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汝等一同の者よ、汝等それぞれ一人ひとり自らの幸せを願わざる者、
一名としてなし。 されど幸せになるべき道、いかに切り開くやを、
真に悟り得ざる者あまたなり。
時既に遅しの感あり。
汝等耳を澄ませて魂に打ち込みて、よっく承るべし。
過去無量劫より積み重ね来たりし罪業の滅除とは、今世に徳を積むことによりて、
消滅なさしめ給わるるなり。さればその徳を積むとはいかに。
まず自らを省みずして、 即ち己れを捨てて人を救うことなり。
一名を救いたれば、己が過去世の罪一つ許さるると思うがよし。
二名を救いていささかに現世の徳と記さるるなり。
かくて人を救いて己が身の罪業消滅とともに、今世の徳を積みゆくことこそ、
その徳だけの幸せが己が身に返さるるものなり。
さればその徳を積むにつきての最大の功徳とは、人の魂を救うことなり。
汝等は肉体のみを頭におきて、物質界においての幸不幸のみ考うるが故に、
真の徳とはいずくにありやをも悟り得ざるものなり。
未来永劫の徳とはその魂の光なり。己が魂の光とは、人より受くる感謝、
その感謝をもって仏より賜るところの罪業消滅によりて、
初めて真の光となりて現るるなり。
汝等よ、時既に遅きの感あるをしかと刻みて、我が国にも起こりたる雲仙のためし、
また北の国のためしなど、その人々の苦痛と悲嘆、果ては命を失いて、
いずこの果てに行くやをも深く考えみるとき、他人事にはあらず、
この日本列島の危機まさに世界とともに迫りあるぞや。いつ何時このためしをもって、
我が身に襲いかかるやも計り知られざるただ今の世相なり。
汝等よ、速やかに徳を積みて、己が罪業許さるるをば図るべし。
我が身を捨てて人を救わん決定にこそ、知らずしらずに重ね来たりし罪業の、
薄紙を剥ぐがごとくに消されゆくなり。
罪業消滅の後の真我とは、常々申すがごとく神そのもの、
仏そのものの燦然たる我なるぞや。
汝等よ、汚れにけがれ、汚れによごれて真の己れをも見失いたる現状、
いかにも悔しき限りならずや。速やかに徳を積みて、自らの真我に目覚め得て、
この国土、否、娑婆全世界救わねば、生きる価値なきただ今の人生なるぞや。
肉体はたとえ失うとも、中に潜める真実の己れとは、未来永劫生き続け、
地獄の果てに落つるやも計り知られざる命なるぞや。
未来永劫の幸せを真に願わば、一時を惜しみて、まず今世に徳を積むことのみなり。
速やかに目覚めよ。速やかに行えよ。速やかに奮起なすことこそ、
今際の瀬戸に間に合わざれば相ならぬ、唯一の救いなるぞや。
合掌
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