平成12年度法話
  ここでは当道場で勉強させて頂いております
  法話をご紹介致します。

  (H12.1/4掲載)
人即ち仏なり
信仰とは、自分を磨く事であります。
お釈迦様もキリストも天照大神も、全て仏様神様は皆、
人間を本当に救って幸せにしてやりたいと、
いろいろな方法でお教え下さいましたが、要は皆一つであります。

それは、人間が本当に幸せに成る為には、
心を磨いて自分の間違いに早く気が付き、

正しい生活に入る事であると、お悟し下さっているのであります。

その為の方法として、色々な方便を説かれ、
真実に通じる様にと御心を配られたのであります。


それで、神様や仏様には色々と
人間を救うための
お役目がありまして,観音様はこの娑婆世界の
人間をお救い下さるお役目の仏様であります。


私共は観音様におすがりして自分の過ちを正して頂き、
直す道を教えて頂く先生であり、又、慈母でもある訳であります。

只一心に祈り奉りて観音様のお慈悲にすがり奉り、
御心に叶う者と成る様に心を磨いていくところに、
次第に自分の間違ったところも分り、

真の幸せとは何であるのかも悟る事が出来る様になりまして、
人間本来の有り方、真実の姿とはこれであると
教え諭されている

「般若心経」の真髄に目覚め得た時は即ち、
人は皆この姿のままで神であり、仏であり得るのであります。

これが即ち、密教本願の即身成仏であります。

合掌

法話集


TOP