Modulus FB4 コピーモデルの作成


※カメラが良いので写りが良くてかなり綺麗な楽器に仕上がっているように見えますが、それは気のせいです。過度の期待は禁物です(笑)。
 また、途中で失敗した場合は気分が萎えて更新をストップすることもあるのでご了承ください。


■Modulus FB4 コピーモデルの作成

  2007.7.23
テンプレートをボディーに貼り付けてネックポケットをザグリます。しっかりと作っているので目をつぶっていてもザグれるほど簡単です。ネックをセットしたときに適当な高さにするために18mmザグリました。
ザグリ終わったボディー材にネックをセットしてみました。いい感じです。
ネックエンド部分に少しだけ隙間がありますが、ネック自体は全くがたつきもなくしっかりとセットすることが出来ました。
 
ボディー用のテンプレートも作っておきましょう。
       
テンプレートの位置が決まったところで、ガイドを切り抜いて残ったものをネジで仮留めしてストッパーにします。その後、テンプレートに両面テープを貼って位置を決定します。

テンプレートの抜きカスを残しておいて大雑把に拡張して外側のガイドにします。これはトリマーが傾かないようにするためのものです。

そしてこの溝の中をテンプレートガイドを装着したトリマーで掘り進んでいきます。

限界まで掘り終わったら、今度はテンプレートとトリマーのテンプレートガイドを外してコロ付きストレートビットに換装します。

チャックを短めにしてトリマーベースも下側を外せば最大約36ミリまで掘ることが出来ました。これ以上チャックを短く装着すると、刃が折れて飛ぶような事故を招く危険性があります。

こういった部分を加工する場合はトリマーではなくルーターが欲しいところですね。ただし自分のような個人が趣味でということを考えるとコストを掛けすぎるのもどうかと、、、、

最後の5ミリはジグソーの出番です。我が家でいちばん役に立っていないパワーツールですが、こんなところで出番があるとは、、、。ジグソーでもカッタウェイ付近は非常に厳しいので、バンドーソーなんかだと全く役に立たないのかもしれません、、、。
外周が外されようやくベースらしい形になってきました。
ジグソーで大まかに切り出した部分を今度は"目地払いビット"を装着して逆から削ります。この目地払いビットはテンプレートの作成だとかピックガードの製作でたいへん活躍してくれています。