平成21年度法話
   ここでは当道場で観音様より賜りました
   お言葉を掲載致します。

   (H21.9/1掲載)
天地の論理

天地の論理をわきまえて踏み誤らざる事、
是れ人間本来の使命なり。

人、人に在らざるが故に、世上混沌として、
天怒り地狂うなり。

人、安穏成らざる所以、皆自らの招きし故なり。

もともと天地自然とは、神そのものの姿なり。

人またその中に在りて、自然のままに生かさるるを、
無上の栄光となし、唯一の幸せと悟りてあれば、
天も地も不自然なる現象在るべき筈なし。

人間の悪念、さながら黒煙の如くに地上を覆うが故に、
明らか成らざる現象、即ち盲のごとき振舞いが、
道踏み誤りて身も心もずたずたに成りたる姿と現れし、この地球なり。

天の怒りは地球を覆う悪現象と成りて、
大空を悪魔の欲しいままに委ねて、空気も雨も人間の存在を脅かせ、
地の荒れ狂う様、火山の噴火となり、地震となり、津波となりて、

生命を奪い死の恐怖は、人々をして益々狂わしめ、
果て無き狂気に互いを犯し、命の尊さ忘れ果てたる有様が現世なり。

悪世末法の末とは、当に現在の事にして、
人、人心恐恐たる事、無限地獄の如し。

正法世に出でずんば、到底救われざる事、慨に明らかなれども、
狂える人心には、正法の何たるかを理解成し得ず。

理解成し得ざるが故に死の淵に望みて尚、盲の如し。

一人一人、踏み止まらせて懇懇と悟し、
目覚ましむより他に救うべき道なし。

正法
行者の難行苦行、当に是れなり。大使命なり。
世を救い人を救わん道、只一筋の菩薩道なり。

艱難をものともせずに敢然と立向かう雄雄しき信念、
培いてこそ成し得る業なり。
さればこそ、御仏必死に守り賜わる処なり。

観音自ら、地に下りて共に励まし、力づけ助けゆく処なり。

共に現世の悪と戦いて、かならず勝ちとらねばあい成らざる事、
よくよく決定致すべし。


 合掌


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