CDラインアンプ

 

基盤(部品面、半田面) ケース内部

 

CDの音が生々しくなった。やや刺激的な感じもするがこれが本来のCDの音なのだろう。

VRを最小位置にしても音量が絞りきれないのはしょうがないが、夜聞くにはちょっと大きい。

 

入力アッテネータ抵抗の5.1kを2.9k (=5.1k//6.8k)にしたがもう少し落としても良い。

 

2005123日】

2Way用チャンネルフィルタを内臓した。-6dB/oct特性の CR型でクロスオーバfC

  fC=160/CR=160/(2670[pF]×0.015[MΩ])=4kHz

Cには双信QSタイプを試用。VR(コスモス24Φ) Hi-ch側のアッテネータ調整用。

 

2006813日】

MJ9月号の記事により反転入力型に変更した。VRは100kΩなので記事指定どおりとなる。

入力ショート状態で出力を確認したがほとんどゼロなのでオフセット調整せず。

位相補正は270pFのまま。こんな簡単な改造で音量調整がゼロまで絞れるようになり、格段に

使いやすくなった。問題の音は、やや響きが強くなった感じ。悪くないがすこし色つけされた音に聞こえる。

MJ9月号のN-type回路図によると位相補正は510pFになっている。ここを大き目にすると滑らかでまろやかな音になる

と書かれてあるので、270pFでは不足ということか。

 

200610月1日】

よい音がわからなくなった。どうもサ行が耳につく。非反転入力に戻した。ついでに入力アッテネータ抵抗を2.9kから1kにしたが、VR最小にしてもそれほど絞れない。
あるhpを参照してVRのリードをツイストしたらサ行がおとなしくなった。ついでに、初段定電流の2SC17752SC1400に変更したら効果絶大。最初はエネルギー感にかける印象はあったが、ホールトーンがよく出るようになった。ソロVnの音も硬くならずに滑らかに聞こえる。じっくり聞ける音に近づいた。良い音楽を聞き分けるのは脳の働きだ。しかし気持ちよく聞こえる音に一歩でも近づけることが必要だ。それにしてもTrひとつでこんなに音が変わるのはどうしてだろう。

200812月29日】
MCイコライザアンプの出力を受けるために改造した。CD入力は反転アンプのままだが、MC入力は非反転アンプとする。MC入力には100Ω(スケルトン)と0.1μF(双信QS)を通す。
 

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