五大炎症徴候・・・古くからケルススの四徴といわれる。 | |
発赤(赤くなる) | |
発熱(熱が出る) | |
疼痛(痛い) | |
腫脹(腫れる) | |
これれにガレノスが提唱した | 機能障害(動かせないなど) |
を加えて炎症の五大徴候という。 |
炎症の原因 |
生物学的因子 | 細菌,真菌,ウイルス,原虫,寄生虫など生物による感染原因となるもの。 |
物理的因子 | いわゆる外力,電気,紫外線,放射線,また熱傷や凍傷も原因となる。ある一定以上の刺激が炎症の原因となる. |
化学的因子 | 化学物質(薬剤含む)による障害であり,重金属や有機溶剤による中毒,酸・アルカリによる腐食などが含まれる. |
炎症の種類 |
急性炎症 | 経過がすみやかで早期に終息する炎症を急性炎症という。 |
慢性炎症 | 組織障害が長期にわたる場合,原因となる原因がなかなか処理されない場合に炎症は長引き慢性炎症となる。 |
炎症の行方 |
アポトーシス | アポトーシスになると,細胞膜は無傷のまま,細胞の大きさが小さくなる。 |
ネクローシス | 細胞は傷をつけられると膜に穴が空く。この細胞の行方はネクローシスとよばれる。 |
死んだ細胞の行方 | マクロファージに取り込まれ,いくつかの過程を経てやがて消化される。 |
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