『かなくら山報』への寄稿1999
最終更新 

 金蔵寺住職として、記名または無記名で
「かなくら山報」に掲載したものです。
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彼岸会への誘い
『かなくら山報』第85号 1999/09/10

九月二十三日(木)

    九時  彼岸法会(本堂)
         勤行次第・経木供養
         御詠歌
    十時  柴燈壇護摩供(本堂)
         かなくら四国順拝法会
         柴燈大護摩供
   十二時 昼食(庫裡)

 彼岸法会の後、八十八ヶ所順拝も行います。ゆっくり回って、
大護摩にお参りくださいますようご案内申しあげます。

空海
『かなくら山報』第85号 1999/09/10


 次に掲げるのは、歌謡曲「空海」です。お大師さまのお心の一端がよく
表れていますので、よく味わってください。

   
空海   
         作詩 野本高平  作曲 桜田誠一
         編曲 鈴木英明  歌   天光軒満月

一  生きとし生ける ものはみな
    仏でなくて なんであろう
    こころ迷える 人びとを
    救いあげたい 慈悲の手に
    大日如来を 仰ぎつつ
    ああ 空海の 道はるか

二  僧衣(ころも)の袖が 風を切る
    大和の峯や 室戸岬(むろとざき)
    山河修行の その果てに
    訓(のこ)す真言(ことば)は ただひとつ
    この世の平和が 願いなり
    ああ 空海の 旅はるか

三  葉末(はずえ)の露が 生命(いのち)なら
    路傍(ろぼう)の石も 生命なり
    この身 高野(こうや)に帰るとも
    吾は人間界(うきよ)の 杖になる
    遍照金剛 とこしえに
    ああ 空海の 夢はるか   

金蔵寺ホームページ
『かなくら山報』第85号 1999/09/10

 すでに『かなくら山報』でもお知らせいたしましたように、金蔵寺では、
三月一日からホームページ『かなくらさんへようこそ!』をアップロードし
ております。
 内容は、寺の縁起・年間行事・月例行事・かなくら四国霊場・薬師如来・
阿弥陀如来・四国霊場順拝・四国順拝記・行事案内・弘法大師御生誕慶
讃法会・金剛講・参与会・かなくら山報・かなくら文芸・つれづれの記・かな
くら雑筆集・Web版つれづれの記・種々のリンク集などです。
 ホームページの資料としては、今までに発行してきた『かなくら山報』を
基礎に『加美仏教』や『加美っ子仏教』その他に寄稿してきた文章と、新
作のもの、写真などです。永久的に更新を続けますので、何度でもお立
ち寄りください。

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盂蘭盆の行事について
『かなくら山報』第84号 1999/08/01

 八月は盂蘭盆の月。金蔵寺では、今年も、棚経・檀家盆参り・施餓鬼を
次の日程で行わせていただきます。


八月  七日 棚経
   中町・西脇市・滝野町・小野市・神戸市

八月十一日 棚経
   的場横町より上(横町を含む)
   奥荒田全部

八月十二日 棚経
   的場横町より下

八月十三日 棚経
   寺内全部

八月十四日 盂蘭盆会
   午前八時・九時・十時の三回、本堂で『金蔵寺勤行次第』を使って
  お勤めをいたしますので、なるべくこの時刻に合わせてお参りください。

八月十八日 施餓鬼
   午前十時より本堂でお勤めをいたします。新精霊のあるなしにかかわ
  らず、ぜひお参りいただき、ご先祖様の供養をしていただきますよう
  ご案内申しあげます。
   経木供養をご希望の方は、折り込みの用紙でお申し込みください。
   なお、粗飯を準備させていただきます。

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慰霊祭・花祭りについて
『かなくら山報』第83号 1999/04/23


