平成14年5月9日
ヤア!ヤア!ヤア!FZRがやってきた!(古いネタだ






イントロダクション
そもそも、なぜKATAHOがFZRに乗ることになったのか?というと、とある日の会社での会話が発端となっている。
時は折りしも平成不況の真っ只中。いや、ほんま不景気です。
KATAHO:「あーあ、給料下がる一方やし、今回の交通費分でバイク買った方が安くつくなぁ」

同僚A:「俺、125のスクーターで通ってんで」

KATAHO:「え?なんぼしたん?」

同僚A:「込み込みで13−4万かなぁ」

KATAHO:「なんとか買えるなぁ・・・。ええなぁ、買おうかなぁ」

同僚B:「私、5年くらい乗ってないやつありますけど」

KATAHO:「え?マジ?」

同僚B:「気に入って買ったやつなんで、あげるってわけにはいきませんけど、乗ってもらえるなら・・・」

KATAHO:「でも、コケて壊したらどないすんの?」

同僚B:「そのときはそれであきらめもつきますから、いいですよ」

KATAHO:「その話、乗った!・・・ところで、バイク何?」

同僚B:「丸目最終型のFZRです」
とまぁ、こういうわけで、KATAHOのところに丁稚奉公に出ることになった同僚Bの3LNである。
そしてやってきた3LN(FZR)
会社の軽トラを拝借し、同僚Bの家から持ってきた3LN1。

ぱっと見、放置していた5年の歳月は感じさせない状態。

それもそのはず、シャッター付きのガレージ内に置いてあったのだ。

5年も放置していれば、当然サビもすごいのだろうし、まともに動かないんだろうなぁ、と予想していただけに、ちょっと拍子抜けである。
外見。今すぐにでも走り出せそうな感じである。
が、当然のことながらエンジンはまったくか
からないし、セルも回らない。
オドメーターは15,166km。
3LN1は、1989年の1年間しか製造されていないため、都合13年間にも及ぶ月日が流れているというのに少ない。
・・・もちろんバイクとして考えれば、決して少ないとはいえないだろうが。

フロントブレーキマスターを開けてみた。

・・・見事に、粉吹いちゃってます(笑)。
あかんわ、こりゃ。
パッキンを取ってみた。
フルードは完全に変色。

より密閉性の低いリヤブレーキマスタは、さらにすごいことに。
白いものがプカプカ浮いていて、おそらく入り込んだ水分。
これじゃ、まともにブレーキは効きませんな。
キャブからは、ご覧のとおりガソリンが漏れていた。
放置が原因なのかその前からなのかは、今となっては不明。