上海旅行 2日目 2007.2.28

 

   

新幹線が8時半だったので、6時半に起き、7時からバイキングの朝食をとりました。写真はホテルから撮った朝の風景。太極拳をしている人もいます。400ミリ望遠で撮りました。我が家はホテルの朝食バイキングが大好きで、上海ガーデンの朝食もたいへんおいしくいただきました。部屋は27階。エグゼクティブフロアーにアップグレードしてくれました。なかなかの眺めでした。ホテルのすぐそば、地下鉄2号線の陜西南路駅から地下鉄で上海南駅に向かいました。発車の30分前には着くことができました。中国では列車ごとに待合室が指定されており、軟座と硬座によっても違います。グリーン車のつもりで軟座を買いましたが、実は1等軟座と2等軟座がありました。知らずに2等軟座を買っていました。そういえば切符を買うときに駅員が何やら行っていましたが「わからない」態度をとると紙に「全列軟座」と書いてくれたのでうなづいたのでした。すこししてホームへのゲートが開きました。日本の700系そっくりの列車が入っていました。みんな記念写真をとっていました。座席は2-3列で、座席番号も連続していましたが、席はみごとに前後左右に分かれていました。さすが中国。でもほぼ満席でしたから前日に買っておいてよかったと思います。杭州まで90分。ノンストップでした。距離にすると200キロぐらい。新大阪-名古屋ぐらいですからこれで44元、660円は激安です。1等でも50元。

 

 さて、杭州駅に着きますが、すさまじい人。迷子にならないように気をつけて改札を通りました。切符は回収されませんでした。すさまじい客引きを無視しながらタクシー乗り場を探しますが見つかりません。やっとタクシーを見つけても「六和塔」という紙を見せると手を振ります。乗車拒否なのでしょうか。結構な距離があると思いますが。一人の客引きとついに交渉に入りました。六和塔まで60元というので40元に値切り、さらに目的地を聞くので「中山公園」を示しました。ここで唯一日本で借りてきた通訳をしてくれる携帯電話を使いました。しかしあまり使い勝手がよくありません。100元と言ってきたので80元と値切ると交渉は決裂しました。でもよかったです。この後少し歩いて流しのタクシーを拾うと19元で六和塔に連れていってくれました。筆談で塔に登るチケットも購入し入りました。六和塔は8角形の塔で高さ60メートル1000年以上前に建てられた。現在のものでも800年以上。眺めはなかなかのものでした。

 

 

 さて、それからタクシーで中山公園のレストラン「楼外楼」で昼食。杭州名物の東坡肉(トンポーロー)や叫化童鶏(ジャオホアトンジー)というかしわの蒸し焼き料理をおいしく頂きました。本場の東坡肉はとろけるおいしさでした。

  

 さて、ここからが失敗でした。西湖の西岸を歩いて散策しようとしたのですが、距離が長すぎたのと天気が良すぎて(最高気温28度)バテバテ。途中を観光船でショートカットしようと思いましたが、観光船のシステムがよくわからないのでパス。歩き通しました。喫茶店で少し休憩し、タクシーで杭州駅に戻りました。人でごったがえしていました。

 

 

  

ホームに通常の車両が停っていました。硬臥車と硬座車の内部を見ました。まあこんなものでしょう。

  

 途中で20分ほど立ち往生。車内放送もありましたが、わかりません。到着が遅れた分、夕食時間がなく、ローソンでおにぎりを買って上海雑技の劇場で食べました。なかなかおいしいおにぎりでした。さて、この、雑技ですが、雲峰劇院という三大劇場の一角。昨日、ガイドさんが手配してくださったチケット。1人280元だから結構な値段ではありますが、まずまず観やすい席(前から10列ぐらい)で雑技の内容も仰天ものです。フィギュアスケートのトリプルアクセルなんてどってことないなと思えるほどです。ただ、終わってからDVDを買ってしまいましたがリージョンが違うことに気づき、返品を申し出ましたが、何のかんの言って応じてもらえませんでした。100元…。

 

さて、きちんと夕食をとろうと豊裕という店までタクシーで向かいましたが、勘違いして他の豊裕に行ってしまいました。あきらめてコンビニでラーメンを買いましたが、帰りがけに発見し食べることが出来ました。でも自慢の小籠包は売りきれ。ラーメンや水餃子が絶品でした。感動したのはその値段。4人で22元。330円でした。

 

 

  ホームへ 3日目へ