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地場産業
古代から開けた土地である香芝のまちには、古くからの伝統ある産業が今も息づいています。国内で高いシェアを誇る靴下・研磨材をはじめ、鋳物・染色・プラスチックなど、代々受け継がれたもの、また時代の流れを汲み取り、新しい産業として生まれ変わってきたもの、それらの産業をご紹介します。
靴 下
靴下
香芝市では、明治末期、農家の副業として靴下の生産が始まりました。戦後、ウーリーナイロンの開発が成功するや靴下産業は飛躍的な発展を遂げました。香芝市をはじめとする葛城地域は靴下の総合生産地としてソックス・タイツ・ストッキングのいずれも高い生産力と全国一のシェアを誇っています。
金 剛 砂
研磨布紙
磨布
二上山ではガーネットの名で知られる金剛砂(ざくろ石)が古くから産出されていました。天平の頃にはこの金剛砂を用いて勾玉を磨いたという記録もあります。明治初期には金剛砂から研磨布紙が作られました。現在では需要に応じて様々な形態の研磨紙が作られ、海外にも需要が広がっています。また、金剛砂の輝きを生かした「ふたかみ窯」という焼物も開発されています。
鋳 物
鋳物
奈良時代に中国から渡来した鋳物師達は、日本に仏像・釣鐘等の製造技術をもたらしました。奈良の大仏をはじめ、武器・祭器等を鋳造したのが奈良の鋳物業の始まりです。その後、鍋・釜・くわなどが主に生産され、現在では産業機械や工作機械の部材等の生産が精力的に続けられています。
プラスチック
弁当箱
昭和20年代後半、プラスチックの出現で、文房具や歯ブラシ等の製造業者が業種転換していったことに始まり、昭和40年代以降、家電用部品や自動車部品、日用雑貨の生産によって飛躍的に発展しました。プラスチックは今や日常生活に不可欠な素材となり、香芝市の製造業者は日用品のほか、レトルト食品や保存容器などの幅広い分野にその技術と製品を供給しています。


観 光
屯鶴峯 屯鶴峯(どんづるぼう)

凝灰岩の奇勝(県指定天然記念物)
数千年前に噴火した二上山の火砕流が水底に堆積し、後の地殻変動や風水による侵食作用で現在の姿になった。
その名は、白い岩肌が鶴の羽のように見えることに由来する。


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