いくっかの瞬間の場面に遭遇、何かを失っても愛情,時間、一杯、のんびりと音色が聞こえる日和の流れ、こだまを送る深く時間の厚みを仄かに光る日頃の足取り、癒す土台の姿です。京都漆芸作家国枝憲治先生のご指導を仰ぎながら制作しました。今の私の気持ちは、エルヴィスが唄うビートルズソング集のようなものです。
私の作品に影響を与えた人達は、世界の美術、音楽、映画作家達です。
2012年度(平成24年)彦根市美術展覧会、美術工芸部門、市展賞受賞。審査員の竹尾久之先生の構評を掲載します、(漆の従来の作品とは異なり、ユーモア溢れる鯉の斬新なデザインが独創的で魅力的な作品です。)
作品サイズ縦55p×横55p、額サイズ縦56p×横56p