|
汝等一同の者よ、今夕は因縁につきて、汝等思いも及ばざる、
その絡みからみし、現世と霊界との有り様を申し聞かすべし。
人はこの世一代の肉体をもって、全てなりなどと思うが故に、
今世の運命それぞれに違えるを、その原因も分からざるなり。
ここに照真正道会と申す一寺院建立いたせしは、ただ偶然のことにはあらず。
また光照が敢えてなしたるものにもあらず。過去世よりかくなるものと、
とく定まりてのことなり。されば汝等、照真正道会と申す正法に縁結ばるる者、
また結ばれても立ち去りて離れ行く者、結ばれんとして容易に結ばれ得ざる者、
それぞれにみな、この 一つの縁につきても、現世の在り方違うものなり。
何故なれば、みな過去よりまつわるそれぞれの、
心ごころの在り方によるところなればなり。ここに照真正道会といたして、
光照が身をもって観世音の代役を務めるさせ頂くること、汝等もまた、
世に得難き縁なりとは悟り得ざるが、これまた過去より連なりし師弟の縁なり。
過去における師弟の縁、また肉親といたして結びたる縁、
それぞれ深き結び付きのありたればこそ、その魂の見えざる糸に引かるるがごとく、
知らずしらずに寄せられたるものにあれども、また短き縁、長き縁、
また未来永劫に連なりゆく縁、それぞれにまた違えるものなり。
ここに光照一名といたしても、過去よりなさねばならざる大役ありたればこそ、
生まれ変わり、生まれ変わり、幾度輪廻いたし来て、
ようようここまでたどり参りたるものにありて、その度ごとに現世に出でて、
様々なる縁をもって結び得たるが故に、ここに本願の序につきたるところに、
一同ようよう会したるものにあり。
されど縁薄き者、またこれにて離れ行く者あまたなり。
また光照が行く先ほのかに見ゆれども、現世においては悟り得ざるが、
霊界より眺め見る時、いかにもして現世に一目会いたしと、
急ぎ出生いたす者ども、またあまたなり。
愛しき者と、ひとしおに愛でらるる幼子の縁、深き仏縁あればこそにして、
やがてこの世を去らんといたす光照が齢、ようように悟り得て、
一目なりとも相見んとて、出で参るものなり。
やがてこれらの幼き者ども、過去に縁結ばれて、またこんこんと諭され、
導かれ、己が本願いずくにあるやを悟り得たる魂の、
今世にせめて一目なりとも相見んとして、急ぎ出生いたし参る者ども、
過去より深き縁あればこそにして、
師の後必ず慕い参りて本願達成いたすべき決定をもって、
ここ照真正道会に深き縁結ばるるなり。
汝等よ、いとも稀なるめでたき縁と申すものは、必ず成仏いたさばやと、
固き決定固めて、幾世々にわたりて、この師御一人、
必ず従い恭順いたすべしと心に定めて、幾世々を、
現世に共に慕いつつ慕われつつ、導かれ、導き参りし深き縁は、
これら幼き者どものやがて成長いたせし暁において、ここ照真正道会、
燦然と輝きわたらしむるの実状をもって、証明いたさるるものにあり。
かくてまた今世に到達いたせし段階終わりなば、
またしても我が師やいずくと慕いつつ、光照が居場所、慕いて出生いたし、
その後に続きて修行の段階を登り得て、ついに本願に到達いたすまで、
必ず離れじと魂に刻みたる者ども、いかなることのあらんとも、
絶対不離なる仲なるぞや。去る者は日々にうとしと申すなり。
仏縁浅き者どもは、霊界に至り、また現世にありとも、遠く環境の違いなば、
心より離れ、過去世に固く決定いたせし成仏道をも忘れゆくなり。
さればこそ汝等もまた、生涯を堵して照真正道会に我が命尽くして、
成仏道達成いたさばやと決定いたさねば、いつ何時悪魔のいざないに負け、
深き仏縁、自らに断ち切るがごとき因縁現るるも、また難からざる現世なり。
人はみなかく生まれ変わり、生まれ変わり、幾度輪廻いたさんも、
必ずこの師離すまじくと固き決定をもって、
一心に正道見つめ、
師をもって我が道しるべなりと精進いたすところにこそ、
生まれ変わり生まれ変わりするたびに、つぎつぎと高き階段登りゆき、
ついに到達いたすものなり。
汝等よ、現世にあまたの教えありとも、身をもって正法を行じ、
身をもって示し賜る師と申す御方は稀なり。
汝等が師、光照とは現世における弘法大師の御修行をば手引きといたし、
一心に祈り奉りて、本願達成いたさせ給えと祈り奉るは唯一の観世音なり。
汝等が目標は、ついに仏となるべき本願にあれども、幼くして、道分からざればこそ、
この道しるべ、唯一の灯火なりと、必ず離すまじき決定にこそ、幾度輪廻いたす時、
幾段階をば登りゆくぞや。心にややともいたすなら、疑惑も生じ、嫌悪も生じ、
また怠惰の心に負かされて、離れんとなす弱き心もむべなれども、
いかなることのあらんとも、必ず己が魂、打ちたたきて、
これにてならずと戒めいましめ、道しるべたる光照の後、見失わざる修行にこそ、
余は厳然と迎え待つものにあり。
汝等よ、光照の命もはやいくばくもなけれども、
せめて今世に一目なりとも会わんとて、出で参る幼き無心の赤子ども、
その魂の決定の固きこと、汝等が眼にも次第しだいに映りゆくなり。
再び相見んとて、霊界より急ぎ参る者どもあれば、
汝等よ、今世に相会う日々をこそ、いとも大切にして、
未来永劫離れまじとの固き決定をもって仕えゆくなれば、
死しての後の霊界にても、また光照の迎え受くることを得べし。
来世にまた生まれ合わせて、共に修行の一座にも、縁結ばれゆかんは必定なり。
ただただその魂の、 一心もって再び離れ難き師なりと、固き決定ありてこその、
未来永劫到達なしゆく仏道なるぞや。前世に固く心に定めて出で来たればこそ、
今世にかく相会いて、ともに睦び、共に修行なし得る幸せ、
まさにしみじみ感じ得るなれば、未来永劫離すまじきこの決定に、
死しても生きてもただ一念は通じゆくなること、
しかと信じて本願は仏座なりとの決定絶対離しくるるなよ。
合掌 |


|
|