MAZDA・ミニバン/PREMACY
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PREMACY −プレマシー− | |||
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スペック詳細 http://www.premacy.mazda.co.jp/ | |||
評価した人 | 試乗・未試乗 | 年式 | グレード |
管理人 | 試乗(05.03.01) | H.17年式 | 20C |
良い点 | 悪い点 | ||
スライドドアの開口幅。 700mmの開口幅はクラストップレベルではないだろうか? (アイシスのパノラマオープンドアは助手席ドアの開口部も含めての広さだから、スライドドアだけの広さではプレマシーの方が上のはず。) 6+Oneのカラクリ7thシートはなかなか面白い。 普段は6人乗りのキャプテンシートでゆったり座れるが(3rdシートへのウォークスルーも可能)、7人乗車時には2ndシートの座面下からキャプテンシートの間を橋渡しするシートが出現し、緊急用の7人乗りとなる。 この辺、遊び心があってワクワクさせます。 また3列目シートも、ハッチ側から背面のストラップを引くだけのワンアクションで収納が可能。 かなり楽です。 運転席のシートリフターも、現行デミオの登場時に採用したラチェットレバー式シートリフターで楽々上下調整可能! また、チルトは当然として、テレスコピックステアリングにしたのも褒めてあげたい。 全幅は3ナンバーサイズの1,745mm(ドアミラー含まず)であるが、左右のドアミラーの幅を5ナンバー車並の1,988mmに納めたデザインにも敬意を表します。 2段階ストップ位置のリアゲートもナイスなアイデア! 樹脂素材を採用で計量な事と併せて、女性には有り難い装備ではないでしょうか? ディスチャージの装備はグレードを選ばず、各グレードで「Cパッケージ」を選べばチョイス可能。 上級グレードでないと選べない他社とは差別化を意識? また「Cパッケージ」を選べば『イモビライザー』と『オートライト』『レインセンサーワイパー』も付いてくる。 (『ディスチャージ』と『イモビ』以外、要らないような気もするが、まぁよしとしよう。) |
5ナンバー的に仕上げたためか、室内に3ナンバーの恩恵が少ない。 ワイドボディだが全長は5ナンバー枠の4,505mmなので、はっきり言って狭い。 3ナンバー化は、3rdまでのウォークスルーを出来るようにしただけのこと。 せめてアイシスのようにスクェアフォルムならもう少し圧迫感は是正されただろう。 (そうなると、5ナンバー的感覚がなくなるというジレンマに陥るか・・・。) 7人乗車では、ロングドライブははっきり言って無理です。 2ndの真ん中と、3rdシートは、ロングドライブ中は罰ゲーム的なシート。。。 ただ、このパッケージングでこれだけのことは良くやった方だと褒めてあげるべきパッケージングではある。 広いミニバンが良いならば、他のビッグミニバンにすれば良いだけのことである。 アクティブマチックはなかなか熟成されて良いのだけれど、シフトパターンがねぇ。。。 通常だとシフトパターンは上から P R N + D―| − ですよね。 プレマシーは P R N − D―| + なんですよ。 実際、三菱がINVECSIIスポーツモード4ATを初めて世に出したとき、σ(^_^)は現行プレマシーのシフトパターンの方がが理想的だと思いました。 だって、加速してシートにたたきつけられながら自然とシフトアップできるのが「下方向」、ブレーキを掛け前のめりになりながらシフトダウンを出来るのが「上方向」だと思うからです。 しかし、スポーツモード以外のATを思い浮かべると、シフトダウンは全て下方向なんですよね。 それに身体が慣れてしまっているので、このプレマシーのアクティブマチックは使いにくいことこの上なくなっています。 試乗中、シフトアップをするつもりが何度も間違ってシフトダウン方向へレバーを入れてしまいました。 コンピュータ制御で、オーバーレブしないように高回転域でのシフトダウンをしないようにはされているようですが、やはり運転していて少々気が散りました。 |