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一人一人の幸の積み重なりが基礎となる照真正道会とは、
人の幸を祈り、はかり、務めつくして、
各々行者の修行となす所である。
縁ありて結ばれし果報は必ず現わして、歓喜と感謝に満つる所、
照真正道会とは、即ち「光」あふるる幸の園である所なり。
大いなる愛と広き恵みに、幼な児の母を求むる心で、
聖師観世音菩薩に慕い寄る心の一つ一つに、
まんべんなく満ち足りた感謝の歓びを与えられる極楽浄土である。
寂光の光につつまれ、大愛の温かき衣に抱かれて、
一切の苦しみから逃れる事の出来得る幸とは、まさに至上の歓びである。
一人一人の真心に、一つ一つと答えられ、
必ず報いの現れる祈りの確かさに、通じて甲斐あるみ仏の在しますこと、
厳然と確認出来得る法の道、しっかと足を踏みしめて、
必ず上昇いたす所であり、例えどんなに因縁深き悩みに沈みても、
必ず浮かび上らるる救いの御手の待つ処、
此処照真正道会とは、只一心に真実をば極めつくして、
人の世に寂光浄土を作りゆく、神や仏の集いなり。
集い寄る一人一人の魂に光灯して、大いなる未来の希望植え付けて、
観音様を奉戴し喜びいさんで昇る道、
強き力に助けられ、深きお慈悲に包まれて、友皆互いにささえ合い、
励まし合いてむつまじく、輝く未来をめざしゆく、
いとも妙なる法の園こそ、まさに照真正道会なり。
それ故にこそ、千日の祈願を以て、一切衆生済度の念、
この地に切に染み込ましめて、娑婆浄土と成さんの祈願、
この土地より四方八方十方に広がり広がり、
一同の悲願、永遠に不滅の念となって、この土地に止まるものなり。
悪世末法の救世主といたしての現世出生の意義、
確固たる不滅の光となりて、ここに灯したる一点の光、
必ずや全世界に光輝く未来を築くものなり。
合掌 |


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