精進料理

2023年

11月の献立

御飯 大根のきのこ餡掛け 八杯汁
御飯 大根のきのこ餡掛け 八杯汁

八杯汁とは、東北地方の仏事で食される精進料理で、
美味しくて八杯おかわりしてしまうと
言われております。
生姜の風味が広がり、体が温まります。


「大根のきのこ餡掛け」
大根のきのこ餡掛け


柔らかく煮た大根に舞茸の餡を加えました。
舞茸は特有の香りがあって、さらに旨味も広がります。



10月の献立

炊き込みご飯 高野豆腐とひじきの煮物 清汁
炊き込みご飯 高野豆腐とひじきの煮物 清汁

しめじを使い炊き込みご飯を作りました。
しめじはサクサクとした食感があり、
味に深みが増します。


「高野豆腐とひじきの煮物」
高野豆腐とひじきの煮物

柔らかく煮込みました高野豆腐と
ひじきに煮汁が良く染み込み、
味わい深く仕上がりました。



9月の献立

御飯 秋野菜の炊き合わせ 月見汁
御飯 秋野菜の炊き合わせ 月見汁

月に見立てたさつま芋に、団子を添えました。
さつま芋の甘味がふんわり広がります。

「秋野菜の炊き合わせ」
秋野菜の炊き合わせ

冬瓜と秋茄子の素材が生きるように、
炊き合わせました。
味噌を添えますと、旨味が一層引き立ちます。



8月の献立


御飯 豆腐の冷やし餡かけ 養老汁
御飯 豆腐の冷やし餡かけ 養老汁

養老汁とは、山芋を使った汁物をいいます。
山芋は滋養に富み、体を労ってくれます。


「豆腐の冷やし餡かけ」
豆腐の冷やし餡かけ


焼いた豆腐に冷やした餡をかけました。
口当たりお良く、冷たい餡が心地よい一品です。



7月の献立


御飯 揚げなすのみぞれ和え 冬瓜の清汁
御飯 揚げなすのみぞれ和え 冬瓜の清汁


汁物は冬瓜を薄く切ったものを素麺と合わせました。
のど越しもよく、体にスーっと入ります。


「揚げなすのみぞれ和え」
揚げなすのみぞれ和え

揚げたなすを生姜、酢などを合わせた出汁に漬け込み、
冷やして仕上げました。
大根がアクセントになり食が進みます。



6月の献立

梅御飯 小松菜と切り干し大根の煮浸し 山芋の清汁
梅御飯 小松菜と切り干し大根の煮浸し 山芋の清汁


梅干しをお米と一緒に炊きました。
爽やかな酸味と塩味で、
いい塩梅の御飯に仕上がりました。


「小松菜と切り干し大根の煮浸し」
小松菜と切り干し大根の煮浸し

精進出汁をじっくり染み込ませますと、
野菜の旨味が広がり、
奥深い味わいになります。


5月の献立

御飯 旬野菜の炊き合わせ 胡麻豆腐の清汁
御飯 旬野菜の炊き合わせ 胡麻豆腐の清汁


胡麻豆腐は弘法大師が、中国より持ち帰ったと
されています。
胡麻のコクが汁物に良く合います。


「旬野菜の炊き合わせ」
旬野菜の炊き合わせ

焼きなす、南瓜、厚揚げを炊き合わせますと、
素材の甘味や風味が引き出されます。



4月の献立

筍御飯 千切り大根のかき揚げ 新玉ねぎの清汁
筍御飯 千切り大根のかき揚げ 新玉ねぎの清汁

旬の筍御飯は、上品な苦みが春の訪れを
感じさせてくれます。


「千切り大根のかき揚げ」
千切り大根のかき揚げ


味がしみ込んだ千切り大根のかき揚げは、
大根の自然な甘味が油との相性も良く、
サックリと頂けます。



3月の献立

御飯 豆腐とひじきのしんじょう うどの清汁
御飯 豆腐とひじきのしんじょう うどの清汁

うどは食感も良く香りが広がり、
春を感じさせて頂けます。


「豆腐とひじきのしんじょう」
豆腐とひじきのしんじょう

豆腐本来の旨味が口一杯に広がり、
ホロホロと溶けます。



2月の献立

御飯 小松菜と高野の煮浸し けんちん汁
御飯 小松菜と高野の煮浸し けんちん汁

けんちん汁は建長寺の修行僧が作ったことが
語源と言われています。
根菜や里芋の旨味が出て、とても体が温まります。


「小松菜と高野の煮浸し」
小松菜と高野の煮浸し

旬の小松菜は色鮮やかで食感が良く、
出汁を含んだ高野と合わせると、
より美味しく頂けます。



1月の献立

御飯 山芋の味噌田楽 大根餅の清汁
御飯 山芋の味噌田楽 大根餅の清汁

大根餅で清汁を作りました。
大根のふわふわ感と焼いた風味が相まって、
とても美味しく頂けます。

「山芋の味噌田楽」

山芋の味噌田楽

山芋のホクホクした食感と味噌は相性も良く
体が温まります。



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