命名
第1子: Ami(アミ) − 眞理子の趣味
第2子: Hana(ハナ) − なんとなく
第3子: Forte(フォルテ) − 何たって力強い!
第4子: Luna(ルナ) − 月の女神を思わせる美しさ!
授乳も何とかうまくいきました。
それにしても、次から次から、出てくるたびに、まるで色の違う子犬です。ジム・アンダーソンさんに写真を見せたら、"Rainbow puppies!"。それで、ピコと子イヌたちを、「虹色家族」と呼ぶことにしました。
無事4頭が誕生しました。
[日誌より]
<第1子>
午前2:30確認。黒毛混じりの茶色のメス。体重182g。
すでに羊膜は破れ、呼吸を始めていた。しかし、ピコは臍帯を切ろうとしない。後産が出たのを確認して、臍帯をしばり、はさみで切る。
体はすでになめ取られた様子できれい。とりあえず次の出産に備えてホッカイロとタオルを敷いたいつもの青いバスケットでキープ。
<第2子>
午前2:45、トイレに入って立ち上がっていきむと、羊膜に包まれた黒い塊が出てきた。ほぼ同時に胎盤も出てきた。少しピコに任せて様子を見る。臍帯をかみ切ろうとしている。半ば切れてきたが、羊膜にくるまれたままなので、15分後くらいか(?)、和生が羊膜を破り、臍帯を縛って切って取りだし、タオルに来るんで顔を下にして振る。羊水を何度も吐き出す仕草。少しずつ鼻から出てくる。5分後くらいか、ぬるま湯で体を洗う(眞理子)。呼吸を始め、その後数分して、大声で鳴きだした。
黒毛のメス。体重150g。小さい。
<第3子>
時間がかなりあいたので、第1子、第2子を乳首に吸いつかせる。へたくそだが、授乳に成功。
1時間近くして、ピコが力み始めたので、赤ちゃんを離す。ピコ立ち上がって力む。破水。するとほどなく(ほんの2〜3分?)第3子が誕生。羊膜はすでに破れている。ピコ、ペロペロなめるが、臍帯を切る気配はない。元気な子で、後産が出ないまま、乳首に吸い付いている(!)。なかなか後産が出てこないので、和生が引き出し、臍帯を縛って切る。
焦げ茶色のオス。210g。大きい。
<第4子>
第3子の後、第1〜第3子を授乳させる。しばらくして、突然ピコのしっぽ付近に白いものを発見。ピコは横になったまま、ほとんど力むことなく出産した様子。羊膜すでになく、呼吸も始めている。
クリーム色のメス。186g。被毛が輝いている。
ピコは臍帯をかみ切ろうとしているが、完了できず、後産もなかなか出てこないので、和生が引き出し、わずかにつながった臍帯を爪で切る。眞理子、産湯に入れる。
6月15日の夜から、トイレで踏ん張る回数が増えてきたので、出産が近いと見て、スタンバイ。
しかし、少し落ち着いたので、まだかなと思って布団に入ると、子犬の鳴き声で目が覚めました。
第1子が生まれていました。
左から、ルナ、フォルテ、ハナ、アミ
大仕事を終えたピコ。ごくろうさま。
2ヶ月の妊娠期間を経て、
6月16日夜半に出産が始まりました。
ピコの出産記録