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希望の光とは、生命の素である。
いかなる場合でも、この光ある限りは救わるるのである。
命の瀬戸に立ちて、今まさに死のふちにのぞまんとなす時、
人は希望の光によりてこそ、蘇生出来得るものである。
何故ならば、そは力であり、勇気であり、生きる喜びであるからである。
つまり希望の光とは、偉大なる神仏の慈悲であり、
愛であり、導きであるわけである。
人が現世に生くる為に、絶対必要なる根源である故、
この光を見失いたる時、人は生くる甲斐なき闇黒となるのである。
生命の泉こんこんと湧き出づる時、人は生き生きと喜びに満ち満ちて、
なすべきを悟り、果たしゆかねばと、勇気あふるる人生となり得るものなり。
そは魂の渇望であり、生くる目的であり、進歩向上への常精進となるからである。
人間生きて甲斐ある人生とは、この希望の光を見つめて進みゆきてこそなり。

人類と世界の平和を祈らんとなす志、人間最高の光にして最大の慈悲心なり。
一心こめて願わくば、達成なさしめ給えと日々に必死に祈りてこそ、
成し遂げ得らるるものなり。
成し遂げし後、終生を通じて生くる希望の光、
しかと腹にすえて刻み得らるるものなり。
これぞまさに、人、神に還る道なり。
合掌 |

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