.6*2.5 = 200.3

その時の回転率は
200.3/(2500-200.3*5)*250 = 33.4/K

その程度は当然あり得るじゃん、というおもしろくもないデジタル派定番の結論。残りは、たまたまその珍しい事象に遭遇した、理不尽だという思いが、理由捜しをしてしまった、それがたまたま両隣の確変だった、ということでどうでしょう。


テトラさんより

カーチャンさんも書かれていた様に精神的なファクターに付いては同様な考えです。
それと裏玉や下皿の玉の量のバランスとかによっても全然違うと感じています、
それも全台ではなく機種やメーカーによってもまちまちですし、ハンドルの固定の仕方、
つまりしっかり固定した時と軽めにコインを挟んでバネのキックバックをハンドルに伝えて
力を逃がすと安定したり、ドライヤーから出てきたばかりの熱を持った玉は比較的飛び方が
滑らかな軌道で安定していたり、そんな条件の違いでムラと言うものが起こりえるのかも知れないと
私は思っています。 ←全然見当違いかも知れませんが (笑)。


くろくまさんより

早速ですが・・・(笑)
実は以前からメールしようかなと思っていたんです。
回転ムラ関係?(笑)の話なんですが・・・

朝一と夜と釘が違うって話なんですが・・・
釘調整で、ヘソを13ミリに調整するとしますよね。
この時、一度思いっきり開けて、狭めながら13ミリにするのと、一度、ペチャンコに閉めて、広げながら13ミリにした釘調整では、朝一は同じ13ミリでも、夜になるとかなり差(0.2〜0.3ミリ)が出るそうです。千円当たりの回転数にして、3〜5回ぐらいは、変わりますよね(笑)
他にも、「寄り釘」「跳ね釘」まで、手を出していたら・・・
同じ台でも、千円当たり10回近く、変わるかも知れませんよね(恐)
釘っていうのは、相当固く、弾性もあるので、元の状態に戻ろうとするらしいです。
以前、合い鍵ゴト師(笑)の人から、聞いた話で、実験したわけではないのですが…^^;
『台を持ってらっしゃる人がいましたら、実験して、結果を教えて下さいm(__)m
 その時は、出来ましたら、なるべく新しい台で試して下さいね♪       』

これが、事実で店側が利用しているとしたら・・・
「朝一はまわったのに、まわんなくなったな〜」
「昼過ぎから、急にまわりだしたぞ!」
「今日、釘が閉まったのに、結局、結構まわったよな〜」
「釘が開いたのに、結局、見た目ほど、まわんなかったな〜」
とか・・・当てはまることが多いです(笑)

もうひとつ・・・
今から、15年ぐらい前のことですが、大阪の江坂の東急ハンズに隣接するホールで、
三共のフィーバーを打っていると、急に真ん中の方によらなくなって、回転数が落ちたんです。
別に気にしてなかったんですが、ふと、見ると・・・
盤面の肩の部分(左上)の風車に、くっついて玉がぶら下がっているのです!
この時は、さすがに、我が目を疑いましたが、どう考えても磁石としか思えません。
ひとつ以上はくっつきませんでしたが、以降順番に何度かくっつきましたので、
目の錯覚とかでないのは確かです。
やがて、その玉も落ちました・・・これ以降はくっつきませんでした。
その磁力は調節(変更可能)だったようです(笑)
これ以降、こんな現象は見たこと無いです。(上皿にくっついたのは何度かありますが←なんのためなんだろう?)
今どき、こんな事やらないでも、他にいくらでも裏調節法はありますよね(笑)

回転ムラの話も、くまの思うことは、すでに皆さんが書いてらっしゃいますので、
ひねくれた回転ムラ論を書いてみました(笑)

ps.最近、「最初の500円」が一番良くまわる事が多いのは、私だけでしょうか?(笑)
ps.最初の2000円で120回以上まわったUFO伝説が、大当たりした途端にまわらなくなり、
  以後10000円打ちましたが、200回まわんなかったです(涙) なぜ?なぜ?(爆)


皆様本当に貴重なご意見をありがとうございました。これを励みにますますパチンコに精進していく所存です(マジ、笑)
もし、私と同じようにムラについて悩んでいる方がいましたらこのページが少しでもお役に立てたらと思います。

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