 
5月3日(月)祝日
    9時30分 慰霊祭
   10時30分 花祭り
   12時00分 昼食

 従来5月3日と4日に行っていました二つの法会を、壇信徒の方々の
要望もあり、総代会で協議の結果、今年から上記の日程で行うことに
なりました。
 したがいまして、慰霊祭では、供養を戦没者の御霊に限り、その他の
ご先祖の供養は花祭りで行いますので、そのおつもりでお参りください
ますようご案内申しあげます。
 また、花祭りは、ご承知のように、お釈迦さまのご誕生をお祝いする
行事ですので、花初めの方だけでなく、広くたくさんの方々にお参りい
ただきますようご案内申しあげます。
 なお、恒例の花御堂作りを、今年は5月2日(日)午後、本堂で行い
ます。当日朝摘んでいただいた春の花、(れんげ、ぼたん、たんぽぽ、
さつき等)を午前中に別院までご持参いただくか、午後、本堂まで
ご持参いただけたらと思います。
 連休初日の日曜日、こどもさんと一緒に、かなくらさん、へお越しく
ださい。   

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檀信徒の皆様へ
『かなくら山報』第81号 1999/01/15


 謹んで、寒中お見舞い申しあげます。昨年はいろいろとお世話になり
ありがとうございました。とりわけ、「かなくら四国」霊場建立に際しまし
ては、多大のご協力をいただきました。衷心より感謝申しあげますとと
もに、本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。
 さて、来る、4月11日(日)、結衆弘法大師降誕会が金蔵寺にて厳修
される運びとなりました。この法会は、一般に「お大師さん迎え」または
「お大師さん送り」の名で親しまれており、多可郡真言宗寺院9か寺で
毎年稚児大師の御尊像をお送りし、お迎えする大法会です。
 金蔵寺が初めてお大師さまをお迎えしたのは、昭和5年4月27日で
した。以来、昭和14年、昭和25年、昭和36年、昭和46年、昭和56
年、平成2年と続き、今回は8回目となります。
 4月11日、阿弥陀寺様よりお迎えいたしますが、寺内神宮寺より的
場蓮華寺を経て、山上へ登り、金蔵寺本堂にて午前中慶讃法会、午後
は法話、続いて清興となっております。
 詳細は、次号以降でお知らせいたしますので、一人でも多くお参りいた
だき、このまたとない勝縁にお会いされますようご案内申しあげます。  

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お稚児さん募集!
『かなくら山報』第81号 1999/01/15


 4月11日の「お大師さん迎え」の日に、稚児行列を行うことになりました。
 お稚児参りとは、幼い子供を天界の童子童女の姿に装わして一日仏の
子としてお仕えすることによって仏様のご加護をいただきますよう願うもの
です。
 幼い時に仏縁を結ぶのは非常に良いことと思います。また、稚児に参加
した子供は一生息災に暮らすことができるとも言われています。子供さん
の一生の思い出となることでしょう。
 お大師さん迎えで稚児行列をするのは金蔵寺としては初めての試みで
す。当日の日程その他につきましては、諸般の事情を考慮して、慎重に
検討した結果、下記の要領で行うことになりました。
 壇信徒の皆様におかれましては、諸般の事情をご賢察いただき、何とぞ
9年ぶりの法会に花を添えていただきますようお願い申しあげます。
                 記
日 時  4月11日(日)午前8時 的場旧公会堂跡集合
行 列  的場旧公会堂跡から蓮華寺まで
お授け  蓮華寺にて洒水加持とお話
費 用  五千円(貸衣装代、おやつ、記念写真、記念品を含む)
申込み  「申込書」に記入の上、申込金五千円を添えて寺まで申しこんで
      ください。なお、「申込書」は、金蔵寺別院にあります。
申込締切 第一次締切を2月末日としますが、その後も随時受けつけま
      す。

 当日、お稚児さんは山上まで登りませんので、法会の前後の適当な日に
山上で記念植樹をしていただきます。
 その他ご不明の点がございましたら、金蔵寺までお問い合わせください。   

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