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〒520-2552 滋賀県蒲生郡竜王町小口1658-1
骨を丈夫にするために、日頃から適切な食事と運動をすることが大切です。また、骨粗しょう症は自覚症状がないまま進行するので、定期的な検診を受けることも大切です。特に閉経後の女性は骨密度の検査をして、骨折の危険性を把握して下さい。当院では、腰椎と大腿骨の骨密度を測定できる設備(DXA 左写真)を完備しています。ぜひ、ご利用下さい。
検査結果はA4サイズの用紙にグラフや写真を用いて印刷し、各患者さんへお渡ししています。
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閉経や加齢、あるいはカルシウム不足や運動不足が原因で骨がもろくなり、骨折しやすくなる病気です。現在、日本の骨粗しょう症患者は約1,100万人といわれていますが、治療を受けているのはわずか15〜20%です。骨粗しょう症患者は、年齢とともに増加し、患者さんの8割は更年期以降の女性です。60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が骨粗しょう症に悩まされています。
初期症状は少なく、気が付かないうちに少しずつ症状が進行します。つまり”自覚症状がないうちに骨折の危険性が高まっている”ということです。そして、「背が縮んだように感じる」「背中や腰が曲がってきた」「腰や背中が痛む」などの症状が出はじめ、重度になると、軽く転んだだけで骨折します。とくに「背骨」「手首」「肩の付け根の骨」の骨折が多く、「太ももの付け根の骨(大腿骨頸部)」が折れると歩行が困難になります。
少しでも骨粗しょう症の疑いを持たれたら、骨密度検査を受けて下さい。検査は痛みがなく短時間で終わる簡単なものです。この検査で骨密度が若年成人(20歳〜44歳)平均値の70%未満の場合は「骨粗しょう症」と診断されます。
食事療法と運動療法が基本で、診断によっては薬物療法を行います。治療薬には骨の量を増加・活性化させ、骨を丈夫にして骨折を減らす働きのあるものを使います。
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