平成14年度法話
  ここでは当道場で観音様より賜りました
  お言葉を掲載致します。

  今回は、光照先生の霊夢によるお諭しを
  掲載致します。

  (H14.7/1掲載)
三個の銀玉

夢幻に何方か分からないが、
銀紙で包んだ丸いボールの様な物を、枕元に置いたので、
何でしょうと開けてみると、愛の包みである。

『大愛』は無限の智慧と無量の威力である。

と仰せられて、中に三個の銀玉が有った。
そこで、ハッとして悟らせられた。

即ち、大慈大悲の心とは、無限の智慧と無量の威力を、
現わすものであると。

人は愛に目覚め、愛の心を深く大きくする為に現世に在りて、
大愛を育てゆく修行の深まるに連れて、
次第次第に、悟りの智慧が備わり、何物にも負けず、
何事をも成し遂げ得る無尽蔵の力が、備わってくるものである。

愛とは、至上の幸福である。
一切空中、無尽蔵の智慧と力と共に在りて、
神仏とは即ち、至上の威力と、無限の智慧そのものにましまして、
人はそこに到達する為の今世である。

現世物質界の人間間の知識や、地位や、財宝など、
取るにも足らざる微々たるものである。


三個とは、自分と智慧と力と一体となりて、
大慈大悲そのもの、即ち仏と成るのであるけれども、
今は別々にして、自分と個々に分かれているのを修行して一体となれば、
この包み、即ち我、仏成りと申さるる処なり。

即ち、大宇宙→銀紙の包み に包含されている無限の智慧と
無量の威力と我と、渾然一体と融合された時、
始めて我は仏なり、との意なり。

 合掌

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