ポコのページ

 いつだったかな、秋も深まって肌寒くなった頃、私はお母さんからはぐれて、犬山の京大霊長類研究所の敷地をさまよっていたの。そこへいまのご主人一家が通りかかって、私をあったかい部屋に連れていってくれたの。ポコという名前はどうやってついたのか分からない。ただ、以前ハムスターのペケや、うさぎのマル(この名前はペケにかけて)がいました。その種類かな?でも、かわいい名前だから気に入ってます。

ポコクイズ――挑戦してみる?

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<by 藤田ポコ(directed by 康彦)>


記録:
 昭和63年10月10日出生(ということにしました)
 昭和63年11月〜平成10年12月 3日の間、家族の一員として、みんなにやすらぎと優しさを与えてくれました。
 最後は腹水がたまって苦しそうにしていました。あんなにお散歩好きだったのに、動けなくなり、褥創ができて、体を触らせてくれなくなりました。
 寒くなり始めたある日の朝、ひっそりと小屋の中で息を引き取っていました。
 飼い始めてすぐにアメリカ行きが決まり、たった半年で親戚に預かってもらったのに、2年近く経って帰って来たときにはちゃんと憶えていてくれたポコ、毎年の夏のキャンプにはいつも一緒だったポコ、チーズが大好きだったポコ、バーベキューも一緒に食べたポコ、花火が大の苦手だったポコ、そのせいで、キャンプ場で迷子になってしまったポコ、10年の間、楽しかったよ。天国でも幸せに暮らしてください。
 <和生記>